【フォード・ブロンコ】初代66年モデルがゲートウェイ社より再販

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【フォード・ブロンコ】初代66年モデルがゲートウェイ社より再販

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「フォード・ブロンコ」は今でもファンが多い名車です。その「フォード」社の初代モデルの「ブロンコ」についてニュースです。アメリカのイリノイ州ハメイルに本拠を置く「ゲートウェイ・ブロンコ社(以下、ゲートウェイ社)」が、1966年~1977年型の「フォード・ブロンコ」の復刻生産を台数限定で行うことについて、「フォード」社とライセンス契約を締結したというのです。これは初代モデルの「フォード・ブロンコ」にとって考えるならば「ゲートウェイ」社は、これらのトラックを「フォード」社の認可に基づいて製造し、最大5年の一般保証を付けて販売するということになるようです。

  • (出典:autoblog.com)

この販売を予定している「ゲートウェイ」社は、「セス・バーゲット」氏が2016年に設立した「フォード・ブロンコ」のレストアを手掛ける会社ですが、今ではそれを遙かに超える会社へ急成長しているのです。この「ゲートウェイ」社は、「フォード・ブロンコ」のレストアして販売されるモデルやカスタムマシンではありません。事実として「フォード」社から認可を受けて再生産するという会社なのです。「ゲートウェイ」社の工場から出るこれらの新しいトラックは、単にレストアされたものではなく、全て新品のパーツで製作されるということです。お望みなら、「ゲートウェイ」社がまったく新しいボディとフレームを作ってくれるということです。これまでのように「ドナーカー(ベース車両)」や部品取りのスクラップは不要なのです。ちょうど「フォード」社が1966年に「ブロンコ」を世に送り出した時と同じように、細部に至るまで新品で仕上げることが可能なのです。ただし、既存の車両をレストアしたり、ビンテージのフレームに新品のボディを載せる選択肢も残されているということです。

  • (出典:autoblog.com)

「ゲートウェイ」社はまず初めに、「フューエリー」「コヨーテ・エディション」「モダン・デイ・ウォーリア」と呼ばれる3種類のブロンコを発売する予定です。価格帯は「12万~18万ドル(約1,350万円~2,030万円)」+オプションとなっています。同社は初代「ブロンコ」のエクステリアデザインを再現するだけでなく、最近の技術で性能も向上させます。「コヨーテ・エディション」はモデル名から予想される通り、「フォード」社の排気量5.0リッターV型8気筒DOHC「コヨーテ」エンジンが搭載され、トランスミッションは4速オートマチックと5速マニュアルから選べるようになっています。「モダン・デイ・ウォーリア」も同じエンジンだが、こちらは「ラプター」用の6速オートマチックが組み合わされ、ポルシェ純正レザーを使ったインテリアや、特許出願中の騒音・振動低減が施されるようです。「フューエリー」には、347ストローカー(ストロークアップ)V型8気筒OHVエンジンが搭載されるようです。いずれも4輪にウィルウッド製ディスク・ブレーキと油圧ブースターが装備され、当時より速さが増したトラックを不安なく停止させることができるパフォーマンスを備えています。

  • (出典:autoblog.com)

「シンガー」社が手掛ける「ポルシェ・911」を思い出す人もいるかもしれませんが、今回の件はそれとも違うプロジェクトなのです。「ゲートウェイ」社は、半世紀前に生産された「ブロンコ」を単純に蘇らせるのではなく、新たにその台数を増やすことになるのです。

  • (出典:autoblog.com)

ただし、再生産される「ブロンコ」は1960〜70年代と全く同じではなく、現代の技術が注入されている点は注目すべきでしょう。当時の工場から出た状態と全く同じ外観に仕上げるのも良いが、新しいエンジンのパワーと信頼性に関して異論を唱える余地は少なくありません。「フォード」社から新型モデルの「ブロンコ」の登場が近づくにつれ、その名前に対する期待が熱気を帯びています。もし、最終的に公開された新型モデルの「ブロンコ」が好みに合わなくても、「ゲートウェイ」社が別の選択肢を用意しているというわけになります。ただし、同社では2019年に4台/月の「ブロンコ」を製造する計画だということなので手に入れるには時間と費用がかかることは言うまでもありません。

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