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「日産・スカイライン GT-R(BNR32)」は最初から「市販車でレース勝てるクルマ」というのが使命として開発が進められた車でした。そのために当時のグループAレギュレーションで、最も有利なパッケージになるよう設計されたのは、有名な話です。グループAでは、排気量ごとに最低重量とタイヤの幅が決まる規定だったので、ターボ係数1.7をかけた排気量が、4.5リッターになるように、他に例のない2.6リッター(2,568cc)+ツインターボの「RB26DETT」というエンジンが開発され「BNR32」に搭載されることになりました。結果、グループA仕様の「スカイライン GT-R」の最低重量は1,260㎏で、ライバルの3リッターターボ車の最低重量(1,420㎏)に対し、160㎏のアドバンテージを得ることに成功し、連勝記録を打ち立てる伝説のレーシングマシンとなりました。この活躍と「ケンメリGT-R(KPGC110)」以来の「GT-R復活」が相まって現在においても人気のモデルとなっています。そして、今でもチューニングを施すチューナーやプライベートも多く存在し幅広く愛されています。
その「日産・スカイライン GT-R(BNR32)」を徹底的にカスタマイズしたマシンが「ACTIVE(アクティブ)」社の「ACTIVE CARBON BNR32」です。
その名の通りボディはフルカーボン仕様となっており、フェンダーはワイド化され迫力が増しています。しかも、ボディだけでなくドライブトレインも徹底的なチューニングを施しています。
エンジンは、「NEW N1 SHORT BLOCK ENGINEベースHKSコンプリートエンジン」として、純正新品のN1エンジンASSYをベースに再度分解してブロックをボーリング、中身をそっくりHKS製2.8Lキットに入替え制作しています。最高出力:600psで最高速度:300km/h、ドラッグレースのタイムは10.2秒というポテンシャルを備えています。