Table of Contents
【トヨタGRヤリス】筑波サーキットで日産GTRニスモに勝利
あわせて読みたい記事:【間寛平】愛車R34日産スカイラインGT-Rのカスタムスペック
あわせて読みたい記事:【田村亮】愛車のスターレットEP71ロンドンブーツ1号2号仕様
あわせて読みたい記事:【橋本甜歌(てんちむ)の愛車】FD3S型RX-7イニシャルD高橋啓介仕様
コンパクトホットハッチモデルの中でも最もパフォーマンスが優れているモデルが「トヨタ・GRヤリス」シリーズ。最新モデルでは限定生産ではあるものの、1600ccターボエンジンでありながら最高出力が約300psのモデルが登場。さらに話題となっているのが、筑波サーキットにおいてタイムアタックしたところスーパースポーツモデルの「日産・GTR」を上回るタイムを計測したというもの。そこで今回は、「トヨタ・GRヤリス」に注目です。
「トヨタ・GRヤリス」:概要
あわせて読みたい記事:【相葉雅紀】愛車の旧車KP61型トヨタ・スターレットのスペック
世界のあらゆる道でも思い通りに操れ「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生した「GRヤリス」。「モータースポーツ用の車両を市販化する」、という逆転の発想で開発したトヨタ自動車初となるモデルとなっている。ラインアップは、新開発の小型軽量ハイパワー1.6L直列3気筒インタークーラーターボエンジンを搭載し、卓越した走行安定性、圧倒的な加速と気持ちの良いエンジン回転数の伸びを体感できる高出力モデル「RZ」、より限界性能を高めた「RZ ハイパフォーマンス」、「RZ」をベースに、走りに必要な装備以外を極力排除した競技ベース用の「RC」、1.5L直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載し、走りを気軽に楽しめる「RS」を設定。トランスミッションは、「RZ」、「RZ ハイパフォーマンス」、「RC」は6速マニュアルトランスミッションに「iMT」を採用。「RS」は発進用ギヤを追加し低速から高速域まで力強くダイレクトな走りを実現するDirect Shift‐CVTを採用し、マニュアル感覚の操作が楽しめる10速シーケンシャルシフトマチックのパドルシフトを装備。エクステリアは、リヤスポイラーへと効果的に風が当たるよう、ルーフ後端を下げたアッパーボディを専用開発。さらに、フロントのロアスポイラーやカナード機能を持つコーナー部、ルーフとクォーターピラーまわりを絞り込んだリヤの造形により、ダウンフォースを増大。車速を増すほどにボディが路面に押し付けられ、コーナリングスピードが高められる特性を実現している。安全装備は、進化した予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全グレードにメーカーパッケージオプション設定。その他、個々の安全技術やシステムをさらに連携させ、さまざまなシーンでドライバーを支援。
「トヨタ・GRヤリスRZ」:スペック/価格
- 新車価格:4,560,000円
- ボディタイプ:ハッチバック
- ドア数:3ドア
- 乗員定員:4名
- 型式:4BA-GXPA16
- 全長×全幅×全高:3995×1805×1455mm
- ホイールベース:2560mm
- トレッド前/後:1535/1565mm
- 室内長×室内幅×室内高:1880×1430×1175mm
- 車両重量:1280kg
- エンジン型式:G16E-GTS
- 最高出力:272ps(200kW)/6500rpm
- 最大トルク:37.7kg・m(370N・m)/3000~4600rpm
- エンジン種類:直列3気筒ICターボ
- 総排気量:1618cc
- 内径×行程:87.5mm×89.7mm
- 燃料タンク容量:50リットル
- WLTCモード燃費:13.6km/リットル
- ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
- サスペンション形式(前):ストラット式コイルスプリング
- サスペンション形式(後):ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
- ブレーキ形式(前):ベンチレーテッドディスク
- ブレーキ形式(後):ベンチレーテッドディスク
- タイヤサイズ(前):225/40ZR18
- タイヤサイズ(後):225/40ZR18
- 最小回転半径:5.3m
