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アーティストとして有名な元EXILEのボーカル「清木場俊介」さん。ボーカリストとしての活躍だけでなくYouTuberとしても幅広く活躍されています。その「清木場俊介」さんは、愛車が旧車好きとしても有名でコレクションも名車揃い。そこで今回は、「清木場俊介」さんの愛車「日産・スカイライン2000GT(GC10型)」、通称:ハコスカに注目です。
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「清木場俊介」さんの愛車は、名車「日産・スカイライン2000GT(ハコスカ/C10型)」です。ボディカラーは、ホワイト。ワンピースグリル、ワンテールから年式は1970年式と思われます。エンジンはL28型換装で3リッターボアアップ仕様にソレックス製キャブレター、車高調整式サスペンション、ワンオフマフラー…etc。
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国産旧車の中でも王道的な存在といえるのが、「トヨタ・2000GT」や「日産・スカイライン(ハコスカ・ケンメリ)」などかもしれません。特に「日産・スカイライン(ハコスカ・C10系)」は、オリジナルに拘る方もいれば、フルカスタムを施す人まで、幅広いファンがいます。しかし、ハコスカの中でもメジャーな存在として注目されるのは、「GT-R(KPGC10 / PGC10)」もしくは「GT-R仕様(KGC10 / GC10)」が最も多いといえます。この「GT-R仕様」というのは、拘ればエンジンをL型からS20型への載せ替えになるのでしょうが、ほかにもリアのクリアガラス、100リットルタンク、オーバーフェンダー、エンブレムなどがメジャーな「GT-R仕様」といえるでしょう。しかし、それほどのまでに魅了し続けるルーツはどこにあるのでしょう。
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「ハコスカ(C10系)」は、1968年8月のフルモデルチェンジでデビューしています。日産との合併後初めて新規発売されたモデルとなっています。「羊の皮を被った狼」として「スカイライン神話」となった「S54B:スカイライン 2000GT-B」の後継として登場し、「GT-R」においては、レーシングエンジン直系の「S20」エンジン搭載、モータースポーツにおいては49連勝という金字塔を打ち立てた。ネーミングとしては、当時のツーリングカーのことをハコと呼んでいたことから「ハコスカ」と呼ばれるようになりました。エクステリアデザインから「ハコスカ」と呼ばれるのも理解できます。当初のグレード展開は、スタンダードとデラックスのみでした。1968年10月に直列6気筒エンジン搭載のGT(GC10型)を追加。S54型同様、フロントノーズを延長しているが、S54型と違い、開発当初から6気筒化を配慮した設計構造とデザインを備えており、6気筒モデルの方がバランスの整ったエクステリアデザインでした。
丸目4灯のフロントは、アメリカンテイスト溢れるデザインで「ロードランナー」、「チャージャー」のようなデザイン。年式によって「3ピース:初期型」、「1ピース:中期型」、「後期グリル」と変更されています。サイドはサーフィンラインが特徴的なリアフェンダー、リアは「ハコスカ」は丸テールではなく角型テール(初期型:ワンテール)となっています。
GT-Rの4Drセダンは木目パネルにタコメーター、スピードメーターの間に水温計、油温計が装備されています。2DrのGT-Rはブラック基調に6眼メーターが装備され、レーシーなデザインとなっています。
4ドアセダン(C10型)、エステート(WC10型)、バン(VC10型)が発表されたエンジンはプリンス製の直列4気筒OHC1,500cc G15型を搭載していました。先代モデルから足回りはフロントがマクファーソンストラットとコイルスプリングの組み合わせに変更されリアはリーフリジッドが採用されました。デラックスにはシート形状とトランスミッションにより、ファミリーデラックス(3速コラムシフト・ベンチシート)、ツーリングデラックス(3速コラムシフト・セパレートシート)、スポーティデラックス(4速フロアシフト・セパレートシート)の3種のほか、女性仕様の「Lパック」がメーカーオプションとして用意され、バリエーションを確保していました。
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1968年10月直列6気筒エンジン搭載のGT(GC10型)が追加されましたが、S54型同様、フロントノーズを延長しているものの、S54型と違い、開発当初から6気筒化を配慮した設計構造とデザインを備えていました。また、「S54型:スカイライン」に搭載されていたプリンス製G7型エンジンに代わり、日産製直列6気筒OHC2,000ccのL20型(シングルキャブ)を搭載していました。発売当初はかまぼこ型シリンダーヘッドと呼ばる後年主流となるL系エンジンとは形状が異なるエンジンが搭載されました、最高出力は105馬力。1969年以降L20型エンジンを搭載する全車種で新設計のエンジンに順次切り替わり、115PS(レギュラーガソリン仕様)となりました。新旧を区別するため、新型をL20Aと呼称(車検証上の原動機の型式に変更はない)していましたが、旧エンジンの淘汰にともない、後年は新型もL20と呼称するようになりました。サスペンションは、フロントは4気筒同様のマクファーソンストラットであるが、リアはセミトレーリングアームとコイルスプリングへ変更され、4輪独立懸架が採用されました。