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映画史に残る大ヒットのカーアクション映画「ワイルドスピード」シリーズ。振り返って見るとキャストも使用される劇中車両も素晴らしい。特に車は、世界的な名車、旧車、スーパーカー、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げます。初期の「ワイルドスピード」では日本の国産スポーツカーが多く登場しスポコンカスタムを流行させました。シリーズの9作目にあたる最新作の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は予告編が公開されるとわずか24時間で5億回の再生回数を突破。シリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2021年に公開予定。映画『ワイルド・スピード』シリーズのドミニク役で知られ、2020年9月にDJの「カイゴ」とのコラボ曲「Feel Like I Do」でシンガーとしてデビューを果たしたのが、「ヴィン・ディーゼル」。実は、シンガーデビューびついて今は亡き俳優の「ポール・ウォーカー」が自身のシンガーデビューを後押ししてくれたという秘話を明かしたということです。
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実のところ「ヴィン・ディーゼル」はシンガーとしてデビューする以前から、SNSで歌声を披露するなどしており、ファンの間ではシンガーとしての「ヴィン・ディーゼル」の才能はよく知られていたことでした。どの「ヴィン・ディーゼル」は念願だったシンガーとしてデビューするにあたり、「Feel Like I Do」のリリースに際して、「長い間、みんなに音楽をリリースすると約束してきたよな…みんなに励まされて、安全地帯から踏み出す勇気が持てたよ。俺を信じてくれてありがとう。いつも通り、みんなに誇りに思ってもらえるといいんだけど」とコメントしています。
2020年10月にアメリカの「People」のインタビューに応じた「ヴィン・ディーゼル」は本格的に歌手の道を視野に入れ始めた時のことについて振り返り、「子供の頃は劇場でミュージカルに出演していたし、80年代に入った頃からラップもやり始めたんだ」と、音楽には昔から関心があったとした上で、「だけど、本格的に歌をやり始めたのはソーシャル・メディアが登場してからだった」とコメントしています。そして、「『Stay』を歌ったときに、ミッキーが『ヴィンのカバーがベストだ』みたいなことを言ってくれたのを覚えてる」と続けて語り、2012年にリリースされた「リアーナ」と「ミッキー・エッコー」のコラボ曲「Stay」のカバーを披露したところ、「ミッキー・エッコー」本人から賛辞が寄せられたこともあったと振り返っています。
さらに「『ソーシャルメディアであなたがファンのためにカラオケを歌ってきたのを10年以上観てきました。本当に歌を愛しているあなたのことをサポートします』っていうことを色々な人たちが言ってくれてね。ありがたかったよ」と「ヴィン・ディーゼル」は続けて語り、ソーシャルメディアで歌声を披露したことで、多くの人たちが応援してくれたと明かしています。
また歌手としての「ヴィン・ディーゼル」の才能を褒めてくれたのは「ミッキー・エッコー」だけでなく、ラッパーの「クイーン・ラティファ」からも称賛されたといい、「娘のポーリーンが(2015年に)生まれる直前くらいの時に、ロサンゼルスでパーティーに出席した時があってね。アカデミー賞のパーティーだったか、そんな感じのパーティーで、僕はそこでフリースタイルを披露したんだ。そうしたら、クイーン・ラティファが僕とフリースタイルをしてくれたんだよ。彼女は大笑いしながら、こう言ってくれたんだ。『あなたのアルバムを全部買うわ』ってね。この世で、これ以上にクールなことはないんじゃないかって思ったよ。『本当に言ってる?』って感じだったね」と振り返っています。
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とはいえ、必ずしも全員が「ヴィン・ディーゼル」がシンガーとしての道を歩むことに賛成はしてくれなかったようで、「ハリウッドにいる多くの人たちから電話がきて、『歌うのはすごくリスキーだと思うよ』っていうことを言われたんだ」と「ヴィン・ディーゼル」はアメリカの「People」に明かしているようです。理由として「というのも、僕が歌うことはあまり知られていなかったし、シリーズ作品の登場人物を演じてきたわけだからね」と、周囲が反対してきた理由として、自身が『ワイルド・スピード』のドムという人気のキャラクターを長年演じてきたことをあげ、「そのキャラには合わないから、歌うのはやめたほうがいいんじゃないかっていう議論になったんだ」と「ヴィン・ディーゼル」はコメントしています。
しかしながら、そうした反対の声があったなかでも、シンガーになるという夢を後押ししてくれた1人が、『「ワイルドスピード」シリーズで1作目からブライアン・オコナーを演じ共演した今は亡き「ポール・ウォーカー」だったということです。
「ロンドンでバブロに話した時のことを覚えているよ」と、「ヴィン・ディーゼル」は親しみを込めてパブロと呼んでいる「ポール・ウォーカー」との思い出を振り返っています。「みんなが、僕が歌うのを懸念しているっていうことを伝えたら、彼はこう言ってくれたんだ。『歌うことを止めないで。君は自分が特別なものを持っていることを知っているだろ』ってね」。
同じインタビューのなかで、「ヴィン・ディーゼル」はファンへの感謝の気持ちも語っており、「すべての(映像作品の)制作がストップして、僕は音楽への情熱を探求することになった」と、奇しくも新型コロナウイルスの感染拡大によってスケジュールに余裕ができたことでシンガーとしての活動を始めることができたとコメントしています。
「ファンのみんなが、僕や僕の芸術を理解してくれていることの証だよ」と歌手としてデビューできたのはファンのおかげだとした上で、「どれだけ感謝しているか、言葉では言い表せない。世界で最高のファンがいるような気分さ」と感謝を述べたということです。
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日本では「ワイスピ」の愛称で親しまれ、2021年に公開予定の新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』と2019年公開のスピンオフ映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も合わせると、全10作品が制作されている『ワイルド・スピード』シリーズだが、少なくともドムの物語は第11作目で終わることが決まっています。ラスト2作品のメガホンを取るのは、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』でシリーズに復帰した「ジャスティン・リン」監督で、まだ制作の初期段階ということもあり詳しいストーリーは決まっていないが、約20年間にわたってシリーズを牽引してきたヴィン演じるドムを中心に、ファンにとっておなじみの面々が全員集合するかたちになるということです。
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世界的大ヒットとなっている「ワイルドスピード」シリーズの最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のあらすじとは?
