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【エレーション・フリーダム】0-100km/h加速1.8秒のスペックとは
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ハイパーカーというカテゴリーで多くの新興メーカーがニューモデルを発表する中、最高出力に関して考えると1500PSがスタンダードになりつつあるのかもしれません。今回、ハイパーカーのニューモデルを公開したのは、「エレーション(Elation)」なるハイパーカーメーカーで、中心人物は「カルロス・サツロフスキー」氏、そして「マウロ・サラヴィア」氏と言われる人物。加えて「エレーション」のスタッフはF1やル・マン24時間レース、そのほか欧州拠点のレーシングチームにて働いた経験を持つ者ばかりだとアナウンスされています。今回エレーションから発表されたのは同社初の市販車にしてハイパーカー「フリーダム」というモデルです。詳細は発表されていないものの、エクステリアデザインから「ハイパーカー」的なルックスを持っており、雰囲気的には「ロータス・エヴァイヤ」、フロントセクションは「フェラーリSF90ストラダーレ」に近いというデザイン。リアセクションのデザインは、特徴的なものが、格納式のリアウイング。
リアウイング格納状態の画像です。
リアウイングの昇降デバイスは「ブガッティ・シロン」のような構造が採用されているようです。
この「エレーション・フリーダム」はピュアエレクトリックカーだと紹介されており、搭載されるエレクトリックモーターは合計で「3つ」、そして出力はシステムトータルで1,414HP(1,434PS)ということです。なお、エレーションはさらにパワフルな4モーターバージョン(1,929PS)を用意するビアーマンも述べており、こちらの0-100km/h加速は1.8秒、そして最高速は418km/hに到達するポテンシャルを備えています。
現時点ではランニングプロトタイプが存在せず、この数値は理論値となるものの、実現できれば「テスラ・ロードスター(1.9秒)」や「リマックC_Two(1.85秒)」よりも速く、「アスパーク・アウルの1.69秒」に続く「世界で2番目に加速が速い」クルマとなりそうです。
「エレーション・フリーダム」:インテリアデザイン
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「エレーション・フリーダム」のコクピットは「戦闘機モチーフ」としたデザインで設計されています。そして、「エレーション」社によると、この「エレーション・フリーダム」のインテリアは戦闘機にインスパイアされたとコメントしています。メインのメーターはフルデジタル、そしてセンターコンソールのスイッチ類も最小限にまとめられたスッキリとしたデザインを採用。
そして最近のハイパーカーらしく内装素材にもこだわっており、プレミアムレザー含む高級素材が用いられています。
「エレーション・フリーダム」:車体構造
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ハイパーカー「エレーション・フリーダム」のシャシーの構造を見てみると、カーボンモノコックシャシー(これ単体では82kgしかない)におそらくはアルミ製と思われるサブフレームを組み合わせており、「ランボルギーニ・アヴェンタドール」や:マクラーレン」の各モデル、もちろんサスペンション含め細部は異なりますが、参考にして設計された構造と言えそうです。
バッテリーはシャシー底面にマウントされ、100〜120kWhサイズのT型リチウムイオンバッテリーを想定しているようです。なお一回の充電あたり航続可能距離は483〜644kmを想定しています。
「エレーション・フリーダム」:グレード設定
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「ピュアエレクトリックバージョンのほかに、ガソリンエンジン版”アイコニック”も用意しているということです。そちらは5.2リッターV10エンジンに7速デュアルクラッチ・トランスミッションを組み合わせて4輪を駆動するとされ、つまりは「ランボルギーニ・ウラカン」、「アウディR8」と同じ構成を持っています。しかし、エンジンは専用にチューニングされて最高出力760PSを発生する模様(ウラカンEVOは640馬力)です。
※アウディ社はKTMやドンカーブート、グンペルトにもコンポーネントを提供している。エレーションはすでにアウディと提携している可能性があります。ガソリン版の「エレーション・フリーダム」の0-100km/h加速は2.5秒、最高速は386km/hとのことです。
価格については当然ながら安くはなく、ピュアエレクトリック版のフリーダムで200万ドル(2億円以上)、そしてガソリン版のフリーダム・アイコニックでは230万ドルという設定です。
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