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世界的な名車、旧車をカスタマイズしストリートレースや様々なミッションをクリアするカーアクション映画の大ヒット作である「ワイルドスピード」シリーズ。初期の登場車種では、日本車が多く登場しJDM人気を後押ししました。その結果、1990年代の日本のスポーツカーの相場が急騰する事態に。加えて、アメ車の旧車もレストモッド仕様でカスタマイズされており1970年代前後のアメリカンスポーツカーの魅力が高まりました。その後、「ワイルドスピード」シリーズは、クルマメインからアクションメインへと方向性を変更していくことになりますが、人気は高まるばかりです。新作の「ワイルドスピード9」も登場車種の活躍が話題となっています。
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今回、注目するのは「ワイルド・スピード SKY MISSION( – スカイ・ミッション、原題:Furious 7、別題:Furious Seven、Fast 7、Fast & Furious 7)」に登場するクルマです。公開は2015年で「ポール・ウォーカー」の遺作となった作品でした。今回は、「ワイルドスピード・スカイミッション」の劇中車両「シボレー・カマロ/オフロード仕様」に注目です。
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前作でドミニク達と激しいバトルを繰り広げたオーウェン・ショウ(ルーク・エヴァンス)の兄であり、一国の軍隊と変わらないほどの戦闘力を持つシリーズ史上最強の敵、デッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が、東京でハン(サン・カン)を襲撃。 弟の仇を打つべくドミニク(ヴィン・ディーゼル)たちの前に立ちふさがる。 元・特殊部隊の暗殺者であり、格闘でもあのホブス(ドウェイン・ジョンソン)と互角に渡り合うほどの圧倒的強さをもつイアン。 そんな強大な敵を前に、ドミニクら最速メンバーは最後の戦いに挑む。
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1967年式の初代モデルはGM Fボディ プラットフォームを用いられ、駆動は全てFR、エンジンは直列6気筒もしくはV型8気筒で、排気量は3.8Lから7.0Lというバリエーションでした。グレードはハイパフォーマンスモデルのZ28・RS(ラリー・スポーツ)・SS(スーパー・スポーツ)の3種類。また、1967年に販売されたモデルのみ三角窓を装備し、1969年にはサイドのプレスラインやフェンダーアーチなどのボディパネルの変更、そしてレースを目的とした425PSハイパワーエンジンが、この年限りのオプションとして登場しています。
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まず、故「ポール・ウォーカー」氏の遺作となった「ワイルドスピード SKY MISSION」で映画の序盤で軍用機から大空に飛び出し、山岳地帯に着陸しトレーラーを追ったパラシュート装着のオフロードモデルの「シボレー・カマロ」です。ドライバーは「ローマン」でした。
この個体は1967年式となります。パワーユニットとなるエンジンは「LS3」型シボレー・エンジンで最高出力:530PSのスペックを誇ります。これにサイドワインダー2速シフトが組み込まれています。サスペンションシステムはKing off-road racing製ショック、フロントには245/70r 17、リアに265/65r 17のオフロードタイヤが装着されています。
インテリアは、スパルコのステアリングに変更、油温メーター、水温メーター、電圧メーターの追加、レーシングシート、フルロールケージが装着、ダッシュパネルはワンオフとなっています。これらのカスタマイズが施されて、予想落札価格は、680万円以上となっています。