【AKIRA】愛車のZ2/カワサキ750RS鬼塚英吉GTO仕様

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【AKIRA】愛車のZ2/カワサキ750RS鬼塚英吉GTO仕様

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人気ドラマゆえにリメイク版として放送されたTVドラマ「GTO」。リメイク版は、主演が主人公に似ている「AKIRA(EXILE)」さん。実はバイクも好きなようで、ドラマ「GTO」に登場するバイクもリクエストしている。今回、「AKIRA」さんが愛車として使用するのは、「カワサキ・750RS(Z2)」。どのようなカスタムが施されているのか注目です。


「マンガ原作GTO」:あらすじ

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かつて最強の不良「鬼爆」の一人として湘南に君臨した鬼塚英吉は、辻堂高校を中退後、優羅志亜(ユーラシア)大学に替え玉試験で入学した。彼は持ち前の体力と度胸、純粋な一途さと若干の不純な動機で、教師を目指した。無茶苦茶だが、目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする鬼塚の行為に東京吉祥学苑理事長の桜井良子が目を付け、ある事情を隠して中等部の教員として採用する。学園内に蔓延する不正義や生徒内に淀むイジメの問題、そして何より体面や体裁に振り回され、臭いものに蓋をして見て見ぬ振りをしてしまう大人たち、それを信じられなくなって屈折してしまった子どもたち。この学園には様々な問題が山積していたのである。桜井は、鬼塚が問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託すようになる。


「GTOドラマ/AKIRA主演版」:鬼塚英吉

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  • 鬼塚 英吉(おにづか えいきち): AKIRA
  • GTOの物語の主人公。明修学苑高等部2年4組及び3年4組担任(第1期)→明修湘南高校2年A組副担任(第2期)。担当教科は社会科。通称「鬼の英吉」で、かつて史上最強の暴走族として龍二とのコンビで「鬼爆」と呼ばれて世間の不良から恐れられていた。友人を「ダチ」と呼び、生徒に対しても「ダチ」感覚で接する。ダチになった時やその絆を確認する時には拳を合わせることがあり、第2期では「ウィ〜ッス!」という効果音が追加された。型破りな方法で2年4組(第1期)や2年A組(第2期)の問題を解決していき、その過程であずさ(第1期)やほなみ(第2期)の信頼を得ていく。愛車は「カワサキ・750RS(Z2)」。

「カワサキ・750RS(Z2)」:概要

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「カワサキ・900SUPER4(Z1)」が1972年に海外で登場していたものの、当時は750cc以上のバイクを日本国内では販売しないという国内規制が存在。そこで、カワサキは国内販売できるZ1、つまり750ccのZを開発。しかしベースであるZ1の900ccのエンジンをどう750ccにスケールダウンするかという問題が発生。その問題は、設計者側の発案によってシリンダー、クランク、コンロッドを設計し、作り直すことで解決した。それは生産時の機械加工ラインを作り直すことでもあり、コストを覚悟してのことだったが、クランクを一新してボア・ストロークともにショート化したエンジンは抜群のバランスのよさを発揮し、Z1と同じフレームとのマッチングもベストとなった。そして、Z1の登場から8ヶ月後の1973年2月、ついに4ストローク4気筒のナナハンとして世界初のDOHCエンジンを搭載したZ2がデビュー。この名称についてですが、ゼッツー(Z2)は型式で正しい車名は「750RS(Road Star)」です。その作り込まれたエンジンバランスのよさはZ1以上という仕上がり。実はカワサキが4気筒の750cc開発を始めたのは1967年4月であり、1969年の「ホンダ・CB750Four」のデビューがなければ、1971年にナナハンは登場していたはずだった。現在、少なくとも発売から30年以上がたっても、登録保有台数7千台以上を有している。新車価格は当時の値段で418,000円、今で言うなら100万円前後というところのようです。ちなみに「Z1」と「Z2」の二台の簡単な見分け方としては下記の点が挙げられます。


「カワサキZ1とZ2の見分け方」

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上述でも「Z1」と「Z2」には違いがあることに触れましたが、ポイントとなる見方は下記のようなところです。

900Super4(Z1) : 750RS(Z2)
900エンブレム : 750エンブレム
可変ステップ : 固定ステップ
マイルメーター : kmメーター
レンズ一体ライト : ハロゲンライト
タンデムベルト無し : タンデムベルト有り
など。細かいところではキャブレターやピストンリング、クランクシャフトまで違います。「Z2(750RS)」は日本国内スペシャル仕様として設計生産されたモデルだったのです。


