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ヤンキー漫画の金字塔とも言われる「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」。この漫画でバイク好きになったり、旧車や名車、改造パーツやメーカーなど、あらゆるバイク知識に興味も持つようになった方も多いのではないでしょうか。また、仲間の絆についても考えさせられる漫画です。その「疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)」から登場するキャラクターと愛車に注目してみたいと思います。今回は、「華菜美(かなみ)」の愛車「カワサキ・GPz400F」に注目です。
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主人公は、県内で中の上の私立横浜港ヶ丘高校に通う1年生の浅川拓。彼は、学校では典型的ないじめられっ子のポジションを確立していました。その為、学校はただの辛い場所だと日々思っていました。ところが3学期のある日、後の拓の人生を変える転機が訪れます。それは、転校生の鳴神秀人との出会いでした。そこからその後、内部抗争が絶えない不良のふきだまりの私立聖蘭高校、通称「乱校」の1年D組に転校することとなる。話の流れで「爆音小僧」のメンバーとなります。最初の愛車は1980年代のバイクレーサーでありキングケニーとしてロードレース界で有名だったケニー・ロバーツからケニー・ロバーツ号こと「ヤマハ・FZR250R」でした。その愛車は乗り換えていき、ミラクルのバイクテクニックとケンカや友情で高校生活が大きく変わるという流れ。
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「女郎蜘蛛」メンバー。パンクっぽい髪型の子。愛車はカワサキ空冷4気筒最強のパワーを誇る「カワサキ・GPZ400F」。
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横浜の暴走族でレディース。まだ名前だけで特攻服等は出来ていない様子だが、メンバーは何度か集まって公道を走ったり、B突堤で単車の練習をしている。
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1983年にデビューした「カワサキ・GPz400」。先代モデルの「カワサキ・Z400GP」のデザインを継承しつつも、フロントにはそれまでにはない、大型のハーフカウルを装着。ヘッドライトからタンク、そしてサイドカバーからテールカウルへと流れるような一体感のあるフォルムが特徴。先代モデルの「カワサキ・Z400GP」で400ccクラスとして初めて採用されたユニトラックサスペンションは、「カワサキ・GPz400」で改良が加えられた。それまでリヤショックのフレーム側マウント位置にリンクを配置していたが、「カワサキ・GPz400」ではスイングアーム側のマウント位置に移動。スイングアームはアルミ製を採用し車体を軽量化。ホイールも「カワサキ・Z400GP」まで採用していた5本スポークタイプから、肉抜きされた3本スポークタイプへと変更し、バネ下重量の軽減を図った。車重は「カワサキ・Z400GP」と同じ187kg。また軽量化とともに重心バランスの変更に加えてエンジンは、「カワサキ・Z400GP」のエンジンをベースにボアとストロークを「カワサキ・Z400FX」以来の52 × 47 mm から 55 × 42 mmへとショートストローク化し、ヘッドや吸排気系なども新作し、高回転型のエンジンへと変化。圧縮比もアップし、最高出力51psを発揮。「GPz400F」が発売されたことにより、生産期間は一年未満となった。
「GPz400」:ZX400-A1(1983年)
「GPz400F」:1983年にGPz400のマイナーチェンジモデルとして発売。馬力は51psから54psへとパワーアップし、カタログ表記上の車重は187kgから178kgへと軽量化された。
「GPz400F」:ZX400-A2(1984年)、ZX400-A3(1985年)、ZX400-C4 (1991年) ゼファーベースの エンジンとなり輸出用に再生産 カウル付き、ZX400-C5(1994年) 輸出向け生産
「GPz400F-II」:1984年にGPz400Fの派生モデル(アッパーカウルのないネイキッドバージョン)として発売。Kawasakiのプレートが貼られたマフラー。なお1984年登場のGPz400F-Ⅱは、差別化を図ってかクロームメッキ仕上げのエキゾーストパイプとマフラーが採用されていた。
「GPz400F-II」:ZX400-C1(1984年)、ZX400-C2(1985年)
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「特攻の拓」のレディース「女郎蜘蛛」のメンバーの一人、「華菜美(かなみ)」の愛車は「カワサキGPz400F」。カワサキのミドルクラス400ccシリーズでは、最強の空冷4気筒エンジンを搭載していました。下記の車両は、BEET製テールカウル、ポイントカバー、ダイシン製集合管マフラー、CRキャブレター、アンコ抜きシート…etc。