【ブガッティ・ボライドゥ】ニュルのタイムや価格などを含めた詳細

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【ブガッティ・ボライドゥ】ニュルのタイムや価格などを含めた詳細

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「ブガッティ」社のハイパーカーであるブガッティ・ボライドゥ(Bugatti New Bolide)が、2020年10月28日(日本時間20時)に世界初公開されました。モデル名の「ボライドゥ」はイタリア語で「火球」を意味しますが、まさにその名の通り圧倒的なエンジン出力と加速性能、そしてニュルブルクリンクサーキット・ノルトシュライフェでの周回ラップシミュレーションでは5分23秒において走破できる究極のトラックハイパーカーとなります。

あくまでもシミュレーションタイムのため、最も競合といえる「ポルシェ919ハイブリッドEvo(Porsche 919 Hybrid Evo)」の5分19.55秒よりも3.45秒遅いものの、実測タイムでは更にこの記録を上回る可能性も十分に秘めています。


「エクステリアのポイント」

エクステリアのデザインベースはブガッティ・シロン(Chiron)/ブガッティ・ディーヴォ(Divo)に近い印象で、プラットフォームはブガッティ・シロンと全く同じではありますが、これまでブガッティ社がラインナップしてきたブガッティ・シロン・スポーツ(Chiron Sport)/ブガッティ・シロン・ピュルスポール(Chiron Pur Sport)/ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)/ブガッティ・チェントディエチ(Centodieci)/ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+(Chiron Super Sport 300+)/ブガッティ・ラ・ヴォワチュールノワール(La Voiture Noire)とは全く異なるスペックを持つことが明らかになっています。

このエクステリアデザインについて考慮すると、元々サウジアラビア王子のために作られた「ヴィジョン・グランツーリスモ(VGT)」も中々に非現実的なデザインでしたが、「ブガッティ・ボライドゥ」も更にエクストリームで空力を最大限に考慮したボディスタイルを実現しています。

トップルーフには、エアフローを改善するためのルーフスクープが搭載されているとのことで、外板が変形することで最適な空力特性を得ることができるという優れもの。全高僅か995mmとランボルギーニ・カウンタック並みの低さを持ちますが、そもそもスタンダードなブガッティ・シロンよりも300mm低い全高です。

リアセクションでは、”X”がクロスする中心にパガーニ・ゾンダ/パガーニ・ウアイラのようなセンター4本出しマフラーをインストールする辺り、デザイナーのセンスが光るところ(しかも4本のテールランプと4本のマフラー、そしてエンジンもリヤにクワッド(4基)ターボと掛けているところも流石)。中央にレイアウトすることで、リヤディフューザーの自由度が大幅に向上するのでスリット溝の深さはかなりダイナミック。


「エンジンはW型8.0Lエンジンに4ターボ」

パワートレインは、排気量8.0L W型16気筒クワッドターボエンジンを搭載し、110オクタン価のレーシング燃料を供給することで最高出力1,825hp/最大トルク1,850Nmを発揮し、しかも車体重量は様々な軽量化対策が施されているため1,240kgというとんでもない軽さを持ち(ホンダ新型フィット4のようなコンパクトカー並みの軽さ)、これによるパワーウェイトレシオ比は0.67kg/hpを実現しています。

これまでブガッティ社のラインナップでは、ブガッティ・チェントディエチ/ブガッティ・シロン・スーパースポーツ300+の最高出力1,578hp(1,600ps)がマックスでしたが、それよりも更に247hpアップすることになりました。ブガッティ・ボライドゥの直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が僅か2.17秒で、0-200km/hの加速時間が4.36秒、0-300km/hの加速時間が7.37秒、0-400km/hの加速時間が12.08秒、そして理論上ではありますが、0-500km/hの加速時間は僅か20.16秒にて到達。


「インテリアはカーボンとアルカンターラ」

内装もまさに軽量化を極めたレイアウトで、シートフレームにはフルカーボンファイバ採用し、体が密着するポイントだけにアルカンターラ素材を使用しています。

トランスミッションが敢えてフロントに設けられたことで極太になったセンターコンソールはフルカーボンパネルを採用し、内ドアトリムやダッシュボードにはブルーのアルカンターラ素材を張っています。ドアはバタフライドアを採用しているようです。


「ブガッティ・ボライドゥ」:価格

僅か8か月という短い期間において製造されたブガッティ・ボライドゥ(Bugatti New Bolideですが、今のところVIP顧客のためにワンオフモデルとして製造されたのか不明で、もちろん価格帯も不明(多分10億円以上)。

ちなみにブガッティCEOのステファン・ヴィンケルマン氏はこう語っています「燃焼エンジンの絶対的な頂点が誕生した」とコメントしています。

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