【ワイルドスピード8】劇中車両のライカンハイパースポーツが販売

最新作にしてシリーズ9作目の「ワイルド・スピード／ジェットブレイク」は、2020年1月31日に予告編が公開されると、24時間で5億回の再生回数を突破し世界的に次回作への期待と「ワイルドスピード」シリーズの人気の高さを示しました。そして遂に2021年8月6日に公開予定となっています。今回は、「ワイルドスピード/スカイミッション」に登場するドバイ産スーパーカー「Wモーターズ・ライカンハイパースポーツ」に注目。

「劇中車のライカンハイパースポーツが販売」

「ワイルドスピード・スカイミッション」で撮影の為に「ポルシェ・ボクスター」をベースに10台作られたモノで9台全て破壊され、1台だけ残り、現在アラブ首長国連邦のドバイにあるWモーターギャラリーで展示されているスタントカーが、オークションで販売されているとのことです。オークションは現在開催中で落札価格は8100万円〜2億7200万円程度になると予想されています。

ドミニク（ヴィン・ディーゼル）と一緒にドバイのビルからジャンプするシーンは既にブライアン（ポール・ウォーカー）が亡くなっていてポールの弟が撮影に参加し、首から上はCGで作られたポール・ウォーカーが演じていました。販売されている劇中車両のアクションシーンで使用されていた「Wモーターズ・ライカンハイパースポーツ」ですが撮影時のままの状態のために傷だらけなっているためにディスプレイ用となりそうです。

本物の「ライカンハイパースポーツ」はRUF製3.7リッター6気筒ツインターボエンジンを搭載し780馬力/1000Nm。
ヘッドライトにはダイヤモンドやサファイヤなど宝石が使用されセンターコンソールには3Dホログラムシステムなど最新システムが採用されています。

世界限定7台のみ価格は4億1000万円で販売されていましたが7台全て完売する事はなく、後継モデルで世界限定25台、大幅に価格が抑えられ1億2000万円のフェニアスーパースポーツが発売されました。

今回、注目されているオークション販売の「Wモーターズ・ライカンハイパースポーツ」は、破壊される前提のスタントカーなので中身はポルシェボクスターです。パワーユニットは、2.7リッターフラット6エンジンを搭載し240馬力を発揮し車重は1300kg。

ボディや車両の状態は、ドアミラー欠損、ドアとフロントガラスに傷あり、ボディパネルに傷、塗装も一部変色、ルーフ部分のエアインテークも損傷、フロントグリルも破損、ステアリングホイールは撮影の為エアバッグが取り外されています。レザーダッシュボードも傷や汚れありと状態は厳しそうですが「ワイルドスピード・スカイミッション」で撮影に使用された価値がある車です。

「プレリリース」

The last remaining Lykan HyperSport stunt car, which was featured in the movie Fast & Furious 7 with stars Vin Diesel and the late Paul Walker crashing through some of the most famous skyscrapers in the UAE, is now up for auction as an NFT. Purpose built for Hollywood movie, Lykan HyperSport showcases its unique story and rich Hollywood history through its scars and imperfections as a one-of-a-kind collector’s piece.

The W Motors Lykan HyperSport NFT is the first physically-backed on-chain automotive NFT in the world which provides the buyer full ownership of both the digital and physical assets. The highest bidder at the auction will receive an exclusive video of the NFT, a lifelike rendering of the stunt car, as well as the physical Lykan HyperSport stunt car that’s currently on display at the W Motors Gallery in Dubai, UAE.