【RWB・ポルシェ】964型ベースのSEMAショー仕様スペック

この記事は2分で読めます

【RWB・ポルシェ】964型ベースのSEMAショー仕様スペック

あわせて読みたい記事:【RWBポルシェ・カレラ4】400ps仕様の空冷930カスタム

あわせて読みたい記事:【SEMAショー2018】復活の希少車BOSS429のスペック

あわせて読みたい記事:【シンガー・ポルシェ911】F1の技術が投入された最強のマシン

「RWB(Rauh Welt Begriff=ラウヴェルト ベグリッフ)」社が手掛けた「ポルシェ」のカスタムマシンが中古市場に登場しており注目の一台となっています。この個体自体は2015年に製作されたカスタムマシンで、2015年、2016年の「SEMAショー」にも展示されたデモカーそのものです。

ちなみに「RWB」社とは「中井啓」氏の主宰するチューニングカーメーカーで、顧客からの依頼があれば顧客のもとへと赴き、どんな仕様にしたいかをヒアリングしたうえで、それぞれの好みにあわせ「世界で一台のポルシェ」を製作しています。今回「SEMAショー2015・2016」に展示された個体は、「964型」世代の「ポルシェ・911」をベースにしたものとなりますが、それを前の世代へとオマージュモデルとしたディティールが特徴です。

エクステリアの「RWB」のポイントともいえるオーバーフェンダーはじめ独特なエアロパーツは健在です。これらは「15ピース」で構成されており、とくにリアフェンダーがレーシングマシンと化したフェンダーです。ネオクラシックポルシェのカスタムというと「ジンガー」社が有名ですが、「RWB」社は「ジンガー」社ほどの繊細な芸術性は追求せず、むしろ荒削りなワイルドなスタイルが魅力となっているカスタマイズです。

この「ポルシェ・911(964型)」についてはクラシカルな「ウインカー(901風)」や「ボンネットロック」等を採用しながらも、現代アレンジされたプロジェクターユニットを持つバイキセノン・ヘッドライトを装備するなど旧型と現行のルックスをうまく融合させているのが特徴です。さらにはヘッドライトのハウジング、ケース、そしてフロントリップやホイールなどをブラックに変更することでメリハリの利いた外観にしており、ポルシェクレストとされるエンブレムもダーク仕上げです。リアは70年代風のバンパー、そして巨大なダックテールが迫力を増しています。ホイールのリムは異常に深く、リアタイヤの幅も相当なものが履かせてあります。ブレーキシステムは「993型」世代の「ポルシェ・911ターボ」用ブレンボ(前後とも)にドリルドローター、そしてサスペンションはKW製を装着しています。

搭載されるエンジンは3.6リッター・フラットシックスで、これにBismoto製のターボキットを装着しています。これにより最高出力は400psにまで向上している、とのことです。なおエンジンはいったんバラされてベアリングなどが交換され、ピストン等可動部には軽量パーツを投入して組み込まれているようです。

フロントトランクの内張りは剥がされ、ストラットタワーバーが装着され、ボディ剛性を高めています。

また「RWB製:ポルシェ・911(964型)」のインテリアは、無駄のないカスタマイズとなっています。ダッシュボードには、やはり「中井啓」氏のサイン入りです。

ステアリングホイールはMOMO製で、MOMOのロゴ、センターマークはレッドをチョイスしています。そしてホーンボタンは「RWB」専用品で、スポークには「中井啓」氏のサイン入りです。

ダッシュボードのアンダー、シート、ドア内張りなどはレッドのタータンチェックとなっています。

「レッドとブラックに」統一され、ボディ外観とのバランスを保って仕上げられたインテリアデザインとなっています。シートはMOMO「スーパーカップ」、後席シートは取り外され、代わりにロールケージが装着されています。なお価格は「ASK」となっています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カテゴリー

芸能人

特集・まとめ

ランキング記事

管理人:CIMASHIMA

管理人:CIMASHIMA

今となっては思い出となる旧車やカスタムマシンなど、今も気になるマシンは数知れず。そんな世界の名車やカスタムマシンたちの情報をお届けするブログです。