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R34型のスカイラインといえば、「GT-R」に注目が集まりがちですが、直列6気筒のRB25エンジン搭載、FR駆動ということでチューニングベースとしてER34やHR34もクルマとしてのポテンシャルは高い。そして、このFRのスカイラインでドリフト界で白煙番長として人気だったのが「のむけん」さん。今回は、R34スカイラインと東京オートサロン2020に出展された「のむけん」仕様の「スカイライン URAS TYPE-R WIDE」に注目。
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R34スカイラインでは先々代R32と先代R33の中間程度のホイールベースが採用された。駆動方式はFRを基本に、トルクスプリット4WDのアテーサE-TSも用意。搭載エンジンはすべて直6ガソリンで、レギュラーモデルとしてFR系が280馬力の2.5Lターボ、200馬力の2.5L、155馬力の2Lの3種。4WDは200馬力の2.5Lのみを搭載する。4ドアのグレード展開は標準車のGTと装備を充実したGT-X、GT-Vが、FRの2Lエンジン以外に用意される。FR・2L搭載車はGTのみの設定。2ドアは1エンジン1グレードが基本ですべてGTとなるが、200馬力の2.5LにのみGT-Vが派生している。ミッションの振り分けは、FR2.5Lエンジン搭載車がステアマチック付き4ATのデュアルマチックM-ATx、FR2Lと4WDが通常の4AT、FR2.5Lターボ&2Lと4WDの標準車25GT-FOURに5MTが用意される。サスペンションは4輪マルチリンクで、2.5Lターボ車には電動スーパーHICASを標準装備。安全機構として、デュアルエアバッグ、ロードリミッター&プリテンショナー付きシートベルト、ブレーキアシスト、ABSを全車に標準で装備する。
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ドリフト界において「のむけん」の愛称で親しまれ、D1グランプリシリーズでは不動の人気ナンバーワン選手として活躍していた経験を持つ「野村謙」氏。そして自身が代表を務める「ショップ・URAS(ユーラス)」では、類稀なるセンスとアイディアでドリフトシーンに無くてはならないパーツをリリースし続けてきた。「東京オートサロン2020」には、「日産:スカイライン(ER34型)」用のエアロキットを発表した。キットの名称は“タイプRワイド”と名付けられている。「URAS」として「URAS」としては意外にも初となる、前後バンパーも含めてワイドフェンダーに合わせた設計となっている。
開発コンセプトは「FRのER34スカイラインでBNR34を超える」というのがテーマ。それゆえにバンパーは「GT-R」をモチーフとした形状を採用。最下部はアンダーカナードが装着されたようなカタチとなっている。フロントフェンダーは片側75mmワイドとなり、ミラー前方の部分はニスモ製フェンダーのようにアウトレットダクトが設けられている。
リヤフェンダーは片側85mmとかなりのワイド幅を持つ。ショルダーの部分で数センチほど盛り上げられたのち、ブリスター形状部分でさらにワイドとなるデザイン。給油口部分の段差を見れば、ワイドとなったフェンダーの違いをはっきり理解できる。フロントバンパー同様、サイドステップとリヤバンパーの最下部もアンダーカナードが装着されたような形状を採用する。製品はフロント&サイド&リヤバンパーに加え、前後フェンダーのキットとなる。