「750RS (Z2)」のスペック一覧

  • 車名:750RS (Z2)
  • 全長×全幅×全高:2,200×865×1,170(mm)
  • 軸間距離:1,500mm
  • エンジン形式:空冷4ストロークDOHC並列4気筒
  • エンジン排気量:746.34cc
  • ボア×ストローク:64.0×58.0(mm)
  • 圧縮比:9.0
  • 最高出力:69ps/9,000rpm
  • 最大トルク:5.9kg-m/7,500rpm
  • 変速機型式:5段リターン
  • 潤滑方式:ウェットサンプ・ギヤポンプ
  • オイルタンク容量:4.0L
  • タイヤサイズ :(F)3.25-19 (R)4.00-18
  • 燃料タンク容量:17L
  • カタログ最高速度:190km/h以上
  • 定地燃費:60km/hにて33km/L
  • 登坂能力:30度
  • 最小回転半径:2.50m

「Z2初期型/後期型/Z750FOUR(A4/A5/D1)」:1976年以降

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「750RS」

  • Z2(1973年モデル、初期型): 国内向けのカラーリングはキャンディトーンブラウン(通称火の玉)1種のみ。書籍等で「初期型のメーターは240km/h表示」との表記が良くあるがカタログに使われたプロトタイプが240km/hであったための誤解。生産車はすべて220km/h表示。
  • Z2A(1974年モデル): カラーリング変更(日本国内向けのカラーリングはキャンディトーンイエロー(緑ベースに黄ライン)1種のみ)ヘッドガスケットの2pc化によりオイル漏れ対策、タコメータ内にテール、ストップランプの球切れ警告灯装備などほとんどの変更点はベースモデルであるZ1の74年モデルへの変更に準ずる。(燃料タンク容量の記載が変化したがこれはカタログデータ上のもので、実際の容量には変化はない)
  • Z2A後期型(1975年モデル): 輸出用はZ1Bと呼ばれるがZ2に関してはZ2Bとは呼ばれないので便宜的にZ2A後期型として分類する。カラーリング変更(日本国内向けのカラーリングはキャンディトーンスーパーレッド(茶ベースに金ライン)とキャンディートーンスカイブルー(青ベースに金ライン)2種のみ)。シールチェーン採用に伴いDチェーン給油機構の廃止。
  • 「Z750four」
  • Z750-A4(1976年モデル): カラーリング変更(ダイアブラウンとダイアダークグリーン)、出力アップ(69ps → 70ps)、前輪ダブルディスク化・エアクリーナーケース形状変更にともないサイドカバー形状の変更、バッテリー搭載位置の変更、インジケーター周りデザイン変更、キャブレター変更、スピードリミッター装備、最高速180kmメーター、テールライト大型化、ハザードランプスイッチの装備。乾燥重量(232kg→236kg)
  • Z750-A5(1977年モデル):カラーリング変更(ダイヤモンドワインレッドとダイヤモンドスカイブルー)
    (Z2、Z2A、A4、A5はマイナーチェンジのために社内で付けられた機種コード、運輸省(当時)の自動車型式指定規則によって付けられた型式はここまでZ2)
  • Z750-D1(1978年モデル): 型式変更(Z2→KZ750D)商品ラインアップ上はZ750Fの継続であるが型式上は新規製作のニューモデルである。キャスター/トレール変更、後輪ディスクブレーキ、南アフリカでも750ccで販売された。カラーは ルミナスグリーンとルミナスダークレッド 乾燥重量(245kg)
  • 1976年以降、「カワサキ・Z2」シリーズは「Z750four」 へと変更されています。内容としては、フロントブレーキがダブルディスク化したこと、スピードリミッター装備、テールの大型化などが挙げられます。

「AKIRAさんのGTOでの愛車Z2」

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EXILEの「AKIRA」さんが主演しているTVドラマ「GTO」。主人公の鬼塚英吉の愛車は、「カワサキ・750RS」。日本名車「Z2」。ボディカラーは、ファイアボール(火の玉)。かなり、カスタムされていますが、シートとハンドルグリップは「AKIRA」さんのリクエストによるカスタム。その他のカスタム内容は、クリアレンズ、ショートフェンダー、キャストホイール、リアショック、CRキャブレター、オイルクーラー、集合管マフラー…etc。いずれも「MISTY」社によるカスタム、車両提供。

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