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400ccミドルクラスの「カワサキ・Z」シリーズとして「Z400FX」の後継モデルとなったのが「カワサキ・Z400GP」。その後「カワサキGPz400」シリーズに続いた。リアのサスペンションやシャープなシルエットデザイン、軽量化が引き継がれ、空力においてもハーフカウルが装着されました。このモデルも空冷エンジンであり、しかもカワサキの400空冷エンジンで最強のエンジン出力を獲得したモデル。今回は、この「カワサキ・GPz400/GPz400F」が登場する漫画や映画に注目です。
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ヤンキー漫画の金字塔とも言われる「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」。この漫画でバイク好きになったり、旧車や名車、改造パーツやメーカーなど、あらゆるバイク知識に興味も持つようになった方も多いのではないでしょうか。また、仲間の絆についても考えさせられる漫画です。その「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」から登場するキャラクターと愛車に注目してみたいと思います。「カワサキ・GPz400F」に注目です。
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主人公は、県内で中の上の私立横浜港ヶ丘高校に通う1年生の浅川拓。彼は、学校では典型的ないじめられっ子のポジションを確立していました。その為、学校はただの辛い場所だと日々思っていました。ところが3学期のある日、後の拓の人生を変える転機が訪れます。それは、転校生の鳴神秀人との出会いでした。そこからその後、内部抗争が絶えない不良のふきだまりの私立聖蘭高校、通称「乱校」の1年D組に転校することとなる。話の流れで「爆音小僧」のメンバーとなります。最初の愛車は1980年代のバイクレーサーでありキングケニーとしてロードレース界で有名だったケニー・ロバーツからケニー・ロバーツ号こと「ヤマハ・FZR250R」でした。その愛車は乗り換えていき、ミラクルのバイクテクニックとケンカや友情で高校生活が大きく変わるという流れ。
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「女郎蜘蛛」メンバー。パンクっぽい髪型の子。愛車はカワサキ空冷4気筒最強のパワーを誇る「カワサキ・GPZ400F」。
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横浜の暴走族でレディース。まだ名前だけで特攻服等は出来ていない様子だが、メンバーは何度か集まって公道を走ったり、B突堤で単車の練習をしている。
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「榊龍也」率いる「朧童幽霊」の怪力No.1。乱校の2年E組。通称「デブ崎」。アンパン(シンナー)のせいで前歯がほとんどなく、どもり癖がある。カルシウム不足を自認している。なぜか「浅川拓」と遭遇することが多く、「浅川拓」にとって一種の「不運の象徴」とも呼べる位置づけにいる。愛用武器は模造刀。愛車は「カワサキ・GPZ400F」。
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横浜の暴走族で通称「悪の華の朧童幽霊」。聖蘭高校2年E組が主要メンバーでチームは初代。六代目「爆音小僧」解散と同時に[、榊龍也が結成。少数規模の族だが、他の族と揉めることが多く、大人数の夜叉神や聖龍連、三鬼龍の三人、獏羅天、極悪蝶、蠅王等とも抗争の火種を起こしているが。背中の看板は「狂乱麗舞」。主な敵対族は「爆音小僧」「魍魎」。主な集合場所は、某ガソリンスタンド。
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現在でもファンの多い暴走族マンガ「湘南爆走族」。というものの抗争シーンよりも友情メインとしたギャグマンガ。しかし、このマンガでバイクに興味をもったファンも多い。それぞれ登場するバイクは名車ばかりで改造も個性豊か。現在では、登場仕様や「湘南爆走族」のレプリカ仕様も多く存在。そんな「湘南爆走族」に登場するバイクに注目です。今回は、「地獄の軍団」の「権田 二毛作」の実写版を演じておられる「翔」さんの「カワサキ・GPz400」に注目です。
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神奈川県の湘南海岸を舞台とし、2代目リーダーの「江口洋助」をはじめとする暴走族「湘南爆走族」メンバー5人と、地獄の軍団など他の暴走族などの登場人物やグループを中心に友情や恋愛などを描いた漫画です。ギャグの割合が多いものの、喧嘩やバイクバトルなどの描写、グループ間の抗争などシリアスなストーリーもあります。連載ではギャグメインで一話毎に単発で完結するのが基本ですが、江口と権田のタイマン勝負、ボクシングに打ち込む権田のエピソード、族同士の抗争編など、シリアスな展開の数話に渡る長編もある。
1982年3月、『少年KING』3号で読み切りとして登場。その後、同年12月、正式に連載が開始。単行本は全16巻、別巻全1巻。1987年に江口洋介主演で、実写映画化され、それに平行してOVAも12作製作されており、主題歌は元横浜銀蝿の翔、HOUND DOG、LOUDNESS、Mr.Children、杉山清貴、実写で主演した「江口洋介」などが歌っている。エンディング曲は「田中律子」も参加。
