【ワイルドスピードMEGAMAX】劇中車ハコスカは本物GTR?

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【ワイルドスピードMEGAMAX】劇中車ハコスカは本物GTR?

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「ワイルドスピード(The Fast and the Furious)」シリーズは、2001年に第一作が公開された、ストリート・レーシングをテーマとしたカーアクション映画。これまで世界的な大ヒットを遂げてきましたが、今回は2011年に上映された映画「ワイルド スピードMEGA MAX」についてです。あらすじとしては、『ワイルド・スピード』シリーズの第5弾。前作の後日談となる本作では、超高級車の強奪などを命懸けでこなすドミニクとブライアンが、逃亡生活から抜け出して永遠の自由を得るため、裏社会を牛耳る黒幕から1億ドルを奪う無謀な計画を実行するというもの。とりわけカスタムマシンとして注目したいのは、映画の序盤に出てきた日本の旧車「日産:スカイライン(ハコスカ)」です。ボディカラーは、ブラックで「GT-R」のエンブレムが取り付けられています。近年では、日本の旧車が海外でも注目されており、本物の「ハコスカGT-R」の中古車の市場価格は、1,000万円~3,000万円で取引されるほど高騰しているモデルです。では、「ワイルド スピードMEGA MAX」に登場している「ハコスカ」は、本物の「KPGC10型:GT-R」なのでしょうか。


「KPGC10型:ハコスカGT-R」の特徴

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  • ベースグレードは直列6気筒SOHCでしたが、「GT-R」は「S20型」エンジンを搭載したグレードとして登場しています。また1971年に2ドアモデルになり、ホイールベースを70mm短縮しフレーム剛性とコーナリング性能を向上させています。これは設計の際に、当時最新のコンピューターを使ってホイールベースやギヤ比を設定し、当時の富士スピードウェイのバンク付き6kmフルコースのラップタイムで2分を切るために導き出した数値であると言われています。

モータースポーツでの活躍は言うまでもなく49連勝という金字塔を打ち立て、結果的には通算50勝という記録を打ち立てました。ちなみに4ドアモデルのGT-R(PGC10)は、2ドアハードトップ(KPGC10)よりも多い36勝を挙げています。総生産台数は「PGC10型:4ドアモデル」が832台、「KPGC10型:2ドアモデル」が1,197台となっています。

  • エンジン「S20型:1,989cc 直列6気筒DOHC24バルブ」を搭載。
  • ソレックスN40PHHキャブレター×3機を装備。
  • タンクは100リットルが装備。
  • オーバーフェンダー装着。
  • 2ドアHT(KPGC10型)ボディカラー:
  • 1971年モデル:レッド、ブラウンゴールドメタリック、グレアシルバメタリックー、ゴールド。
  • 1972年モデル:ホワイト、シルバーメタリック。
  • 初期からシートはレース参戦も考慮し、リクライニング機構を持たないバケットシートを採用。
  • シートベルトは2点式が標準。
  • リアシートは基準車ベースモデルと素材などは共通。
  • インパネ内には240km/hのスピードメーターと、7500rpmからがレッドゾーンとなるタコメーター、中央に水温計(上)と油圧計(下)が装備。
  • レースベース車と考えられていたGT-Rには内張りはありません(本来ならばスペアタイヤが中央に取り付けられる)。
  • ヘッドレストは運転席にのみ標準装備。
  • 全てのガラスが青色の熱線吸収タイプではなく4気筒モデルのスタンダードと同じ無色透明タイプ。
  • バックミラーは昼夜切り替え不可のタイプ。
  • リアデフォッガーやモール類、装飾類、ホイールカバーが簡略。
  • 冷暖房をはじめ、ラジオ、時計など今では当たり前の装備がオプション。
  • ラジオをオプション装着するとアンテナはリアフェンダーに取り付けられます。
  • 助手席シートベルトなし。

「劇中車:ブラックのハコスカ」の特徴

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  • 続いては「ワイルド スピードMEGA MAX」に登場している「ハコスカ」の特徴についてです。
  • かなりのマニアであれば、映像を見なくても劇中車の走っているエンジンサウンドを聞くとわかるようです。つまり、「KPGC10:ハコスカGT-R」に搭載されている「S20」のツインカムエンジンなのかどうかということです。
  • ボディカラーは、純正カラーには無いブラック。
  • オーバーフェンダー装着。
  • リアスポイラー装備。
  • ワタナベ製ホイール。
  • リアガラスに熱線有。
  • フロントウインドウも無色透明ではなくブルーガラス。(旧車検ステッカー有)
  • ヘッドレストは、運転席と助手席に装着。
  • バックミラーは昼夜切り替えタイプが装着。
  • 運転席側のAピラーにラジオアンテナが装着。
  • フロントグリル奥にオイルクーラー装備?。

以上のことから本物「KPGC10型:ハコスカGT-R」の特徴と「ワイルド スピードMEGA MAX」に登場している「ハコスカ」の特徴を比較するならば、劇中車である、ブラックの「ハコスカ」は「GT-R」エンブレムとオーバーフェンダーを装着した「GT-R仕様」ではないかと思われます。中古車価格が高騰している貴重な「KPGC10」を劇中車で使用することはあまり考えられません。それでも、日本の名車である「ハコスカ」が登場していることをうれしく思います。下記では、「ハコスカGT-R」の主要諸元と「ハコスカ」の中古車価格の相場を記しています。


「スカイラインHT 2000 GT-R(KPGC10:ハコスカ)」:スペック

  • 年式:1971年
  • 型式:KPGC10
  • 全長:4,330mm
  • 全幅:1,655mm
  • 全高:1,370mm
  • ホイールベース:2,570mm
  • トレッド(F/R):1,370mm / 1,365mm
  • 車両重量:1,100kg
  • エンジン型式:S20
  • エンジン形式:直列6気筒 DOHC 24バルブ
  • 排気量:1,989cc
  • ボア × ストローク:82.0mm × 62.8mm
  • 圧縮比:9.5
  • 最高出力:160ps / 7,000rpm
  • 最大トルク:18.0kgf-m / 5,600rpm
  • 燃料供給装置:ミクニ製ソレックス N40PHHキャブレター ×3
  • トランスミッション:5MT
  • 駆動方式:FR
  • サスペンションシステム:F ストラット / R セミトレーリングアーム
  • ブレーキシステム(F/R):ディスク / ドラム
  • 「中古車価格」:

  • 1800シリーズ(2HT / 4Dr):150万円~ASK(平均相場:200万円前後)
  • 2000GT・2000GT-X(2HT):385万円~ASK(平均相場:650万円前後)
  • 2000GT・2000GT-X(4Dr):350万円~ASK(平均相場:450万円前後)
  • 2000GT-R(2HT / 4Dr):1,500万円~ASK(平均相場:2,000万円前後)

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管理人:CIMASHIMA

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幼い頃に近所にあったDR30スカイラインのスーパーシルエット仕様に衝撃を受けて、車の魅力に取りつかれる。その後、行きつけの駄菓子屋のオバちゃんが910ブルーバードnismoバージョンを購入し車好きが加速。そして、憧れだったDR30を免許取得後に購入し、イジって乗り回すもエンジンブローで最期を迎えてしまう。今となっては思い出となるも旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。

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