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「ペブルビーチ・コンコールソ・デレガンス2018」において、謎のスーパースポーツモデルが発表されることがわかりました。なんと、この個体の開発を進めるのは、「カルロス・サラフ」と呼ばれる人物で、過去10年間マツダに勤務し、「ロードスター/MX-5」や「マツダ3/アクセラ」、そして「Nagare/Furai」といったコンセプトモデルを多く手掛けたスペシャルリストのようです。
以前には「マツダ・風籟(フーライ)」のデザインに携わったています。
そして、「マツダ」の技術を熟知した人物が同社を去り、自身が立ち上げたスーパーカー製造メーカを立ち上げる準備を進めている中ではあるものの、既に一台のスーパーカーの開発を進めていることが明らかになりました。この個体は、現在「C2」と呼ばれるもので、イタリアのスーパーカーメーカーである、「ランボルギーニ・ガヤルド」をベースモデルにした、とてもユニークなデザインとなっています。エクステリアデザインが直線的なものとなっており「Ken Okuyama」氏がデザインした「Kode0」のようなものとなっています。
今回、開発される「C2」は、多くのカーボンファイバアクセントを持ち、更には特徴的なフロントデザイン、新しいドア開閉(多分シザードアの可能性が高い)、そして軽量化を施したアルミホイールを装着します。スタイリングについては、空力ミラーサポートとカスタムリヤエンドが含まれ、特にカスタムリヤエンドにはハニカムアクセントが加えられ、リヤディフューザーやカーボンファイバパーツが多く流用されています。
そして、パワートレインとなるのは、現段階では「ランボルギーニ・ガヤルド/ウラカン」に搭載されているV型10気筒自然吸気エンジン(最高出力:449kW[610ps] / 8,250rpm・最大トルク:560N・m[57.1kgf-m] / 6,500rpm)を搭載する可能性が高いようです。そして、リタニングされたサスペンションと新しいスロットルボディが搭載されることが期待されています。トランスミッションは、未だ確定ではないもののゲート型シフター変換を開発中とのことで、全く新しくもトラクションコントロール性能を向上させる機能性を持つといわれています。
なお、「C2」は限られた数量のみ製造されるとのことですが、価格の方は未定ということです。この個体をオーダーする際は、カーボンファイバもしくはアルミニウムといった材料のオプションから設定が可能とのことです。いずれにしても、今後、どのように開発が進められていくのか楽しみです。