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【ワイルドスピード10&スピンオフ】シリーズ構想と女性版が公表

最新作となる「ワイルドスピード9/ジェットブレイク」の公開が近づき話題となっていますが、今後の「ワイルドスピード10」についての構想について明らかになりました。今後の「ワイルドスピードシリーズ」の10作目が2つに分かれ、さらにファストサーガ完結編になる可能性を、「ヴィン・ディーゼル」氏が示唆したのです。

「ワイルドスピード10」：構想

このことは「Total Film」のインタビューで明らかにしたことで、「ヴィン・ディーゼル」氏はワイルド・スピードユニバースの拡大について語り、「ワイルドスピード10」は2部作で、シリーズ9作目の「ワイルドスピード9/ジェットブレイク」と合わせて「サーガを完結させる最後の3部作」になることをほのめかしたということです。「まさに9作目の撮影が始まる前に、10作目の構想を練り始めていました。このシリーズは長く続いていて、キャラクターもかなり多く、ストーリーも豊富なので、スピンオフを作るのは非常に適していますし、それは必然的なことだと思います。ユニバーサル・スタジオはこの小さなサーガにかなりの投資をしたので、その製作をするのにふさわしいし、ユニバーサル・スタジオに還元できるのはうれしいことです。10作目は1部と2部に分けて完結するだろうけれど、この世界が何世代にもわたって続いたら素晴らしいですね」と「ヴィン・ディーゼル」氏はコメントしています。

実際、「ワイルド・スピード」シリーズは、確かに長年にわたってかなり走行距離を伸ばしてきた大ヒット映画。2001年に1作目がレースを開始し、エネルギッシュなアクション3部作を展開。以降、2009年にはソフトリブートであり新シリーズ1作目でもある『ワイルド・スピード MAX』を製作した。のちに、ユニバーサル・スタジオはサーガを拡大し、「ドウェイン・ジョンソン」氏と「ジェイソン・ステイサム」氏主演のスピンオフ作品『ワイルド・スピード／スーパーコンボ』を公開しました。

そして、2017年公開『ワイルド・スピード ICE BREAK』の続編となるシリーズ9作目には、「タイリース・ギブソン」、「リュダクリス」、「ジョーダナ・ブリュースター」、「ナタリー・エマニュエル」、「シャーリーズ・セロン」、「ヘレン・ミレン」が再び出演することになっています。さらに、「ジョン・シナ」と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の「マイケル・ルーカー」が「ワイルド・スピード」シリーズに初登場となっています。

「ワイルドスピードスピンオフ」：女性版について

さらに人気カーアクション『ワイルド・スピード』シリーズの女性版スピンオフについて、映画の脚本が来月仕上がると、主人公のドミニク役の「ヴィン・ディーゼル」氏が「MTV news」のインタビューで明かしました。女性版スピンオフについては昨年1月、「ヴィン・ディーゼル」氏本人が「Instagram」で企画の存在を告白していました。『キャプテン・マーベル』の「ニコール・パールマン」と「ジェニーヴァ・ロバートソン＝ドウォレット」、Netflix映画『シエラ・バージェスはルーザー』の「リンジー・ビア」の女性3人が、脚本を執筆していることを明かしていました。

そして、今回の「MTV news」のインタビューに応じた「ヴィン・ディーゼル」氏は、「ワイルドスピード10 」つまりシリーズ第10弾後の展望について聞かれた際に「僕は女性版スピンオフを作っていて、その脚本が来月に仕上がる。今後の展開はそのうちわかるよ」とコメントしています。

『ワイルド・スピード』を手掛けてきたユニバーサル・ピクチャーズが脚本を気に入り、ゴーサインが出れば、女性版スピンオフが本格的に始動する可能性もあるということです。現時点で、女性版スピンオフの主演は判明していないものの、「ミシェル・ロドリゲス」演じるレティか、「ナタリー・エマニュエル」演じるラムジーの可能性が高いとみられています。

『ワイルド・スピード』は今後、シリーズ第9弾にあたる『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』が5月22日に全米公開されることになっています。また、シリーズ第10弾となる「ワイルドスピード10 」は2021年4月2日全米公開を予定しています。