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【ワイルドスピードMAX】劇中車R34GT-Rの価格・スペック
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「ワイルドスピード・MAX(The Fast and the Furious)」:概要
「ワイルドスピード(The Fast and the Furious)」シリーズは、2001年に第一作が公開された、ストリート・レーシングをテーマとしたカーアクション映画。これまで世界的な大ヒットを遂げてきましたが、今回は映画「ワイルド スピード・MAX」についてです。あらすじとしては、ドミニクは中南米でガソリン運搬車を強奪するグループのリーダーを務めていたが、警察の捜査の手は彼にジワジワと伸びてきていた。それを感じ取った彼は仲間に解散を促し、一緒にいればレティを危険な目に遭わせることに悩み、黙って彼女の元を去ってしまう。その後、ドミニクは妹のミアから「レティが殺された」という衝撃的な報せにより、ある男への復讐のために危険を承知で再びアメリカへ舞い戻るのだった。一方、ブライアンはマイアミでの活躍によってFBI入りを果たし、職務を果たす日々を過ごしていた。彼はとある麻薬密輸組織の捜査をしていたが、ドミニクが国境を越えて戻って来た事を知る。ブライアンにはその理由がわかっていた。複雑な思いを胸に彼は捜査を続けるが、その先で計らずもドミニクと再会することになる。追っている相手が同じだったのである。しかし、以前の経緯と立場の違いから、二人は手を組むこと無く別々に相手を追い始め、そして麻薬組織のボスが仕切るストリート・レースにそれぞれ参加する、という流れとなっています。そして、この映画で注目したいのは、故「ブライアン(ポール・ウォーカー)」の所有していた愛車が劇中車として登場し、その後、販売されたということです。その愛車とは「日産:スカイラインGT-R(BNR34型)」なのです。では、どのような車なのか、スペックや価格について紹介したいと思います。
「BNR34型:スカイラインGT-R」:概要
熟成が進んだパワーユニット、重量配分、エアロダイナミクスとシリーズの完成形となった「日産・スカイライン GT-R(R34型)」。このモデルは、1999年1月8日に登場して以来、現在も人気が衰えるどころか上昇しています。この人気は「スカイライン」としては「最後のGT-R」となるために伝説的な存在となっていくことでしょう。キャッチコピーは「人に翼を」というもので異次元の世界を約束するかのようなもの。実際に集大成としての「R34型:GT-R」は、熟成されたモデルとなっています。そのデビューは、先代モデルと同様に第17回の「東京オートサロン」で発表されるというものでした。この際には、「ニスモ」からはコンプリートカーの状態で展示が行われていただけでなく、幾つかのメーカー、ショップにも事前に納車され、若干のチューニングが施された個体も展示されたのでした。
「スカイライン GT-R(BNR34型)」:スペック
- 年式:1999年
- 型式:BNR34
- 全長 × 全幅 × 全高:4,600mm × 1,785mm × 1,360mm
- ホイールベース:2,665mm
- トレッド(F/R):1,480mm / 1,490mm
- 車両重量:1,560kg
- エンジン型式:RB26DETT
- エンジン形式:直列6気筒直 DOHC 24バルブ IC ツインターボ
- 排気量:2,568cc
- ボア × ストローク:86.0mm × 73.7mm
- 圧縮比:8.5
- 最高出力:206kW(280ps) / 6,800rpm
- 最大トルク:392.3N・m(40.0kgm) / 4,400rpm
- サスペンションシステム(F/R):マルチリンク
- ブレーキシステム(F/R):ベンチレーテッドディスク
- タイヤサイズ(F/R):245-40-ZR18
「中古車相場」
2002年に生産終了になったにもかかわらず、現在の中古車相場の平均は、約640万円と新車価格を上まわるほどのプライスが掲げられています。ちなみに生産終了直前の2月には最終記念車「VスペックII Nür(ニュル)」および「Mスペック Nür」が、合計1,000台販売され、予約日に即日完売となっています。このモデルは、1,000万円オーバーもしくは価格応談(ASK)という状況です。まさに価格としての価値は上昇していくことでしょう。
「ワイルドスピード・MAXの劇中車」:概要
交通事故で亡くなってしまった「ポール・ウォーカー」氏が映画「ワイルドスピード・MAX(The Fast and the Furious)において運転していたGT-R仕様のR34型スカイラインGT-Tが販売されたという情報がありましたが、劇中車については下記の通りです。
- NISSAN スカイラインGT-R BNR34が登場するアクション撮影には、RB25DET型を搭載する「25GT-t」をベースとして製作したレプリカ車両が使われた。これは実際のGT-Rはアメリカ国内においては8万ドルもする為である(DVDの特典映像より)。
- 本物のNISSAN スカイラインGT-R BNR34が登場していた。これは実際に走行してクラッシュをしたのはER34を使用したが、グリーンスクリーンの撮影の為にZ-tuneのエアロを組んだGT-Rを用意して撮影に使ったイーストベア製のボンネットやR-tuneのエアロやレイズのアルミに組み直して使用していた。(DVDの得点映像の一部に登場や文は米自動車雑誌より)
ということで、実はGT-Tモデルではなくアクションシーンでは使用されなかった本物の「BNR34型:スカイラインGT-R」が販売されていたのです。それが、このブルーメタリックのスカイラインGT-Rです。では、そのスペック内容や価格はどのようなものなのでしょうか。
カスタム内容としては下記のようになっています。
OMPバケットシート、MOMOステアリング、MATTSWEENEYロールケージ、MAGDENパフォーマンスコンピューター、イーストベアーボンネット、
ヴェイルサイドシフトノブ、ROTORAブレーキシステム、ボルクレーシングRE30ホイール、RB26DETT改エンジン(最高出力:551ps仕様)、純正ゲトラグ6速ミッション搭載…etc。などとなっており、映画そのままの作りとなっています。
気になる価格は「1億4,000万円」ということです。
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