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お笑い芸人の「キクチウソツカナイ(菊地 智義)」さん。お笑い芸人としてだけでなく幅広く活躍されています。その「キクチウソツカナイ」さんは、バイク好き。しかも、専門的な知識を持っておられるマニア。愛車も旧車です。そこで今回は、「キクチウソツカナイ(菊地 智義)」さんの愛車に注目です。
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「キクチウソツカナイ菊地」さんの愛車は「ホンダ・CBX550F」。ボディカラーは「CBX400F」の赤/白カラー。カスタム内容は、BEET製フロントフェンダー、BEET製テールカウル、BEET製アルフィンカバー、RPM製集合管マフラー、オイルクーラー、ステンメッシュホース、ナポレオンミラー…etc。
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1982年9月28日発表、同年10月1日発売されています。国内仕様でノンカウルの「CBX550F」は輸出モデルのため国内販売されていません。型式は、PC04。実に「CBX400F INTEGRA」の排気量拡大バージョンとも言える大型自動二輪車で、搭載されるPC04E型エンジンは内径x行程:59.2×52.0(mm)・排気量572ccに拡大。圧縮比9.5から最高出力60ps/10,000rpm・最大トルク4.7kgf・m/8,000rpmのスペックをマーク。しかし、オールマイティな乗り味になっており、扱いやすいエンジンフィーリング。エンジン以外にもフロントのインボードディスクブレーキのダブル化・フォークスタビライザー・クラブバーを装備する点が「CBX400F INTEGRA」と異なるポイント。ベースは輸出仕様で製造されていた「ホンダ・CBX550F」であるが、日本国内ではフェアリングを装着したホワイトにブルー系ストライプを装着するカラーリングの本モデルのみが販売された。
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1981年登場の「ホンダ・CBX400F」は、今や伝説的な存在。販売期間も非常に珍しい経緯を持っており1981年 – 1983年の短い期間の前期型(1型)に加えて、後継モデルの「ホンダ・CBR400F」が登場したのちも多くのファンの要望により1984年に再発売、いわゆる後期モデル(2型)が販売されたモデルです。エクステリアデザインもカラーリングもテールランプ、Xエキゾーストなど多くのファンを魅了しました。また「ホンダ・CBX」のポイントは、サスペンションもプロリンク、アルミ製スイングアーム、セパレートハンドル、インボードディスクなども大きな特徴。こうした惹きつけるモデルは、その後もCBXカラーとかCBXテール、CBXホイールなど様々な社外パーツが誕生しヒットしました。しかし、中でも注目は、空冷DOHC4ストローク4気筒エンジンです。本田技研工業の400ccクラスとしては1977年に生産中止となったドリームCB400FOUR以来の4気筒エンジン搭載しています。「ホンダ・CBX400F」は逆回転クランクになっています。
これは逆回転にする事が狙いだったわけではなくエンジンをコンパクトにするためギアではなくチェーン(でミッションを回す形)にしたということ。そしてそのプライマリーチェーンもこれまたピッチを少しでも縮める為にカムチェーンの横ではなく3番と4番の間に配置されてる。つまり「ホンダ・CBX400F」のエンジンはXマフラーだけでなく中身も左右非対称のバラバラなエンジンという非常に珍しいメカニズムなのです。そしてコンパクト化に注力しつつもトップパフォーマンスを発揮し、ジャイロを打ち消す逆回転クランクでコーナリングもスムーズという本当に凄いエンジンなのです。またシート高も抑えるためにオイルパンも削ったのですが、容量が足りないという事からサブタンクをエンジン前方に増設。オイルクーラーにしか見えず実際に冷却効果もあるものの「ホンダ」は、あくまでもリザーブタンクろ豪語したそうです。何故なら当時はオイルクーラーが認可されなかったからっていうことです。
1982年には日本で初めてフェアリング(カウル)を装備したインテグラも発売されました。そして、「ホンダ・CBX400F」の登場で400クラス熱は更に高まり『鈴鹿四耐』と言われる鈴鹿8耐の400cc版レースが開催される事になりました。このレースが起点となりレーサーレプリカブームが巻き起こったのでした。
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1型(前期型):1981年10月27日発表、同年11月17日発売。車体番号NC07-100**** – 105****ならびにモデルイヤーコードFC。カラーバリエーションは、レッド単色・レッド&ホワイト ツートン・ブルー&ホワイト ツートンの3種類で、価格はレッド単色が470,000円、ツートン2車種が485,000円。1983年生産終了。
2型(後期型):「ホンダ・CBX400F 」は、1983年10月に後継のNC17型CBR400Fへモデルチェンジにより生産終了しました。1983年12月で販売終了となったものの、市場からの要望により1984年10月に車体番号NC07-106****ならびにモデルイヤーコードFFへ分類されるモデルの再生産が行われました。
1型と2型の違い:搭載されるエンジン型式こそNC07E型であるものの「ホンダ・CBR400F」用をベースエンジンとした2型(後期型)は、エンジン本体には8,500rpmを境に2バルブから4バルブに切り替える回転数応答型バルブ休止機構である「REV(Revolution- modulated Valve control)」を搭載するため設計変更なされています。実際にパーツの互換性は少ないのです。カラーバリエーションはレッド&ブラックとレッド&ホワイトとの2種類となり、グラフィックパターンもラインの配置の違いがあります。ほかにもホイールのブーメラン型コムスターが黒色という相違点がありました。
違い大きなポイント:エンジン本体、カラーバリエーション、前後のホイールなど。