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【Z10型ソアラ改】シャコタンブギ・ハジメのソアラ仕様スペック
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「シャコタンブギ」:概要
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1986年に連載が開始された『シャコタン☆ブギ』。作品の舞台は、作者の出身地の高知県となっており、作中に出る主な場所では高知市から土佐市を経由し須崎市迄伸びる横波スカイラインが度々作中に描かれています。また、土佐方言の「おんしゃ~」や「~ちや」等が多く使われています。ただ、年月が進むにつれて土佐の方言がソフトなものになっています。 当初は車と女の子のナンパが大好きな主人公2人の「青春グラフィティ」としてスタートしていましたが、連載後半は車漫画として見ることも出来るようなエピソードが増えていきました。十年近くに渡って連載されているなかで、作中では時代背景の変化は反映されているものの(携帯電話の普及など)、登場人物の年齢はそのままです。すでに連載開始時には死語になりかけていた「シャコタン」(クルマの車高を下げる改造)や「エントツ」(クルマの車体よりも大きく上に張り出したマフラー)などの表現や、昭和の終わりには絶滅していたレーシングカーを模した改造車を日常利用しているシーンもあり、若いころを懐かしむ人たちから支持を受けました。一方で、作中で日産の「LY28型」レーシングエンジンが描かれるなど、チューニングカー好きにも人気の作品となりました。
「Z10型:ソアラ」:概要・スペック
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初代ソアラは1980年の大阪モーターショーにEX-8というコンセプトカーとして出品された後、1981年2月に最高級のグランツーリスモを標榜として登場した。トヨタがメルセデス・ベンツのSLなど、欧米の高級スポーツカーを意識して開発したクルマであり、日本車として最高の性能や品質を備えたクルマを目指していた。
車種 | ソアラ2.0GT | ソアラ2.0TURBO |
---|---|---|
トランスミッション | 5速MT 4速ECT |
4速ECT |
車輌形式 | E-GZ10 | E-MZ10 |
全長mm | 4675 | 4675 |
全幅mm | 1690 | 1690 |
全高mm | 1360 | 1360 |
重量kg | 1230 1245 |
1280 |
エンジン形式 | 1G-GEU | M-TEU |
種類 | 直列6気筒DOHC | 直列6気筒OHCターボ |
排気量cc | 1988 | 1988 |
最高出力 PS/r.p.m | 160/6400 | 160/5400 |
最大トルク kg.m/r.p.m | 18.5/5200 | 23.5/3000 |
ブレーキ前 | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
ブレーキ後 | ベンチレーテッドディスク | ベンチレーテッドディスク |
タイヤ | 205/60R15 89H 6Jアルミ |
205/60R15 89H 6Jアルミ |
「Z10型ソアラ・シャコタンブギ/ハジメ仕様」:スペック
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シャコタンブギに登場したZ10型ソアラのエクステリアは当時定番だったフロントにチンスポイラーにリアは板羽根リアスポイラーの組み合わせ。そして1980年代は、リアにアンダースポイラーも定番でした。ミラーはビタローニ。足回りはサラ受け無しのノーサス。
今回のカスタムマシンは、フロントはS13シルビア用の車高調キットをベースに60mmショートケース化したものを装着。スプリングにはスウィフトを組み合わせる。リヤはビルシュタイン製のダンパーに2巻半カットの純正スプリングをセット。ホイールはロンシャンXR-4。10Jに205サイズのタイヤを引っ張り装着。フェンダーは鉄板溶接で30mmワイド化。
パワーユニットは、漫画同様に純正の1Gを捨てRB26DETTエンジンをスワップ。BNR34のヘッドカバーを装備しているが、エンジン本体はBCNR33スカイラインエンジン。吸排気系のみのライトチューンで、最高出力は300psオーバー。載せ換えするための加工は、元々6気筒エンジンを搭載していることからスペース的な問題は無かったが、エンジン搭載位置が異なるため、比較的加工が少なくて済むR32系のマウントを使って対応しているということ。ミッションを通すフロアトンネルが狭いということで、ミッションはコンパクトなR32タイプMの5速を流用。位置的にはほぼ問題が無かったようで加工にもそれほど手間はかからないということです。プロペラシャフトはワンオフで製作。
ダッシュボード上には当時の定番アイテムである流星灯も装備する。
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