【シビック・タイプR】シルバーストーンで最速タイム更新FF最強
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「ホンダ」の「シビック・タイプR」が、またまた「FF車の持つ」コースレコードを塗り替えたということが公表されています。これまでもフランスのマニ・クール・サーキット、ベルギーのスパ・フランコルシャンサーキットにて記録を樹立して来ましたが、今回、イギリスのシルバーストーン・サーキットでの記録達成となっています。実に新型の「ホンダ・シビックタイプR」は、2017年4月、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースで、市販FF車最速の7分43秒8のラップタイムを記録し、「タイプRチャレンジ2018」は、このニュルでの挑戦にインスパイアされ、欧州の有名サーキットにおいてタイムアタックを行うものです。ドライバーには、元F1チャンピオンで、『NSX』でスーパーGTに参戦する「ジェンソン・バトン」選手をはじめ、新たな世界ツーリングカー選手権、「WTCR」ドライバーの「ティアゴ・モンテイロ」選手、「ベルトラン・バゲット」選手らを起用しています。ドライブトレインは、新開発の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最大出力は320ps、最大トルクは40.8kgmを発生しています。0~100km/hを5.7秒で駆け抜け、最高速は272km/hに到達するポテンシャルを備えています。
なお今回のドライバーは3度のBTCC(ブリティッシュ・ツーリングカー選手権)王者に輝く「マット・ニール」選手です。今回、新型「ホンダ・シビック・タイプR」は、2017年4月に新型「シビック・タイプRの開発用車両」が記録したタイムを更新して2:31.32を記録して見事「FF最速」となっています。ちなみに「FF」というくくりを外して「レーシングカー含む全てのクルマ」でのコースレコードだと2004年に「キミ・ライコネン」が記録した1:18.233です。F1マシンの速さにも驚かされますが、シビック・タイプRはロードカーであること、その価格帯を考慮するとむしろ「かなりいい成績」だと言えそうです。なおコースレコードを記録した「マット・ニール」選手によると「シビック・タイプRの本領は高速コーナーだ。エアロパッケージ、新しいサスペンションが効いていて、コプス (Copse、超高速コーナー)、 ストウ (Stowe) のように高速で突入するカーブでは大きなアドバンテージがある」とのことです。
これまでの「ホンダ・シビック・タイプR」というとタイトなコーナーに強いというイメージがあったものの、新型ではそれに加え、高速コーナーでのスタビリティがずいぶん向上していると言えそうです。
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