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国産旧車の中でも王道といえるのが「日産・スカイライン(ハコスカ・ケンメリ)」シリーズにおける「GT-R仕様」のカスタムでしょう。まずはエンブレム変更に始まり、グリルの変更やオリジナルのサーフィンライン(リアフェンダー)のカットにオーバーフェンダーの装着、クリアガラスの変更といった感じにカスタマイズされている個体が多いのではないでしょうか。もちろんベースモデルはレースモデルのレプリカですから2HTや4ドアモデルかもしれません。しかし、旧車の専門店「ロッキーオート(LockyAuto)」社が手掛け販売している個体は、興味深いといえます。ベースモデルを超希少なモデルといえる、「スカイラインバン(ハコスカバン)」なのです。この個体をベースにRカット(サーフィンラインのカット)を施し、エンジンを載せ替えてのカスタマイズを行っているのです。
リアから見ると、バンタイプゆえに全長が長く見えます。またバンタイプなのでテールがワンテールとなっており、シンプルなデザインです。バンパー下部から覗く極太なマフラーエンドが、このマシンがただものではないことを物語っています。
この個体のボンネットに収まっているエンジンは、赤ヘッドの「RB26DETT」エンジンへと載せ替えられているのです。なんとも見事に違和感なく収まっています。ちなみにフェンダーミラーも角タイプから「GT-R(PGC10・4ドアハコスカR)」タイプのものに交換されているようです。フロントバンパーにはオイルクーラーが装着されています。
インテリアのメーターパネルに目を向けると追加メーターの中にブーストメーターが装着されており、このマシンがターボエンジンを搭載していることを意識させます。
シートもフラットなシートからブリッド製のバケットシートに変更されてホールド性を向上させています。