【デンドロビウムD-1】シンガポール初1800psのEVマシン
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最近は、1,000PSオーバーという超ド級のパワーを与えられたハイパーカーのデビューが多くなりましたが、このほどシンガポールから同国において初となるハイパーカー「デンドロビウム」が生産モデルの実車としてを一般公開することが明らかになりました。ちなみにプロトタイプはジュネーブ・モーターショーで発表されていました。この一風変わったモデル名と思われるかもしれませんが、「デンドロビウム」は蘭の一種で、そして蘭はシンガポールの国花です。そして、正式名称は「デンドロビウム(Dendrobium) D-1」となるそうですが、これを手がけるのはもちろんシンガポール拠点となる「Vanda Electronics」です。なお、すでにデンドロビウム専用サイトも公開しており、ミニカーも販売中で、価格は1/18サイズで28,000円くらいとのことです。
「デンドロビウム(Dendrobium) D-1」を手掛ける、「Venda Electronics」はエレクトリックビークルやエレクトリックバイクを手がけており、話題になった「モトチンプ」を発売したのものこの会社です。「デンドロビウム(Dendrobium) D-1」ですが、製造はイギリスになるとのことです。ただし製造元は不明となっており、以前にウワサされた「F1コンストラクターのウイリアムズ」ではないのかと思われていましたが不明とのことです。このウワサはプロトタイプの製造をウイリアムズが行ったためです。
この「デンドロビウム(Dendrobium) D-1」のスペックは、最高出力:1800psのEVという以外はパフォーマンス、充電方法などは明かされておらず、8月に開催されるサロン・プリヴェにて実車が一般公開されるとのことなので、その際に情報が提供されることになりそうです。
その他わかっていることと言えば、「車両重量が1750kg」、「ボディはカーボンファイバー製」、「フレームはカーボン製バスタブ(デンドロビウムによればプロトセル・カーボンタブ(Protocellcarbon tub)」、「デザインイメージはデンドロビウム(蘭)」「予定しているパフォーマンスは0-100km/h加速:2.7秒、最高速度:322km/h」ということです。「Venda Electronics」によれば「デンドロビウム D-1は最新のテクノロジーを使用しており、現在も開発中だ。自社で開発したエレクトリックパワートレーンを持ち、ソリッドステートバッテリーを搭載することを計画している」とコメントしています。なお、この「デンドロビウム計画」は1990年代に一度持ち上がり、その際に中断され、立ち消えとなっています。
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