【300ZX IMSA GT-S】 「イムサ」で活躍したZ32

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【300ZX IMSA GT-S】 「イムサ」で活躍したZ32

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「日産 フェアレディZ」シリーズといえば、スポーツカーのイメージが強いものですが、当時「Z32型」は国内においては、国産初の最大出力:280psのカタログスペックを公表して多くのクルマ好きに歓迎されたものの、同時期に「スカイライン GT-R(BNR32型)」が登場し、「GT-R」の復活しストリート、モータースポーツ界での連勝記録を樹立することになることもあり「Z32型:フェアレディZ」は、「GTカー」のようなイメージとしてとらえられていました。しかし、海外のアメリカでは「Z32型」はレーシングマシンとして大活躍し、人気を博しました。1980年代後半、アメリカの人気のレースだった「IMSA」シリーズにおいて数々の勝利を収めることになり、「フェアレディZ(Z32型)」の名声が高まることになりました。

「Z32型:フェアレディZ」がアメリカ「IMSA」シリーズに参戦したのは、1990年のことです。「クレイトン・カニンガム・レーシング(CCR)」チームが、1990年の「Z32型:フェアレディZ」のデビューイヤーから走らせていました。ドライバーには、ヒルクライムやオフロードレースで活躍していた「スティーブ・ミレン」氏が起用されていました。

レーシングマシンとして製作された「フェアレディ 300ZX IMSA GT-S」は、最大出力:700ps以上にチューニングされた「VG30DETTを型」エンジンを、スペースフレームのシャシーに搭載していました。ボディはエアロダイナミクスに優れるカーボンファイバー製のカウルを装着した仕様でした。つまり、エクステリアデザインは、「Z32型:フェアレディZ」のシルエットではあるものの、パワートレインやシャシーなど中身は全く別物のレーシングマシンへと変貌を遂げていたのでした。

ドライバーを務めた「スティーブ・ミレン」氏は、「最初は、乗りにくいマシンだった」と後に語っているように、チームや周囲の期待とは裏腹にデビュー当初の「300ZX IMSA GT-S」は苦戦したのでした。そこで、マシンの全面的な見直しがはかられ、ホイールベースをなんと「2by2モデル」の仕様に延長したのです。そして、この変更が好結果をもたらし、「300ZX IMSA GT-S」は熟成が進むにつれ好成績を収め、ついに「IMSA GT」において最強のマシンとなっていくのでした。

「IMSA」シリーズ1992年シーズンにおいて、「300ZX IMSA GT-S」は連戦連勝を記録し、「スティーブ・ミレン」氏はこの年のドライバーズチャンピオンに輝き、日産はマニュファクチャラータイトルを獲得しダブルタイトルを獲得しチャンピオンに輝いたのでした。1994年、「スティーブ・ミレン」氏と「300ZX IMSA GT-S」にとっては最高の1年となり、「デイトナ24時間レース」、「セブリング12時間レース」と伝統の耐久レースでも連勝し、その勢いをもって「ル・マン24時間レース」にも挑戦することになりました。そして「300ZX IMSA GT-S」は、「ルマン24時間レース」でも活躍し、初参加ながら総合5位(クラス1位)でチェッカーを受けるという快挙を成し遂げました。その後、「IMSA」シリーズに戻ったチームはさらに快進撃を続け、「スティーブ・ミレン」氏が1992年に続きダブルタイトルを獲得しました。 その後、1995年には最終的にインフィニティ用の排気量:4リットルV型8気筒DOHCエンジンを搭載しました。

「300ZX IMSA GT-S」と「スティーブ・ミレン」氏は、日本には2度ほどやってきているようです。1回目は、1995年に富士スピードウェイで行われた「IMSAチャレンジ」で2回目は2001年の「NISMOフェスティバル」でした。

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名前:シマシマ 
出身:福岡(1979年生)

博多の豚骨ラーメンと博多明太子で育ち、自然界に興味を持ち、島の生活に憧れ、国境の島「対馬」に移動。現在、「自営」を行なっており、家族で島の美しい海や山、面白い動植物に囲まれ、島のライフスタイルを楽しんでいます。車やバイクも好きなので趣味で遊んでいます。島のライフスタイルや気になる情報などをご紹介しています。