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大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズ。2001年から始まったカーアクション作品で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれ、既に公開されている8作品の累計興行収入は、なんと5,400億円を突破しているモンスター映画。多くの名車、旧車、スーパーカーが登場し、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げることでファンを魅了しています。最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年1月31日に予告編が公開されると、24時間で5億回の再生回数を突破し世界的に次回作への期待と「ワイルドスピード」シリーズの人気の高さを示しました。ちなみに「ワイルドスピード9/ジェットブレイク」は現在コロナ禍であるにもかかわらず、アメリカで公開4週目にしてグローバル興行収入が約6億8100万ドルと、大ヒットを記録。今回は、「ワイルドスピード」シリーズで活躍して世界的にファンが注目した日本の国産モデルを振り返ります。
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2006年公開の3作目「X3 TOKYO DRIFT」を象徴する登場車両といえば、間違いなくこのクルマになるでしょう。マツダRX-7(FD3S)です。といってもベース車両の面影は、ガラスエリアとテールランプくらいしか残っていません。これはヴェイルサイドが作り上げたカスタムコンプリート「RX-7フォーチュン」なのです。初出は2005年であり、ずいぶん時間は経ってはいるもののいまだ新鮮さを保つデザイン技は見事です。エアロだけで200万円近くする高額なキットではありますが、現在でも世界から注文が絶えないそうです。なにを隠そう、RX-7フォーチュンが初登場した「TOKYO DRIFT」の監督はジャスティン・リン。しばらくワイスピの監督業から離れていましたが、最新作「ジェットブレイク」では満を持して復帰したのです。このフォーチュンカラーを継承したスープラのカムバックと合わせたハンの復帰も、リン監督が練っていた話題作りのための何重もの秘策だったのです。ちなみに、素のFD3Sも第1作にさらりと登場しています。
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ワイスピファミリーの核となる人物がドミニクです。最初はトラック窃盗団の親玉でしたが、いまでは仲間を率いて地球の未来を護る存在です。その大事なパートナーが、レティです。そのレティが乗るのが日本でいうS14シルビア後期、現地名240SXです。女性らしくピンクのカラーに塗られていましたが、ブリッツのブーコン&ニュルスペックRマフラー、GAB車高調など、なじみのあるジャパンブランドのパーツで走りをしっかり強化していました。次の世代としてはS15シルビアが3作目「TOKYO DRIFT」に登場していますが、S15には北米仕様はありません。劇中にS15を例えるのに「ドリフト界のモナリザ」というセリフでその戦闘力を賞賛していましたが、あれから15年経とうともいまだドリフト界の最前線で活躍中というのだから事実は小説よりも奇なり、です。
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プライベートでもGT-Rを所有する「R」フリークだったポール・ウォーカー演じるブライアン。そのキャラクターをさらに補完したのが5作目「MEGA MAX」に登場したハコスカGT-R(KPGC10)でした。R32でもなく、第一世代をキャスティングするのはあっぱれと言うほかありません。さらに走るのは舗装もままならないブラジル・リオのスラム街。昼間からぶらぶらしてそうな若者がたむろする地域に路駐するシーンがあるのですが、ハコスカGT-Rの価値がわかったら瞬殺で闇に消えるだろうとかあれこれ想像してしまうと、ストーリーがうまく頭に入ってきません。
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5作目「MEGA MAX」に登場したレクサスLFA。クールなハンが当時、のめりこんでいた女性がジゼル。死んだと思われていたハンの真相を知る人物です。重要なミッションを無事遂行したふたりがアドレナリンだくだく状態でアウトバーンを疾走するシーンに、さらに高揚感を添えていました。最新作「ジェットブレイク」でも、億万長者の豪邸で行われるスーパーカーを見せびらかすパーティのシーンにもLFAは登場しています。総額7億3000万円にものぼる10数台の錚々たるスペシャルカーズは、すべてオーナー車両。ワイスピのためならとひと肌脱いで貸し出してくれたそうです。全世界500台限定中、2台がワイスピに登場していることになります。
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作品が新たな章に突入するごとに、スーパーカーやマッスルカー、キットカーや装甲車、戦車と登場車両がマッチョ化していくのがワイスピです。それでも、ジャンルが取っ散らからないようスポーツカーに重きを置くことを遵守し、世界観を崩さないようにしているのはシリーズの車両手配を長らく担ってきたデニスの腕前です。ジープやSUVも登場しますが最旬のギラついたSUVではなく、クラシックなモデルが大半です。8作目「ICE BREAK」に登場したランクル40のように、あくまで箸休め的な存在に徹していました。