- 駆動方式:フルタイム4WD
- トランスミッション:6MT
- LSD:標準
「トヨタGRMNヤリス」:スペック/価格
- TOYOTA GAZOO Racingは2022年1月14日、「東京オートサロン2022」の会場において、高性能ハッチバック「トヨタGRMNヤリス」を発表。販売台数は500台限定。同日から2022年2月28日までウェブサイトで注文予約を受け付け、当選者には3月9日に連絡。同年の春ごろ商談・受注を行い、夏ごろにデリバリーを開始する見通しとなっている。「トヨタGRMNヤリス」は、既存モデル「GRヤリス」をベースに、モータースポーツで得られた知見を生かして軽量化とボディー剛性の強化を徹底追求し、「軽量スポーツ4WDの究極の姿を実現した」とうたわれるハイパフォーマンスモデル。制動力やコーナリング性能も向上しており、より安心して速く走れるクルマに進化させたとアピールされる。具体的には、1速~4速をクロスレシオ化しローファイナルギアとセットにしたトランスミッションを採用。耐久レースなどでの信頼性向上のため、1、3、4、5速とファイナルギアにSNCM材(ニッケルクロムモリブデン鋼鋼材)を使うとともにショット処理を実施。“ショックトルク強度”と“耐疲労強度”を大幅に向上させたという。エンジンのアウトプットについては、最高出力は272PS/6500rpmで「GRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”」と変わらず。最大トルクは20N・mアップの390N・m/3200-4000rpmとなっている。一方で、軽量高剛性なカーボン(綾織CFRP)製のエンジンフードやルーフ、リアスポイラーなどを装備。リアシートを撤去し乗車定員を2人とすることで、GRヤリスRZ“ハイパフォーマンス”に対して約20kgの軽量化を実現。また車体については、スポット溶接打点数を545点増加し、構造用接着材の塗布範囲を12m延長することで剛性を強化。ドライバーの操作によりダイレクトに応えることができるようになったという。これらのパフォーマンス強化に加え、GRMNヤリスには2つのサービス「アップデートプログラム」「パーソナライズプログラム」が用意される。レースごとのタイムリーなクルマの進化を実現するとともに、ドライバーに合わせたカスタマイズによりパフォーマンスを引き出す体験ができるようにし、レース車両と同様、ユーザーに「終わりのないクルマの進化」を提供するのがねらい。GRMNヤリスはベースグレードのほかに、スーパー耐久シリーズへの参戦経験をもとに走行性能を高めた“Circuit package(サーキットパッケージ)”が設定される。特別外板色の「マットスティール」(50台限定)が設定されるのも同モデルの特徴。さらに、全日本ラリー選手権の経験から開発されたパーツを装備する“Rally package(ラリーパッケージ)”もラインナップされる。各モデルの特別装備は以下の通り。
- 【GRMNヤリス“サーキットパッケージ”の主な特別装備】
- BBS製 GRMN専用18インチホイール、ビルシュタイン製 減衰力調整式ショックアブソーバー、カーボン(綾織CFRP)製リアスポイラー、サイドスカート、リップスポイラー
- 【GRMNヤリス“ラリーパッケージ”の主な特別装備】
- GRショックアブソーバー&ショートスタビリンクセット、GRアンダーガードセット、GRロールバー(サイドバー付き)
- 価格
- GRMNヤリス:731万7000円
- サーキットパッケージ:846万7000円
- ラリーパッケージ:837万8764円
「GRヤリス/筑波サーキットタイムアタック」
あわせて読みたい記事:【齋藤飛鳥】歴代彼氏や乃木坂46のMVに愛車として登場のR35
「トヨタ・GRヤリス」のタイムアタックが筑波サーキットで行われ、ラップタイム58:573を記録しています。これはセミスリックタイヤのADVAN A050を装着しているようですが、2019年モデルの「日産GT-Rニスモ」のラップタイム59:361よりも「トヨタ・GRヤリス」の方が0.788もタイムが速くなっていることが明らかになりました。
両車のポテンシャルを比較すると最高出力は「トヨタ・GRヤリス」は「日産・GTR」の約半分。しかし、車重では有利なのが「トヨタ・GRヤリス」。加えてセミスリックタイヤを使用すれば筑波サーキットでは「日産・GT-R NISMOで」も勝てると言う事が証明されています。
この記事へのコメントはありません。