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「佐藤健」さんと「土屋太鳳」さんの共演で話題を呼び、2017年に公開された『8年越しの花嫁 奇跡の実話』。監督は「64 ロクヨン」二部作などで知られる「瀬々敬久」さん、脚本は『いま、会いにゆきます』(2004年)などの「岡田惠和」さんが担当し、豪華なスタッフ陣でも注目されました。その映画「8年越しの花嫁」に登場するクルマがクルマ好きにとっては注目の車両なのです。「佐藤健」さんの愛車として登場するのは、「トヨタ・AE86レビン/トレノ」なのです。マンガ「イニシャルD」で藤原拓海の愛車として人気を不動のものとした名車です。「土屋太鳳」さんも助手席に乗って登場します。映画「8年越しの花嫁」の劇中車両がどのような仕様なのか注目です。
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本作のもとになったのは、岡山県に住む実在のカップルの結婚式と、それまでのいきさつを撮影した動画です。ふたりが結婚式を挙げた式場がYoutubeにアップしたその動画は、またたく間に話題となり、テレビ番組でも取り上げられるなど反響を呼びました。 2015年には本人たちが綴った『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』が出版され、本作はこちらを原作としています。
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結婚の約束をした尚志と麻衣は、結婚式を目前に控え、幸せの真っただ中にいました。しかし、ある日突然、麻衣が意識不明となってしまいます。 原因不明の病を患った彼女は、いつ目覚めるともわからない状態。尚志は、彼女の両親から「もう娘のことは忘れてほしい」と言われますが、彼は諦めず、愛する婚約者の回復を祈りつづけました。そして1年半後、彼女は奇跡的に目を覚まします。 ところが麻衣は、なんとすべての記憶を失っていました。彼女はリハビリで様々なことを一から覚え直し、断片的に記憶の回復がみられるようになりますが、尚志との記憶だけがどうしても思い出せず……。
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新郎・中原尚志役/佐藤健
8年間、ずっと婚約者を一途に待ちつづける中原尚志役を「佐藤健」さんが演じます。 2012年から公開され、2020年ついに最終章を迎える「るろうに剣心」シリーズで主役の緋村剣心を演じた「佐藤健」さん。その鬼気迫るアクションや演技に、俳優としての新たな一面を見た人も多いと思います。これに続き2015年公開の『バクマン。』や、2017年公開の『亜人』でもその持ち前の運動神経を活かし、果敢にアクションシーンに挑戦しました。 意外にも、「佐藤健」さんが純愛を題材にした映画に主演したのは、本作が初めて。様々な役柄に挑んできた彼の演技の幅に注目です。
「新婦・麻衣役/土屋太鳳」
難病に倒れ昏睡状態に陥るも、奇跡的に意識を取り戻した麻衣を「土屋太鳳」さんが演じます。 彼女は2010年に大河ドラマ『龍馬伝』で初めてテレビドラマ出演。その後、2015年に朝ドラ『まれ』のヒロインに抜擢されたことから、一躍注目を集めました。 その後、役の幅も広がった「土屋太鳳」さんですが、本作公開当時は清純派女優というイメージが強く、麻衣役はまさにぴったりの役どころでした。
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AE86型のレビン/トレノは、今や世界的にも人気の旧車。魅力は、車両重量は1,000kg以下、エンジンはDOHC16バルブの1,600ccというコンパクトなモデル。といっても現行車と比べると130PSのパワーは非力に感じ、実際には1980年代の後半においては「スズキ:アルトワークス」などの軽4ターボ、タービン交換でもしているカスタム仕様ならば、シグナルグランプリや峠の登りでは、負けてしまうポテンシャルでした。エンジンのフィーリングとしてはDOHCのレスポンスが3,500rpmからパワーが出てくる。それ以下のエンジン回転数はパワー、トルク共に皆無に等しい。古典的なツインカムエンジンらしく、パワーバンドにエンジン回転数が入っているかいないかで違いが劇的な印象。しかし、そこに初期の4A-Gエンジンの魅力が詰まっている。アイドリングからレッドゾーンまで約1秒というエンジンレスポンス。甲高い4A-G特有のエンジンサウンド。そして、実際の数字よりも軽く感じる車体の動き。今となってはオリジナル車両を見つけることは困難ですが、まさにFRスポーツの魅力があふれたモデルとしてファンを魅了し続けています。
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映画「8年越しの花嫁」に劇中車両として名車「トヨタ・スプリンタートレノGTアペックス(AE86)」が登場しています。
「佐藤健」さんが愛車としてドライブ、ナビシートには「土屋太鳳」さんが乗っています。車両自体は、チューニング車両を乗りやすいようにノーマルに戻している部分もあるようですが、すぐにMT車の運転も「佐藤健」さんは慣れられたようです。
AE86といえば、何かとハッチバックが登場しますが、映画「8年越しの花嫁」ではエクステリアから後期型の2ドアクーペGTアペックス改で渋く仕上げられています。