【特攻の拓のバイク】 吉岡義郎の愛車GT380サンパチ外道仕様

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【特攻の拓のバイク】 吉岡義郎の愛車GT380サンパチ外道仕様

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ヤンキー漫画の金字塔とも言われる「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」。この漫画でバイク好きになったり、旧車や名車、改造パーツやメーカーなど、あらゆるバイク知識に興味も持つようになった方も多いのではないでしょうか。また、仲間の絆についても考えさせられる漫画です。その「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」から登場するキャラクターと愛車に注目してみたいと思います。今回は、横浜の暴走族「外道」の「吉岡 義郎(よしおか よしろう)」の愛車「スズキ・GT380(サンパチ)」に注目です。


「疾風伝説・特攻の拓」:あらすじ

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主人公は、県内で中の上の私立横浜港ヶ丘高校に通う1年生の浅川拓。彼は、学校では典型的ないじめられっ子のポジションを確立していました。その為、学校はただの辛い場所だと日々思っていました。ところが3学期のある日、後の拓の人生を変える転機が訪れます。それは、転校生の鳴神秀人との出会いでした。そこからその後、内部抗争が絶えない不良のふきだまりの私立聖蘭高校、通称「乱校」の1年D組に転校することとなる。話の流れで「爆音小僧」のメンバーとなります。最初の愛車は1980年代のバイクレーサーでありキングケニーとしてロードレース界で有名だったケニー・ロバーツからケニー・ロバーツ号こと「ヤマハ・FZR250R」でした。その愛車は乗り換えていき、ミラクルのバイクテクニックとケンカや友情で高校生活が大きく変わるという流れ。


「吉岡 義郎(よしおか よしろう)」

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「外道」のメンバー。学年的には「鳴神秀人」達より1年先輩ではあるものの他のメンバーに比べると単車の技術では一歩遅れがある感じで描写されています。また作中では、いつもサングラスをかけている。さらに年長者でもあり、「鳴神秀人」などにも外道の纏め役を期待されているが、本人は「鳴神秀人」こそが外道の象徴に相応しいと考えている状況。愛車は「スズキ・GT380」。


「横浜・外道」

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横浜の暴走族。通称「走りの外道」。最も古い歴史を持つ族と言われる。1970年代の初期から存在しており、当時は3000人ものメンバーがいたということ。伝統的に、襲名制度がない為「〜代目」というものがなく、頭という概念もない。また、”特攻隊”のような別働隊も存在しない。現在の「外道」は、先代が多数引退した為、「吉岡を」除き、全員が高校1年生という状態。総数も20人前後であるものの、メンバーのほぼ全員がちょっとしたレーサー並みの技術を持っていることがポイント。「爆音小僧」とは代々暴走りで認め合ってきた。背中の看板は「THE KING OF STREET」。主な敵対族は「麓沙亜鵺(ロクサーヌ)」」、「九尾の猫(キャッツ)」。主な集合場所は、カフェ「フェニックス」。


「スズキ・GT380(サンパチ)」:概要

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「SUZUKI GT380」のシリーズデビューは、1971年に発売。独特な空冷2ストローク直列3気筒エンジンに6速トランスミッションを組み合わせて搭載しており、3気筒ながら4本出しチャンバーやゴツいデザインが特徴。デビュー当時は350ccが主流であったこのクラスで380ccという排気量は、「スズキ・GT250」のボア54mm × ストローク54mmの2気筒エンジンをベースに1気筒分を追加して3気筒とした開発経緯に由来するということ。また、特徴としてギヤポジションインジケーターが速度計と回転計の間に設置。シリンダーヘッド付近を流れる空気の流れを速くして、冷却効果を高くするために角張った空気導入ケース「ラムエアーシステム」が設けられ、これが「スズキ・GT380(サンパチ)」を示すアイコンにもなっています。


「スズキ・GT380(サンパチ)」:モデル一覧

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前期型(B0型/B1型/B2型)・後期型(B3型/B4型/B5型/B6型/B7型)

B0型:フレームNo.:GT380-10001〜。発売:1971年12月。ボディカラー赤=キャンディ、ブライトレッド青=ブライトブルーメタリック、黄緑=グレイスライムメタリック 輸出カラー:橙=ルージュ・ヴィフ、青緑=ターコイズ。ゼロヨンの実測値では14 – 15秒台、最高速度168 – 176km/h。

