【ワイルドスピード】シリーズ中のドムとブライアンのレース勝敗

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【ワイルドスピード】シリーズ中のドムとブライアンのレース勝敗

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世界的な大ヒット映画『ワイルド・スピード』シリーズ。2001年から始まったカーアクション作品で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれ、既に公開されている8作品の累計興行収入は、なんと5,400億円を突破しているモンスター映画。多くの名車、旧車、スーパーカーが登場し、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げることでファンを魅了しています。最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年1月31日に予告編が公開されると、24時間で5億回の再生回数を突破し世界的に次回作への期待と「ワイルドスピード」シリーズの人気の高さを示しました。毎回、世界的な名車、旧車のカスタムマシンが登場し多くのクルマファンを魅了している映画ですが、今回はシリーズを通して繰り広げられた「ドムとブライアンのストリートレース」に注目します。


「ドムとブライアンの関係性」

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ドムとブライアンは、映画『ワイルド・スピード』シリーズの中でレースをして仲を深めることが多かった。2人は親友とはいえど、その現実での関係性は複雑で、ドムは罪を犯した逃亡者、ブライアンは警察・FBIという、それを追う方の立場。そんな真逆の関係でも、レース中は対等な走り屋だった。

©️UNIVERSAL PICTURES

「ドムとブライアンのストリートレースの勝敗」

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2人が初めて一戦を交えたのは、『ワイルド・スピード』1作目のストリートレース。市街を走り抜け、どちらが早かったかを競ったものの、ブライアンはエンジントラブルで敗北。その次の戦いでは、ロス市警のブライアンがドムを追いかけているときに並走し、ドラッグレースへと進展。ドラッグレースとは、直線の道で車を停止させた状態から急発進し、ゴールまでを競う戦いのことで、2人は勢いよくアクセルを踏み込み車を発進させたけれど、ドムが障害物にぶつかって勝負が中断されたため、勝敗はつかなかった。

その後、4作目の『ワイルド・スピード MAX』で久々の対決が。麻薬密売人の運び屋を選ぶための危険なレースに偶然居合わせた2人は、なんとその試合の中でも競い合う。負けず嫌いなブライアンは闘志を燃やすも、残念ながらこの回はドムの勝利。

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5作目の『ワイルド・スピード MEGA MAX』では、100万ドルの分け前を賭けてドム&ブライアン、ローマン&ハンの戦いに。けれどもこの時ドムはある思いからブライアンを勝利させた。その後ブライアンはドムに真剣勝負を申し込むも、スクリーンには映し出されずに終わる。

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そして6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、ブライアンとドムが車で走行するカーレースさながらのシーンで幕開ける。実は2人は、生まれそうになっていたブライアンとミアの子供のもとに急行していた。この時は、ブライアンが先に目的地についた。

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映画の中でドムとポールの勝負の様子が見られたのはそれが最後。結果としては、2勝2敗2分けの互角。しかし、ドムはブライアンにわざと負けたこともあるため、完全に互角とは言い切れないかもしれない。

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そして、ブライアン演じるポールは『ワイルド・スピード SKY MISSION』の撮影中に、永遠にこの世から去った。映画の最後のシーンは、ドムとブライアンがまるでドラッグレースをするかのように直線の道を進み、そして別々の道に消えていく。何年も競争を続けてきた2人にとって、もはやどちらが勝利するかは重要なことではなくなっていた。

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