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神奈川県茅ケ崎にある波打際高校。放課後の手芸部部室に、女生徒たちとフランス刺繍に励む紫色のリーゼント頭の江口洋助の姿があった。彼は手芸部部長としてのやさしい顔と湘南暴走族のリーダーとしての超つよい顔の二つの面も持っていた。間もなく仲間の呼び出しに単車の待つ校庭へ出向く江口。数分後、湘南の潮風の中、江口、親衛隊長の晃、丸川、桜井、旗持ち原沢の略して“湘爆”こと、湘南爆走族はマシンをぶっ飛ばしていた。途中、路上で隊員勧誘のためのプロモーションビデオの撮影に大忙しの宿命のライバル“地獄の軍団”にガンくれて、彼らはラーメンショップじぇんとる麺をめざす。そこのマスター茂岡は、湘爆の初代親衛隊長である。金欠で一杯のラーメンをとりあう湘爆のメンバーたち。その頃、横浜をおさえた荒くれ集団“横浜御伽”は湘南進出をもくらみ、他グループの席巻を開始した。まずは湘南を爆走中遭遇した地獄の軍団を叩きのめし、リーダーの権田を病院送りに。また、晃は恋人民子とデート中、民子にチョッカイを出した彼女の中学の先輩だという横浜御伽の神林と乱闘になる。一方、横浜へ銀色の刺繍糸を買いに出た江口と副部長津山の前にも御伽の面々が現われ、喧嘩を売って来た。とうとう御伽から挑戦状が叩きつけられた。それを受けた晃はひとりで決着をつけると長者ヶ崎へ向かう。御伽のリーダー城崎の妹・奈美は前々から江口に憧れていて決闘をやめさせようと波打際高校を訪れた。長老ヶ崎へと単車を走らせる湘爆たち。それを病院の窓から見つけた権田も抜け出し、地獄の軍団も向かった。闘いの結果、江口と城崎のきもだめしで結着をつけることになり、江口の勇気に城崎は負けた。
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権田 二毛作:実写版 – 翔 / 声 – 屋良有作
暴走族の地獄の軍団の二代目総長。園都成高校生徒会長兼ボクシング部の主将で校内ではかなりの人気者である。岸本葵という恋人がいる。海岸線にその名を轟かすほどのツッパリであるが、生真面目でバイトが趣味と意外な一面もあり、彼の青春はタイムカードで刻まれているともっぱらの噂である。江口と出くわすといつも喧嘩になるが、お互いに一目置いており良きライバル関係である。湘爆を倒し湘南No.1チームに躍り出ることが悲願であるが、連戦連敗でNo.2チームに甘んじている。上記の通り江口とのサシの勝負も連戦連敗だが、本気を出した場合の実力は拮抗している。初期は湘爆を策略で陥れようとしたりしたが、徐々にキャラクターも成長し、組織の面子をかけて一度だけ本気で戦ったタイマンでは決着がつかなかった。愛車は「ヤマハ・RZ350(初期型)」だったが、江口とのタイマンレースで大破し、必死になって稼いだバイト料で「カワサキ・GPz400」に買い換える。バルカンポマード愛用。
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「翔」さんが映画「湘南爆走族」で「地獄の軍団」の「権田 二毛作」役として出演して愛車として登場するバイクは、「カワサキ・GPz400」。劇中では、フルノーマルの車両となっています。
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1983年にデビューした「カワサキ・GPz400」。先代モデルの「カワサキ・Z400GP」のデザインを継承しつつも、フロントにはそれまでにはない、大型のハーフカウルを装着。ヘッドライトからタンク、そしてサイドカバーからテールカウルへと流れるような一体感のあるフォルムが特徴。先代モデルの「カワサキ・Z400GP」で400ccクラスとして初めて採用されたユニトラックサスペンションは、「カワサキ・GPz400」で改良が加えられた。それまでリヤショックのフレーム側マウント位置にリンクを配置していたが、「カワサキ・GPz400」ではスイングアーム側のマウント位置に移動。スイングアームはアルミ製を採用し車体を軽量化。ホイールも「カワサキ・Z400GP」まで採用していた5本スポークタイプから、肉抜きされた3本スポークタイプへと変更し、バネ下重量の軽減を図った。車重は「カワサキ・Z400GP」と同じ187kg。また軽量化とともに重心バランスの変更に加えてエンジンは、「カワサキ・Z400GP」のエンジンをベースにボアとストロークを「カワサキ・Z400FX」以来の52 × 47 mm から 55 × 42 mmへとショートストローク化し、ヘッドや吸排気系なども新作し、高回転型のエンジンへと変化。圧縮比もアップし、最高出力51psを発揮。「GPz400F」が発売されたことにより、生産期間は一年未満となった。
「GPz400」:ZX400-A1(1983年)
「GPz400F」:1983年にGPz400のマイナーチェンジモデルとして発売。馬力は51psから54psへとパワーアップし、カタログ表記上の車重は187kgから178kgへと軽量化された。
「GPz400F」:ZX400-A2(1984年)、ZX400-A3(1985年)、ZX400-C4 (1991年) ゼファーベースの エンジンとなり輸出用に再生産 カウル付き、ZX400-C5(1994年) 輸出向け生産
「GPz400F-II」:1984年にGPz400Fの派生モデル(アッパーカウルのないネイキッドバージョン)として発売。Kawasakiのプレートが貼られたマフラー。なお1984年登場のGPz400F-Ⅱは、差別化を図ってかクロームメッキ仕上げのエキゾーストパイプとマフラーが採用されていた。
「GPz400F-II」:ZX400-C1(1984年)、ZX400-C2(1985年)