B1型:フレームNo.:GT380B-10001〜。発売:1972年4月。ボディカラー:赤=キャンディーブライトレッド、青=ブライトブルーメタリック、黄緑=グレイスライムメタリック 輸出カラー:橙=ルージュ・ヴィフ、青緑=ターコイズ。
従来のドラムブレーキは、50km/hまでは効くものの80km/h以上では制動力の不足がみられたため、新たにGT380BことGT380ディスクが追加された。フロント周りが一新された一方、容量15Lの燃料タンクなども変更なしで、車重は183kgのままに抑えられたモデル。

B2型:フレームNo.:GT380B-12652〜。発売:1973年6月。ボディカラー:銀=スターダストシルバーメタリック、青=ブライトブルーメタリック、緑=オリーブグリーンメタリック。ライトを丸型に、タンクのラインを変更したのが特徴のB2型。ウインカーの取り付け幅を変更し、パッシングライトを新採用。3速の減速比も1.157から1.005とローギヤード化されている。また輸出用の車重は171kgと乾燥重量表記となっていた。初期エンジンの最終型となる。

B3型:フレームNo.:GT380B-15057〜。発売:1973年12月。ボディカラー:銀=スターダストシルバーメタリック、茶=キャンディーロイヤルマルーン、緑=オリーブグリーンメタリック。GT185とGT125の登場によりGTシリーズのラインナップが拡大し、1974年には全車のデザイン統一が行われた。強制開閉式キャブレターに変更されたほか、ギヤポジションインジケーター、グラブバーなど使い勝手を向上させる大幅なマイナーチェンジを実施。フォークブーツが廃止され、サイドカバーも変更。

B4型:フレームNo.:GT380B-17182〜。発売:1974年8月。ボディカラー:赤=ジョイフルマルーンメタリック、緑=オリーブグリーンメタリック。400ccクラスにライバル車種が増えたための対策としてスポーティなレッドカラーにゴールドストライプを与えられたB4型。燃料タンクのエンブレムロゴが変更されたほか、リアショックアブソーバーの上部カバーも短いものになった。リアフラッシャーのリフレクターも法規改正で赤色となる。

B5型:フレームNo.:GT380B-20610〜。発売:1976年1月。ボディカラー:深緑=フォレストグリーンメタリック、黒=ブラック。「ミドルクラスの正統派」のキャッチフレーズで登場したのがB5型。ドイツの黒い森にちなんだ渋めのフォレストグリーンメタリックが新たに加わった。フロントフェンダーブレースが1本になり、ハンドルグリップがソフトなものに変更。

B6型:フレームNo.:GT380B-24831〜。(ただし『B6・B7用パーツリスト』には「25034〜」とある)。発売:1977年2月。ボディカラー:赤=キャンディーカリプソンレッド、緑=オリーブグリーンメタリック。4ストロークエンジン搭載の「スズキ・GS400」がデビューしたが、アメリカでは55マイル=88km/h規制の関係から最も快適と評価が高く輸出が続けられ、欧州でも高い評価を得たモデル。国内ではメーター表示を200km/hから180km/hに変更、ギアポジションインジケーターが7セグLED表示に変更。GSと共通のフラッシャー&テールランプ付き。

B7型:フレームNO.GT380B-29653〜。発売:1978年4月。ボディカラー:赤=キャンディジプシーレッド、緑=オリーブグリーンメタリック、茶=ディープバーカンディーメタリック。タンクのラインがRG250と同一のタイプになり、フロントフェンダーもGSと共通のステーなしタイプになるなど、他車種とのイメージの統一化が図られたB7型。ヘッドライトケースがメッキ仕上げに変更。車体色はレッドとグリーン系ブラウン系が揃えられた。


「スズキ・GT380(サンパチ)」:スペック/価格

  • エンジン型式:空冷2ストローク・ピストンバルブ並列3気筒
  • 総排気量:371㏄
  • 内径╳行程:53.0╳52.3㎜
  • 圧縮比:7.3
  • 最高出力:38PS/7500rpm
  • 最大トルク:3.8㎏-m/6500rpm
  • 燃料供給方式 :キャブレター[VM24]
  • 変速機型式 :常時噛み合い式6速リターン
  • 全長:2090㎜
  • 全幅:815㎜
  • 全高:1125㎜
  • 軸間距離:1380㎜
  • 車両重量:183㎏
  • キャスター/トレール:28°/109㎜
  • 燃料タンク容量:15L
  • タイヤサイズ(前):3.00-19
  • タイヤサイズ(後):3.50-18
  • 販売価格:24万5000円(当時)

「吉岡 義郎(よしおか よしろう)のGT380(サンパチ)」:スペック

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「疾風伝説 特攻の拓」に登場する「横浜・外道」の「吉岡 義郎(よしおか よしろう)」の愛車は名車「スズキ・GT380(サンパチ)」。

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