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国産旧車が世界中で注目されていることは、クルマ好きの間では知られていることですが、カスタマイズはオリジナル重視からフルチューン仕様、そして、街道レーサー仕様など幅広いことでも話題が多いのが旧車の面白さかもしれません。その中でも「S30Z」は、海外のチューニングも盛んなモデルであり、現行車に負けないカスタムマシンも多いことも知られています。そこで、今回は「STARROAD」社の「S30型：ダットサン（日産）・フェアレディZ」に注目してみました。
この「S30Z」は、内外共にカスタマイズされており、特に注目できるのは現代にアレンジされたエクステリアデザインでしょう。グリーンパールにペイントされたボディカラーは、「S30Z」に見かけるカラーではないものの、バンパーレスにオーバーフェンダー、前後のスポイラーいマッチングしており、アグレッシブな印象を与えています。
しかし、エクステリアデザインだけでなく、ドライブトレインもしっかり手が加えられており、L28改3.1L仕様のエンジンに48Φ完全等長のエキゾーストマニホールド、STARROADオリジナルのマフラーで最高出力：300psを叩き出す仕様です。組み合わされるトランスミッションは、71C型ミッション、クラッチはORCシングルクラッチ、デフはニスモ製R200、サスペンションシステムはフルタップ式16段車高調整サスペンションシステム、ブレーキも鍛造4ポッドキャリパーで武装しています。