【チェリー X-1R エンドレス仕様】 東京オートサロンに登場
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国内最大級のカスタムマシンのショーイベント「東京オートサロン 2019」ですが、今回も新旧多くのカスタムマシンが揃ってクルマ好きを魅了しています。今回、紹介するのは2016年は「トヨタ:スポーツ800」と「フィアット:X1/9」、2017年は「プリンス:初代スカイライン」と「BMW 2000C」、そして2018年は「日野:コンテッサ」、「モーリス:マイナートラベラー」などをフルレストアして出品してきた「エンドレスアドバンス(ENDLESS)」社が「東京オートサロン2019」に展示した美しく仕上げた名車です。その名車とは「日産:チェリー X-1R」と「フォルクスワーゲン・カルマンギア」です。これまでの展示車は、外装は全て鈑金塗装を行い、内装も全て張り替え、エンジンオーバーホール、ゴム類も全て新品に変えただけでなくサスペンションもオリジナルに交換するという徹底したフルレストアが行われるため、素晴らしい仕上がりなのが特徴です。さらに、全日本ラリーやスーパー耐久に参戦するマシンのブレーキを手がける会社だけあって、一般的に現代のクルマより効きが悪いいにしえのクルマのブレーキをアップデートしており、ホイールの隙間からは「この世代のクルマにこんなしっかりとしたブレーキローターとディスクキャリパーが!?」と驚いてしまうほどのブレーキを備えているのです。古いボディと新しいブレーキというカスタマイズが施されているのです。
「東京オートサロン2019:エンドレス・カルマンギア / エンドレス・チェリーX-1R」
そして「エンドレス」社が「東京オートサロン2019」にチョイスした2台は、「フォルクスワーゲン カルマンギア」と「日産 チェリーX-1R」という、クルマ好きなら誰しもが知る名車がチョイスされたのでした。
「フォルクスワーゲン・カルマンギア」には、フロントにエンドレスキャリパーキットMONO4RALLYキャリパー+345ミリ径ローター、リアには特別製作したアルフィンドラムブレーキ、ホイール/タイヤはエンケイの17インチ+205/45R17というビンテージモデルらしくないタイヤが奢られています。
一方の「日産:チェリー X-1R」については、エンドレスキャリパーキットS4Fキャリパー+290mm径のローターが与えられ、ホイールはノーマルの13インチから15インチにアップしているのがポイントです。「日産:チェリー」とは、1970年にクラス的にはカローラやサニーに代表されるいわゆる「大衆車」クラスよりもやや下(パブリカと同クラス)に属し、日本国内では、初めて自動車を持つ若者や、軽自動車からの乗り換え需要を主なターゲットとしたモデルとしてデビューしました。搭載エンジンは直列4気筒OHV1,000ccA10型、および直列4気筒OHV1,200ccA12型ツインキャブ仕様(X-1)の2機種。サスペンションは前ストラット、後トレーリングアームの4輪独立で、前後ともコイルスプリングを用いていました。オーバーフェンダー装着モデルが1973年に追加された「X-1・R」です。
エクステリアデザインとして、前後のスポイラー、オーバーフェンダーがカッコイイです。
前述のように名機「A」型ンジン、SUツインキャブレターはオーバーホール、サスペンションはカスタムオーダーメイドで作り直されていてブレーキも強化されているため、安心して現代の交通に伍して走ることができる性能を持っています。
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