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世界中にファンを持つ日本の名車として挙げられる「日産:フェアレディZ」。しかも、カスタムマシンとしても人気なのが初代モデルの「S30 / S31」のシリーズでしょう。漫画「湾岸ミッドナイト」においては最高速仕様の「悪魔のZ」として登場し、「L型」エンジンのチューニングの奥深さやこだわりを味わうことが出来ます。実際、モータースポーツで活躍し「BRE仕様Z」や「柳田春人仕様のZ」、「サファリラリーZ」などポテンシャルの高さも評価されていました。今回は、オリジナルコンディションでしかもノンレストアとなる超極上の個体に注目です。ちなみに「240ZG」などの主要スペックは下記の通りです。
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今回、注目の個体は、年式としては1971年式のオリジナルコンディションの「フェアレディ240Z」。ノンレストアでありながら、ボディコンディションは極上品の個体。
走行距離も約3.5万kmと非常に少なく大切に管理されていたことが随所に見られる個体。もちろんエンジンコンディションや下回りのさび止めもしっかりと施されているので、今でも問題なく走行可能の状態。
経緯としては元々このモデルは、アメリカ・インディアナ州マリオンの「マンソン・ダットサンズ氏(ジェームズ・マンソン氏の息子)」によって購入されたものだそうで、その後友人の歯科医に売却された僅か2オーナーカーということ。
最後にメンテナンスを行ったのは、2019年12月で、主にキャブレターの調整やオイル交換、タイヤの新調、ディテール部分の修正、更にはボディコーティングを実施するなど、かなり隅々まで手が行き届いています。
インテリアはオレンジ系に近いブラウンカラー。50年も前に製造された個体とは思えない、ほぼ劣化していないメンテナンス性の高さが伺えるインテリア。シート類もヨレ、ヘタリも見られず非常に美しい状態をキープしています。
特にセンターコンソールに目を向けると質感は新車同様の状態。シフトカバーなど美しく手入れが施されています。
シャシーの下回りも非常に美しいです。サビは全くありません。雨天未走行車なのかもしれません。
エンジンルームもほぼ汚れずでとても美しいです。オイルやブローバイガスなどによる汚れもなく、金属類、ゴムパーツ類、樹脂パーツ類どれも綺麗な状態。
このモデルを購入した当時の販売価格は約260万円だったそうですが、今回の中古車販売価格は脅威の約3,360万円からと、ベントレー「ミュルザンヌ」やランボルギーニ「ウラカン」、フェラーリ「488GTB」等が購入できるほどに超高額となっています。この価格は、今後を考えると「S30/S31:フェアレディZ」のシリーズは、間違いなく転売・投機目的の対象になると思われます。