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新型のコンセプトモデルが発表され発売が期待されている「日産・フェアレディZ(400Z)」。その初代モデルといえば、「湾岸ミッドナイト」や「よろしくメカドック」、「シャコタンブギ」などで人気。「S30型フェアレディZ」は、日産の「ハコスカ」、「ケンメリ」と同じく旧車の王道モデル。その「S30Z」も現在では手が届かないほど高額となっています。しかし、今後は更に価値は高まっていくものと考えられます。そのことを示す指標がオークション。今回、日産(ダットサン)の初代2ドアフェストバックモデルとなる「フェアレディZ(Nissan Fairlady Z, 240Z)」が「Bring a Trailer」オークションに出品され価格が大きな話題になっているのです。
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今回、ロサンゼルスより出品された1971年式の初代フェアレディZですが、ファーストオーナーが亡くなった2002年以降、マラマット自動車博物館にて展示され、その後2017年に2人目のオーナーが購入した貴重な一台となります。
しかもこのモデル、フルレストアによってほぼ新品状態で保管されていたため、そのコンディションはもちろんのこと、エンジンや各種パーツ(消耗品)類もしっかりとメンテナンス・新品へと交換されているため自走も可能となっています。ボディカラーはモンテカルロレッドに塗装され、サイドボディのロア部分にはホワイトのストライプと”240Z”の表記が加味され、一目で初代フェアレディZであることがわかるほどに特徴的。
足もとには14インチのスチールホイールと初期のシリーズ1タイヤを装着した何とも珍しい仕様で、ラバーのカタさまではわからないものの、タイヤ溝は十分残っているようです。
内装もフルレストアされているため、ステアリングやダッシュボードも全くキズや色あせなどもなく新品レベル。
テクスチャードシートに備えられたブラックのビニールも美しく、ヨレやヒビなども無く極上。
更にはダットサンブランドのフロアマットやエントリーシル、日立製AMラジオ、ウッドシフトノブ/ステアリングホイール、クーラーなども健在です。