【MR2 TTE Turbo】 300台限定MR-Sのスペック

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【MR2 TTE Turbo】 300台限定MR-Sのスペック

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コンパクトモデルで名機4A-Gエンジンをミドシップに搭載したトヨタの2ドアオープンミドシップスポーツモデル「MR-2」。その後継モデルとして登場したMR-S。海外モデルは、MR-2のモデル名を継承していたようですが、この日本ではMR-Sをベースに、トヨタディーラーが専用ワイドボディキットに加えて、エンジンをTTEターボ化し販売していた特別モデルが存在しています。オリジナルモデルはスペックとしては、パワートレインが排気量1.8L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力140ps/最大トルク171Nmを発揮するポテンシャルでした。先代モデルMR-2(SW20)と比べるとパワー不足でしたが、トランスミッションは6速MTを搭載し、0-100km/hの加速時間は6.8秒、車体重量は996kgということでクルマをコントロールするにはバランスの良い2シーターオープンスポーツモデルに仕上げられていました。


「トヨタ・MR-S」:概要

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トヨタのミッドシップエンジンレイアウトとする2シーターオープンスポーツがMR-S。6速マニュアルとステアリングからもシフトアップ&ダウン操作が可能なクラッチレスのシーケンシャル6MT(AT限定免許で運転可能)のミッションが組み合わされる。搭載されるエンジンは、レギュラーガソリン対応の1.8L 1ZZ-FE。エンジン回転数・アクセル開度などの運転状況に応じて吸気バルブの開閉時期を最適制御する可変バルブタイミング機構(VVT-i)付きで140ps/6400rpm・17.4kgm/4000rpmを発生する。サスペンションは前後ともにストラット式、前後異径タイヤサイズはリヤに16インチアルミ+45偏平タイヤが装着される。トップは手動式のソフトトップ。リヤウインドはガラス製を採用し、オプションとしてディタッチャブル式のハードトップも用意する。グレードはモノグレードで、本革シートや光沢アルミの「Vエディション」、アルミホイール&ペダルなどを装備したスポーツ仕様の「Sエディション」がセットオプション設定される。今回生産を、2007年7月末で終了するのに伴い、特別仕様車「Vエディション・FINAL VERSION(ファイナルバージョン)」(限定1000台)を設定。MR-Sをベースに「Vエディション」の装備に加え、ソフトトップ・本革シート&ドアトリム表皮・本革巻き3本スポークステアリングホイールに専用色のレッドを追加設定。さらに、ドアアシストグリップ・ダイヤル式ヒーターコントロールパネル・インストルメントパネルブレースカバーおよびシフトゲージカバー(6速シーケンシャルマニュアル車)をチタン調シルバーにするなど、質感を高め、より高級感のある仕様としている。


「トヨタ MR-S」:スペック

  • 全長×全幅×全高:3885mm×1695mm×1235mm
  • ホイールベース:2450mm
  • 車重:970kg
  • エンジン:直列4気筒DOHC、1794cc
  • 最高出力:140ps/6400rpm
  • 最大トルク:17.4kgm/4400rpm
  • 燃費:14.2km/L(10・15モード)
  • 価格:188万円(1999年式ベースグレード)

「トヨタ・MR2 TTE Turbo」」:スペック

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このポテンシャルやユーザーの反応に対して欧州トヨタとしては1.8Lエンジンに提供可能なターボチャージャーを搭載する専用キットをオプションにて設定していた。それが、「MR2 TTE Turbo」。

装着されたギャレットターボチャージャーや専用インタークーラー、ステンレス鋼エキゾーストパイプの採用により、最高出力は+44psアップの184ps/最大トルク255Nmへと大きく向上したポテンシャル。


さらに直線性のパフォーマンスも向上しているとのことで、0-100km/hの加速時間は何と1秒短縮の5.8秒、最高時速は233km/hにまで向上しているそうです。

また専用キットが設定された「MR2 TTE Turbo」は、欧州では僅か300台しか販売されていない希少モデルということで、ほとんど中古車市場でも販売されていません。

今回登場した個体は、ロシア・クラスノダールの中古車ショップにて販売。年式は2001年式で、走行距離は63,000km。

エンジンやインテリア、外装もしっかりとメンテナンスされており、更にはモノクラフト(Monocraft)GT300グラスファイバーワイドボディキットも装着。

価格帯は約171万円からとのことです。

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