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【ワイルドスピード】ポール・ウォーカーのための作品である理由とは
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大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズ。2001年から始まったカーアクション作品で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれ、既に公開されている8作品の累計興行収入は、なんと5,400億円を突破しているモンスター映画。多くの名車、旧車、スーパーカーが登場し、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げることでファンを魅了しています。最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年1月31日に予告編が公開されると、24時間で5億回の再生回数を突破し世界的に次回作への期待と「ワイルドスピード」シリーズの人気の高さを示しました。毎回、世界的な名車、旧車のカスタムマシンが登場し多くのクルマファンを魅了している映画ですが、今回は、「ポール・ウォーカー」がオファーのタイミングがずれていたら「ワイルドスピード」シリーズには参加していなかったかもしれないと、生前のインタビューで語っていたということで話題になっているようです。
「ポール・ウォーカーのための作品がワイルドスピードである理由」
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「ポール・ウォーカー」は、数々のヒット映画に出演してきたことで知られる俳優です。2001年には、自らの代表作となる映画「ワイルド・スピード」に出演し、その人気を不動のものにしました。「ワイルド・スピード」シリーズは、世界中で大ヒットとなり、現在は全8作品とスピンオフ1作品が公開される長寿シリーズになりほどの作品。今年、2021年には、9作目となる「ワイルド・スピード9/ジェットブレイク」が公開予定となっています。しかし2013年、人気絶頂の最中に発生した自動車事故のため、シリーズ7作目の「ワイルド・スピード SKY MISSION」の公開を待たずして、帰らぬ人となり悲しい現実となりました。
そして、「ポール・ウォーカー」が「ワイルド・スピード」にオファーされたのは2000年、映画「ザ・スカルズ/髑髏の誓い」の撮影をしていた時。同作プロデューサーだった「ニール・モリッツ」は、この才能あるスター、「ポール・ウォーカー」と仕事を続けたいと考え、次は何をしたいかと尋ねたようです。
「ポール・ウォーカー」は「トム・クルーズ」が主演の映画「デイズ・オブ・サンダー」と「ジョニー・デップ」主演の「フェイク」を掛け合わせたような作品がいいと答えたため、「ワイルド・スピード」の監督の「ロブ・コーエン」と「ニール・モリッツ」はストリートレースについて書かれた記事を持って「ポール・ウォーカー」のところに来て、彼に映画を売り込んだということです。
そして、「ポール・ウォーカー」はこの時のことを2011年頃のアメリカの「LA Times」のインタビューで振り返り、「もし今同じような機会が与えられたら、きっと考えすぎて、(出演の機会を)無駄にしていただろう。でも、自分は若くて感受性豊かだったし、なにより仕事がしたかった」と答えています。つまり、タイミングがずれていれば「ワイルド・スピード」には参加していなかったということなのです。アクション映画の主役を務めることには半信半疑だったそうですが、共演者に「ヴィン・ディーゼル」がその名を連ねていたことで同意したいう経緯があったようなのです。
「ワイルドスピード/ジェットブレイク」:あらすじ
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世界的大ヒットとなっている「ワイルドスピード」シリーズの最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のあらすじとは?
舞台は前作『ワイルド・スピード アイスブレイク』の5年後という設定。ドミニクは以前交際していたエレナとの間にできた息子ブライアンの良き父となるために、レティと共に平和な毎日を過ごしていた。ところがある日、何者かによってブライアンが誘拐される…。誘拐犯を追った先で見つけたのは、ドミニクの実弟ジェイコブ。彼はなんと、過去の敵であったサイファーの部下となっていた。自身の兄を越えるため、ドミニクの仲間に攻撃し始めるジェイコブ。自分の本当の家族との再会に動揺を隠せないドミニク。しかしドミニクは、苦楽を共にしてきたファミリーが危険にさらされることに憤慨し、実弟との戦闘に踏み切る!というあらすじとなっています。
「ワイルドスピード/ジェットブレイク」:キャスト
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「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」には、主人公の「ヴィン・ディーゼル」が演じるドミニク・トレットはもちろん、ローマン・ピアース役の「タイリース・ギブソン」、レティ・オルティス役の「ミシェル・ロドリゲス」、ミア・トレット役の「ジョーダナ・ブリュースター」、サイファー役の「シャーリーズ・セロン」、ラムジー役の「ナタリー・エマニュエル」、テズ・パーカー役の「クリス・“リュダクリス”・ブリッジス」といったレギュラーメンバーが続投しています。さらに、「ジョン・シナ」がドミニクの弟役ジェイコブ・トレットとして参加することに。また、アーティストの「カーディ・B」も出演しているという豪華キャスト陣となっています。しかし、ルーク・ホブス演じる「ドウェイン・ジョンソン」と「デッカード・ショウ」演じるジェイソン・ステイサムは、今回の「ワイルドスピード/ジェットブレイク」には参加していません。
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また「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」で最も人々を驚かせたのは、2006年に公開されたシリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で命を落としたと思われていたキャラクター、ハンのカムバック。
予告編で何事もなかったかのようにファミリーの基地を訪ねてくるハンの姿に、ファンは大歓喜しました。ハンの生存がわかった日、何者かがすぐさまハンを演じる俳優「サン・カン」の英語版のウィキペディアを改変して、「サン・カンは死から逃れられるアメリカ人俳優。映画『ワイルド・スピード』シリーズの不死身の男、ハン役として知られている」と記述。 ハンだけでなく、ハンを演じる「サン・カン」まで不死身とするかのような書き方に変えられた。もちろんその後修正されましたが、いち早くその記述を発見したファンはSNSで大喜びの様子だったということです。
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