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ホンダの「シビック」、「インテグラ」、「NSX」などのモデルの中でとりわけ人気を得ているのが「typeR」シリーズ。さらに「S2000」はFRということもあって孤高の存在。それは、日本国内にとどまらずアメリカにおいても同様のようです。そして、今回のカスタムマシンは、「インテグラ」と「S2000」のニコイチといえるマシンとして仕上げられています。
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初期型のヘッドランプはプロジェクター4灯であったが、日本国内では販売が振るわず、2年後の1995年8月に行われた最初のマイナーチェンジでは先代モデルのような横長のヘッドランプに変更された。これ以降がいわゆる後期型となる。なお、輸出仕様は4代目にバトンタッチするまで、プロジェクター4灯のまま変わらなかった。プロジェクター4灯の前期と後期ではフロントバンパーの丸目のくりぬき形状が異なる。また、日本国内でも3ドア「SiR-II」はプロジェクター4灯仕様のまま、1998年1月に廃止されるまで残された。下記は搭載エンジンのスペックです。
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今回のカスタムマシンのエクステリアは、ブルーメタリックにペイントし、リアのフェンダー加工くらいのオリジナルを残した仕上げとなっている。しかし、注目したいのは、エンジンスワップにFR化。
各部をスムージングしたエンジンルームに収まるのは、「ホンダ・S2000」から換装されたF20C型エンジン。縦置きのパワーユニットをFF駆動の「DC2型:インテグラ」に縦置き加工してエンジンを載せ換え、FR駆動化しているのです。
ちなみにアメリカでのホンダカスタムは、B16型やB18型、そしてK20型といったエンジンへのスワップが定番カスタムといえるほど人気のようです。今回のカスタムマシンをチューニングしたのは、カリフォルニアでJDM系のチューニングを手がけるショップの「ziggybuilt」社です。エンジンはワンオフのEXマニホールドを介してプレシジョンターボを装着、過給機化され過激にパワーアップ。最高出力は実測で575psを発生している。
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「ziggybuilt」社はFR駆動を可能とするためにフロントの足回りを「日産:240SX(S14型シルビア輸出モデル)」のものへと交換しています。そのため、サスペンションシステムも変更となっており「DC2型インテグラ」はダブルウィッシュボーンですが、フロントはストラット方式へと変更。ストラットタワーも純正の様に仕立てられた。バルクヘッドもカットしてエンジン搭載位置を室内側へとギリギリまで追いやり、滑らかなプレスラインで純正風に再構築しています。
フロントセクションから後ろのミッションからデフまでの駆動系、リヤサスペンションは「S2000」のものを流用しています。そのため「DC2型インテグラ」のボディサイズに合わせるために大幅なシャシーの加工が施されています。センタートンネルはミッションに合わせて作り直された他、ボディ後半はサスペンション、デフ、プロペラシャフトと「DC2型インテグラ」とは構成部品が異なるため、フロアを丸ごと切開し、ワンオフのチューブフレームを追加して製作しているということです。これに伴って燃料タンクは純正を廃してレース用の安全タンクに置き換えられているが、取り出しは下から行って配管を室内に出さないようにされています。
さらにFR化の加工でリヤのトレッド幅拡大しているためにワイドフェンダーで対応している。ブレーキは「日産:Z32型フェアレディZ」のキャリパー+ストップテックローターという組み合わせ。ホイールはグラムライツの57プロ、タイヤはダンロップを合わせる。
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インテリアは、「S2000」との融合。シフトゲート周辺は「S2000」用を移植。ミッションも「S2000」純正の6速。ダッシュ周りは「DC2型インテグラ」のままだが、メーターには「S2000」のデジタルクラスターを組み込んでいる。
ステアリングとシート、レーシングハーネス&ハーネス取り付けのバーは全てスパルコ製で統一。