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【サバンナ八木】 兄の愛車の510ブルーバードBREレース仕様
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日本のお笑い芸人の「サバンナ八木」さん。芸人仲間の「テンダラー浜本」さんの紹介で「サバンナ八木」さんの実の兄が超マニアックな旧車を所有していることが明らかに。「テンダラー浜本」さんご自身は、「ケンメリ」のスカイラインGT-X改を愛車とされていますが、同年代旧車ということで注目となりました。
「サバンナ八木さんのプロフィール」
八木 真澄(やぎ ますみ、1974年(昭和49年)8月4日 – )は、日本のお笑いタレント。お笑いコンビサバンナのツッコミ(たまにボケ)担当。相方は高橋茂雄。1994年、柔道部の後輩の高橋茂雄とコンビ結成。NSCに入らずにデビュー。コンビを結成する際には高校のクラスメイトの高橋智隆(ロボットクリエーター)にも声を掛けているが断られている。なかやまきんに君とのコンビ・ザ☆健康ボーイズとしても活動しているほか、アイドルグループ吉本坂46のメンバーでもある。
「サバンナ八木さんと510型ブルーバード」
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「サバンナ八木」さんの兄が愛車としているのは、「ダットサン(現:日産)」のころの510型ブルーバード。しかも、左ハンドルの2ドアセダン。エンジンはL16型OHCエンジンにソレックスキャブ。タコ足からマフラーまでワンオフ。エクステリアは、ボディはホワイトですが、これからBRE仕様に仕上げられる予定で、現在はオーバーフェンダーにBREスポイラー、BREマグネシウムホイール、車高調整式サスペンション。インテリアは、バルクヘッド貫通のフルロールケージ、メーター、ステアリング、シート、キルスイッチ、ドア内張アルミ仕様…etc。とフルチューンレース仕様に仕上げられています。アメリカから取り寄せたという510型ブルーバードは当初は、ボディだけのドンガラ状態。そこからパーツを集めて仕上げていき車両を国内登録するまでに3年を費やしたそうです。それからは、現在まで絶好調で一度も故障したことのない車に仕上げられいるそうです。
「BRE510ブルーバードレース仕様」
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アメリカのツーリングカーレース、SCCA TransAm2.5。そして、広範囲な改造が許されるということでTransAmに参戦したのが、510型ブルーバード。徹底的なボディの軽量化を行い、「フェアレディZ」の輸出仕様レースカー、BRE 240Zに搭載されていたL24エンジンのサイズを2/3に縮小しTransAM510用に改良したL16エンジンを搭載。L16エンジンは165馬力 を発生した。そうして1971年、第2戦ニューハンプシャーで「BRE 510」がデビューした。このレースではトラブルによって敗退してしまったが、第3戦のミッドオハイオではジョン・モートン操る「BRE 510」が見事初優勝を飾り、続くエドモントンでも勝利した。
ホルスト・クウィッチのアルファロメオとジョン・モートンの「BRE 510」による熾烈なタイトル争いが展開され、勝負は最終戦ラグナセカまで持ち越された。しかし最終的には見事勝利し、DATSUNにとって史上初のマニ ファクチュラーチャンピオンが決定し、ドライバーのジョン・モートンもドライバーズチャンピオンに輝いた。翌年の1972年にはL18エンジンが搭載さ れ、11レース中9レースも優勝を獲得した。何とその内6回がジョン・モートンによるもので、残りの3つがゲストドライバーのピーター・グレッグ、ボブ・ シャープによるものであった。見事にDATSUNとジョン・モートンは2年連続でダブルタイトルに輝いた。
「BRE 510」レースカーは全部で5台作られたが、現存するのは3台のみ。ジョン・モートンがタイトルを総なめにした46号車は、現在日産の博物館に保存さ れており、ゲストカーであった35号車は、1972年のシーズンが終了した後にボビー・アリソンのレースカーである85号車にコンバートされ、レース終了 後は愛好家の手に渡りレストアされた。この2台は2001年8月19日、第28回ロックレス・モントレー・ヒストリック・オートモービル・レースで再び相 見えることとなったり、また2010年4月29日~5月2日にかけてロードアトランタで行われた「BREトリビュート」にも登場した。
「510型ブルーバード」:概要
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1967年8月にデビューした「510型:ブルーバード」。「スーパーソニックライン」と呼ばれた、直線的で彫りの深いシャープなラインが特徴的なエクステリアデザインとなった「510型:ブルーバード」は、「ハコブル」、「ゴーイチマルブル」、「ファイブテン」などの愛称で呼ばれており、日本国内だけでなく北米でもモータースポーツでの活躍などから多くのファンが存在しているモデルです。エクステリアデザインとして先代モデルに存在していたフロントドアガラスの三角窓が換気装置の強化により省略されたり、テールライトも「流れるテール」が採用されたり、初期モデルは「喧嘩ワイパー」が特徴的です。
パワートレインにおいては、イギリスの「オースチン」社の影響が強かった、先代モデルの「410型」系までに比べて一新されています。例えば、後に「スカイライン(C10型)」や「フェアレディZ(S30型)」に搭載されるようになる「L型」と呼ばれる新開発のエンジンが搭載されました。「510型:ブルーバード」には、水冷直列4気筒 SOHCのL型が搭載されており、量販モデルである排気量:1,300ccの「L13型エンジン」と、上級モデルとして排気量:1,600ccの「L16型エンジン」を積んだ「SSS(スーパー・スポーツ・セダン)」のラインアップされました。
サスペンションシステムは日産初の四輪独立懸架(フロント:マクファーソン・ストラット、リア:セミトレーリングアーム)を採用しており、セミトレーリングアームのドライブシャフト伸縮には直前に「日産」と合併されていた「プリンス自動車」が「グロリア」後輪のドディオンアクスルに使用していました。これは「ボール・スプライン」と呼ばれる技術を利用しているということです。
「510型:ブルーバード1600SSS(1967年)」:スペック
- 全長 × 全幅 × 全高:4,120mm × 1,560mm × 1,400mm
- ホイールベース:2420mm
- トレッド(F/R):1,270mm / 1,280mm
- 車両重量:915kg
- エンジン型式:L16
- エンジン形式:直列4気筒SOHC SUツインキャブレター
- 排気量:1,595cc
- ボア × ストローク:83.0mm × 73.7mm
- 最高出力:100ps / 6,000rpm
- 最大トルク:13.5kgm / 4,000rpm
- サスペンション(F/R):ストラット / セミトレーリングアーム
- ブレーキ(F/R):ディスク / ドラム
- 発売時価格:75万5,000円
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