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世界中のカーアクション映画ファンを魅了し続ける「ワイルドスピード」シリーズ。2001年から始まったカーアクション作品で、日本のファンからは『ワイスピ』という愛称で親しまれ、既に公開されている8作品の累計興行収入は、なんと5,400億円を突破しているモンスター映画。多くの名車、旧車、スーパーカーが登場し、しかもカスタマイズされたマシンがカーアクションを繰り広げることでファンを魅了しています。最新作にしてシリーズ9作目の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』は、2020年1月31日に予告編が公開されると、24時間で5億回の再生回数を突破し世界的に次回作への期待と「ワイルドスピード」シリーズの人気の高さを示しました。
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その第8作目となるのが『ワイルド・スピード ICE BREAK(ワイルド・スピード アイス・ブレイク、原題:『The Fate of the Furious』、別題:Fast & Furious 8』で、2017年に公開されました。ストーリーはもちろんですが、クルマ好きにとっては、劇中に登場する車たちに目が奪われます。今回の目玉となっていた一台に「ダッジ・チャージャー」のフルカスタムマシンを挙げることが出来るでしょう。
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「ワイルドスピード(The Fast and the Furious)」シリーズは、2001年に第一作が公開された、ストリート・レーシングをテーマとしたカーアクション映画。これまで世界的な大ヒットを遂げてきましたが、今回は映画「ワイルド スピード・ICE BREAK」についてです。あらすじとしては、誰よりも仲間を愛し大切にしてきた「ドミニク(ヴィン・ディーゼル)」の裏切りにより、彼らの結束は崩れようとしていた。しかし、彼の行動には謎の「サイバーテロリスト(シャーリーズ・セロン)」が関与していることがわかり、「レティ(ミシェル・ロドリゲス)」や「ローマン(タイリース・ギブソン)」らはドミニクを取り戻すため、最大の敵「デッカート・ショウ(ジェイソン・ステイサム)」と手を組むことにするものの、どのようになっていくのかというのが流れです。
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エクステリアデザインとしてボディカラーは黒。1968年式チャージャーを改造したもので、防弾ガラス製でオーバーフェンダー装着、リアトランクに電磁パルス砲とジェットタービンを搭載しています。「ドミニク」がロシアでの任務で搭乗、劇中では搭載機能を駆使して敵を薙ぎ倒したり潜水艦を起動させたりしていました。最後は熱誘導ミサイルをおびき寄せるためにジェットタービンを起動させたうえで潜水艦の方に向かった後に横転、大破していました。なお、期間限定で日本各地で撮影に用いられた個体が展示されていました。
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劇中車両として使用された「ダッジ・チャージャー」ですが、中古車として販売されています。