【ヴァン・ヘイレン】愛車のポルシェ、フェラーリ、ミウラのスペックや価格

【ヴァン・ヘイレン】愛車のポルシェ、フェラーリ、ミウラのスペックや価格

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天才ギタリストとして世界的に有名な「エディ・ヴァン・ヘイレン」氏が所有していた「フェラーリ」がオークションに出品されるということで注目されています。先月65歳で他界した「エディ・ヴァン・ヘイレン」氏。その所有していた「フェラーリ・550マラネロ」は、サーキット仕様にカスタムされた個体。室内はロールケージ、カスタムレーシングシート、スパルコ製のシートベルトが装着されています。ボディカラーはブラックのを2000年式のモデル。ヴァン・ヘイレン関連アイテムのオークションに登場予定ということです。

兄でバンドメンバーの「アレックス・ヴァン・ヘイレン」氏と同車でレースをしていたそうで、最近フェラーリの整備士により点検されたものでコンディションは良いようです。

オークションハウスの「Gottahaverockandroll.com」によると走行距離2万8000マイル(約4万5000キロメートル)でコンディションも良好、落札予定価格は25万ドル(約2600万円)から35万ドル(約3600万円)となっています。これは、この「フェラーリ・550マラネロ」の取り引き相場としては、かなりの高額。現在の相場は700-900万円と言ったところで、実際のところ「フェラーリ・550マラネロ」はフェラーリの中でも高い人気はないモデルです。

11月25日から来月4日まで開催される同オークションには他にもコンサートチケット、アルバムジャケットやエディ、アレックス、マイケル・アンソニー、デイヴィッド・リー・ロスらのサインが入ったレコードスリーブ、エディがステージで使用したギターピックなどが出品予定とのことです。

また「エディ・ヴァン・ヘイレン」氏の息子で同バンドでベースを務める「ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン」氏は父のいない「ヴァン・ヘイレン」はあり得ないと最近明かしていました。

「(エディの代わりのギタリスト加入は)絶対にない。ヴァン・ヘイレンのファンには言いづらいことだけど、もう父さんはいないし、僕はこの事実を消化していかなければいけない。それはヴァン・ヘイレンのファンの皆も同じで、エディ・ヴァン・ヘイレンなしのバンドは無理なんだ。音楽は永遠に生き続ける。でも彼無しのバンドはそうじゃない。不可能なんだ」とコメントしています。

ちなみに「エディ・ヴァン・ヘイレン」氏の愛車コレクションは下記の個体が有名です。


「エドワード(エディ)・ヴァン・ヘイレン」:プロフィール

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1955年1月26日、オランダのナイメーヘンで生を受ける。父はオランダ人、母はインドネシア系。 1967年にオランダからアメリカ・カリフォルニア州のパサデナへと移住する。父親がクラリネット奏者であった事もあり、幼少の頃よりピアノやヴァイオリン楽器を演奏していたヴァン・ヘイレン兄弟だが、アメリカ移住後に、テレビで観た映画『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』に影響され、弟のエディがドラムを、兄のアレックスがギターをはじめる。しかしほどなくして、兄のアレックスの方がドラム演奏技術が上達するという事になり、互いに楽器を交換する。本人曰く、「しょうがないから、俺はギターでもやろうって思ったんだ。気が進まなかったけど、仕方なくね」との事。その後バンドを結成し、活動を開始する。その後、ヴァン・ヘイレンとして大成功を収める。


「エドワード(エディ)・ヴァン・ヘイレン」:愛車

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息子である「ヴォルフガング・ヴァン・ヘイレン」によってSNS上で、次のようなコメントと共に父親の死を明らかにした。「これを伝えなければならないことを信じられません。私の父、エドワード・ヴァン・ヘイレンは、今朝、癌との長く困難な戦いに敗れました。彼は私にとって最高の父親でした。 ステージの中、外で彼と共有した瞬間すべてが贈り物です。私の心は打ちのめされており、この喪失から完全に回復することはないと思います。お父さん、あなたを心から愛しています」

また「エディ・ヴァン・ヘイレン」はその人柄から多くの仲間にも慕われていました。過去に「人生において音楽が全てだった」と話していたこともあったが、実は彼も車フリークの一人だったことは有名です。

若い頃から「ポルシェ356」、「ポルシェ911」などで遊んでいたが、真っ赤な「ランボルギーニ・ミウラ」を30年以上所有し毎日の足として使用していたほどだったようです。ヨーロッパ車に限らず、派手に改造したアメリカ車も所有していたり、「ポルシェ911 GT3 RS」も持ち、巨大なトラックすら自分で運転していたということです。

中でも、注目を集めていた一台が「ポルシェ993ターボ」。新車時に「エディ・ヴァン・ヘイレン」が購入し、4年後にRUF仕様に改造しているようです。生粋の車好き、それも自分で走らせることが好きな人だからこそのカスタマイズ。ボディカラーはアリーナレッドと呼ばれるカラーで、インテリアはブラックレザーとウッドが組み合わせられた渋いチョイス。一度、所有者が変わり、オークションに出品されたが最高落札価格に到達せずに終了しています。 その後、再びオークションに姿を現すことはなかったが、おそらく現オーナーが「エディ・ヴァン・ヘイレン」の想いをそのまま受け継いでどこかで走らせているかもしれないマシン。現在彼のガレージにあるコレクションも、いずれはオークションに出品されるかもしれないが、しばらくは息子のもとで大切に保管されていくだろうと思われます。

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