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1990年に連載開始した走り屋漫画の金字塔『湾岸ミッドナイト』。漫画やアニメはもちろん、ゲームの影響もあって連載当初を知らない世代にまで圧倒的な知名度を誇るこの作品も、2020年でついに30周年を迎えた。そんなメモリアルイヤーを記念して発売されるのが、劇中に登場する3台のモデルカー。製造元は高品質モデルカーの代表格であるオートアート。
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主人公・朝倉アキオが駆る「悪魔のZ」こと初代フェアレディZ(S30型)と、それを取り巻く人間模様、そして主に首都高において公道バトルを繰り返す自分たちが狂っていると自覚しながらも「悪魔のZ」に挑んでは消えていく数多くの挑戦者達の様子を描いている。
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現在でも多くのファンを魅了している漫画「湾岸ミッドナイト」。この作品は、楠みちはる氏によるクルマを題材にした漫画の名称で、「ビッグコミックスピリッツ」および「週刊ヤングマガジン」でシリーズ連載され、その後アニメやゲームなど幅広いジャンルで人気を博した、日本を代表するクルマ漫画です。物語の舞台は東京・首都高速。作中では極限までチューンナップした愛車を駆り、首都高速最速の称号に命を賭けて走る者たちと、彼らを取り巻く人間模様が生々しく描かれています。クルマでただ速く走るだけ、という漫画ではなく、走り続けることの意味と、それに費やしたこれまでの人生への問い。クルマ、人間、金、恋人、家族など、生きることの意味さえ考えさせられる作品です。
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まず1台目は、主人公である朝倉アキオがドライブするS30Z、ご存知「悪魔のZ」。ボンネットやドア、リヤハッチの開閉機構はもちろん、室内やエンジンルームまで忠実に再現されている。「悪魔のZ」とは、「湾岸ミッドナイト」の主人公である「朝倉アキオ」の乗る「S30型:フェアレディZ」のことです。ボディカラーは、ミッドナイトブルーとなっており、このカラーで塗装された「悪魔のZ」は、まるで意思を持つかのように、また「くるおしく身をよじるように」走り、主人公の手に渡るまでに何度もクラッシュを繰り返し、数々の死亡者や負傷者を出したことから「悪魔のZ」として伝説化していきました。しかし、登場人物の中には「悪魔とは天界から追放された天使で、反逆者。チューニングという反逆的な行為を現して、あるいは当時誰も成し得なかったその圧倒的なパワーを差して、『悪魔』と呼ばれたのではないか」と、独特の解釈をする者もいました。当初は選ばれた人しか乗れず、それ以外の人が乗ると事故に遭うという呪われた車と言われており(事実アキオをはじめ初期のころは相当数の事故を起こしている)、最近になってからは様々な人物が乗ってドライブできるようになっていますいます(レイナ、城島、北見、島など)。
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2台目はライバルの島達也が駆るポルシェターボ、通称「ブラックバード」。スパルタンなコクピットやKKKタービンで700馬力を発生させるフルチューンユニットなど、ディティールの作り込みは凄まじいレベル。
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3台目は、ヒロイン秋川零奈のBNR32。作品内での登場当初はガングレーメタリックだが、このモデルカーはホワイトに塗り替えられた後の仕様を再現している。
●問い合わせ:オートアート TEL:0553-47-7161
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これまで数多くの名車が劇中に登場して多くの人を魅了してきた「湾岸ミッドナイト」シリーズ。それでも、劇中車両の代表格の3台として絞ると作中初期の「悪魔のZ:S30型フェアレディZ改」、「ブラックバード:ポルシェ911改」、「零奈のR:BNR32型スカイラインGT-R改」ということになるでしょう。今回、30周年記念モデルカーとして登場したモデルカーは、細部に至るまで作り込まれており、再現するための拘りが随所に見ることが出来る質感となっているようです。