舞台は前作『ワイルド・スピード アイスブレイク』の5年後という設定。ドミニクは以前交際していたエレナとの間にできた息子ブライアンの良き父となるために、レティと共に平和な毎日を過ごしていた。ところがある日、何者かによってブライアンが誘拐される…。誘拐犯を追った先で見つけたのは、ドミニクの実弟ジェイコブ。彼はなんと、過去の敵であったサイファーの部下となっていた。自身の兄を越えるため、ドミニクの仲間に攻撃し始めるジェイコブ。自分の本当の家族との再会に動揺を隠せないドミニク。しかしドミニクは、苦楽を共にしてきたファミリーが危険にさらされることに憤慨し、実弟との戦闘に踏み切る!
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「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」には、主人公の「ヴィン・ディーゼル」が演じるドミニク・トレットはもちろん、ローマン・ピアース役の「タイリース・ギブソン」、レティ・オルティス役の「ミシェル・ロドリゲス」、ミア・トレット役の「ジョーダナ・ブリュースター」、サイファー役の「シャーリーズ・セロン」、ラムジー役の「ナタリー・エマニュエル」、テズ・パーカー役の「クリス・“リュダクリス”・ブリッジス」といったレギュラーメンバーが続投しています。さらに、「ジョン・シナ」がドミニクの弟役ジェイコブ・トレットとして参加することに。また、アーティストの「カーディ・B」も出演しているという豪華キャスト陣となっています。しかし、ルーク・ホブス演じる「ドウェイン・ジョンソン」と「デッカード・ショウ」演じるジェイソン・ステイサムは、今回の「ワイルドスピード/ジェットブレイク」には参加していません。
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また「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」で最も人々を驚かせたのは、2006年に公開されたシリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』で命を落としたと思われていたキャラクター、ハンのカムバック。
予告編で何事もなかったかのようにファミリーの基地を訪ねてくるハンの姿に、ファンは大歓喜しました。ハンの生存がわかった日、何者かがすぐさまハンを演じる俳優「サン・カン」の英語版のウィキペディアを改変して、「サン・カンは死から逃れられるアメリカ人俳優。映画『ワイルド・スピード』シリーズの不死身の男、ハン役として知られている」と記述。 ハンだけでなく、ハンを演じる「サン・カン」まで不死身とするかのような書き方に変えられた。もちろんその後修正されましたが、いち早くその記述を発見したファンはSNSで大喜びの様子だったということです。
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今回の「ワイルドスピード9」においても魅力的なカスタムマシンが多数登場となっています。「トヨタ・GRスープラ」のフォーチュン仕様や貴重な「ノーブルM600」、「ホンダ・NSX」、「ダッジ・チャージャー」など。どのようなカーアクション、とりわけストレートレースでどのようなバトルを繰り広げるのか。
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主役で本作のプロデュースも手がける「ヴィン・ディーゼル」は、「ワイルドスピード」シリーズを10作目まで続ける意志を明らかにしています。そしてそのシリーズ10作品目は前・後編の二部構成になる可能性があることをイギリスの「Total Film」で示唆していました。「ワイルドスピード10」が二部構成になる可能性を明かした「ヴィン・ディーゼル」はさらに、シリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』を「シリーズ完結の三部作」の2番目だと考えているとも発言しています。ということは、2017年に公開された『ワイルド・スピード ICE BREAK』は、実は完結三部作の1番目だったということになります。「ヴィン・ディーゼル」は、「10作目の計画は、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』撮影前には既にできていた」とイギリスの「Total Film」で明かし、「このシリーズはとても力強く、才能に溢れ、ストーリーも豊富だから、スピンオフの可能性はありえるし、必然的なことでもある」とコメントしています。さらに、アメリカの「WGTC」によると「ワイルドスピード」シリーズのユニバーサル・スタジオは、シリーズの4作目〜6作目にジゼル役として登場した「ガル・ガドット」に『ワイルド・スピード』10作目への出演を交渉中だということです。シリーズ9作目でカムバックするハンの恋人だったジゼルが復活するかもしれない、という希望は、世界中のファンを興奮の渦に巻き込んだでいます。
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