【湘南純愛組】神堂寺郁也の愛車旧車ヤマハV-MAXゼロヨン仕様



【湘南純愛組】神堂寺郁也の愛車旧車ヤマハV-MAXゼロヨン仕様

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1990年代において「少年マガジン」で人気だった漫画の代表作として「湘南純愛組!」を挙げる方も多いかもしれません。この「湘南純愛組!」や「特攻の拓」、「カメレオン」の影響でバイクやクルマに興味を持って旧車や名車を知り、改造やテクニックを知ったという方も多いのではないでしょうか。今回は、「湘南純愛組!」に登場する「神堂寺 郁也(しんどうじ ふみや)」の愛車「ヤマハ・V-MAX」に注目です。


「湘南純愛組!」:あらすじ

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不良の巣窟極東高校を締めていた鬼爆コンビは学校から退学通告を受けるものの、それは自らによる偽装工作であり、今やおたく以下とされるヤンキーから足を洗い、パンピー(一般人)になる為の自主退学。2人は童貞を捨てる事を目標に、与論島でリゾートバイトを始める。その後、辻堂高校に転入した鬼爆コンビはさまざまな不良たちから喧嘩を売られ始め、毎日を喧嘩で過ごし….という流れ。


「神堂寺 郁也(しんどうじ ふみや)」

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アニメ:松下一矢 / 実写版:水石亜飛夢
ロン毛にサングラスで登場。鮎美の婚約者の弟で、鮎美とも親しかった。しかし、兄は事故で逝去。愛機は兄の形見である「ヤマハV-MAX」。極高に転入し、先輩10人ほどから袋叩きにされたが、そのトップグループを逆らえないほどに復讐したため、事実上学年のトップにたった。仲間の丸山が、冴島に行った「鼻エンピツ」の報復を「甘い」と言い、冴島が鼻に鉛筆を入れた状態から頭を踏みつけるなど常軌を逸している一面もある。辻高と戦争状態に入り、英吉を一度病院送りにし鮎美を拉致したが、バイク対決で龍二に負け少年院に入った。少年院から出た後に、阿久津の脱走を手助けした。自分より強い奴(龍二)以外の名前は覚えない性格。
自称「料理の名人」であり、シチューが得意らしい。『GTO SHONAN 14DAYS』では、芸能プロダクションに就職しており、携帯電話を通じて英吉に情報提供をしている。WEBドラマでは極高の生徒ではなく、ヤンキー狩りを繰り返すチーマーのヘッドという設定。


「ヤマハ・V-MAX」:概要

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「ヤマハ・V-MAX」の初登場は1985年。「ベンチャーロイヤル」というツアラー用の排気量1,198ccの水冷V型4気筒エンジンをパフォーマンスアップさせて、クルーザールックのシャシーに搭載した「ストリートドラッガー」としてデビューさせている。ストリートドラッガーというカテゴリーというのが、「ヤマハ・V-MAX」が生み出したもので、「ヤマハ・V-MAX」の開発の動機となったのも、アメリカでストリートドラッグレース(直線の加速を競う草レース)人気にあったということです。排気量1,198ccのV-MAXは、マイナーチェンジを受けながら生産が続けられ、2009年モデルで、登場以来24年目で初めてのモデルチェンジを受けた。V4エンジンの排気量が1,679ccに拡大されただけでなく、完全な新モデルとなっていたが、強烈な加速を生み出す「力強さ」を感じさせるイメージは、完全に継承していた。以来、仕様変更を受けることなく、2017年モデルをもって、モデルヒストリーに幕を下ろした。なお、日本市場への導入は、2度にわたって行われた。1990から1999年までと、2009年から2017年まで。1990年の国内仕様車は、日本でのオーバー750cc解禁を受けての第一号車(1990年2月1日発売)として歴史に名を残している。


「ヤマハ・V-MAXのVブーストシステム」

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「V-MAX」の最大の特徴は、Vブーストシステムと呼ばれる装置を搭載していたこと。エンジンの回転数が6,000回転を超えた辺りからキャブレター下部にある、インテークマニホールドの前後を繋ぐバタフライバルブが開き始めて8,500回転で全開となり、1気筒当たりツインキャブ(2つのキャブレターが連結された状態)に変化し、高回転時のみ大口径キャブレターを装着した状態を作り出し、多量の混合気をシリンダー内に積極導入するシステム。最大145ps/9000rpm、12.4kg-m/7500rpmを発生し、「重量級の車体と驚異の加速力、Vブースト」が「V-MAX」を表す言葉として適切だった。実際、6,500回転あたりから豹変する強烈な吹け上がりは当時の量産市販車世界最強の馬力を実感させるに十分なものであったが、アメリカンとしてホールドの効かないポジションと車体剛性の低さ、またシャフトドライブ車特有の癖もあり、実際にフルパワー加速を行うのはライダーの度胸も必要であったようです。また、あまりの強烈な加速力に、テストライダーがフル加速をすることが出来なかったという逸話もあるほど。


「ヤマハ・V-MAX日本国内仕様」

  • 1990年式:日本仕様(3UF)
  • 1993年:日本国外仕様と同様、フロントフォークおよびブレーキ周りに大規模な変更を受ける。また、ヘッドライトが常時点灯となり、ハザードランプスイッチ付となる。
    1995年:日本国外仕様と同様にオイルエレメントが変更され、シートベルトが廃止される。
  • 1997年式:日本仕様(3UF)
  • 1999年:日本仕様最後のマイナーチェンジ。自動二輪車にも排ガス規制が適用されることとなり、平成10年排ガス規制に適合しない継続生産の猶予期間である2000年に生産終了。日本仕様の生産台数は4,165台で、総生産台数のわずか22分の1と少数。
  • 1990年に750ccを超えるオートバイの販売が解禁され、その運輸省型式指定第1号である日本国内仕様が販売開始。当時、上限100馬力の自主規制がなされた事からVブーストシステムは搭載されず、98ps/11.3kg-mにデチューンされ販売が開始された。外観上はラジエターカバーのサイドリフレクターの省略、タンデムバーのリアデフレクターの大きさ、マフラーの穴が小さいことなどから輸出仕様と区別することができる。数値上はパワーダウンされてはいるものの、キャブレターやファイナルギア比などに低中速域での加速を重視したセッティングがなされている。ストップ&ゴーの多い日本の道路事情では、6000rpmからしか作動しないVブーストシステム搭載モデルよりもむしろ使い勝手が良かった。さらに国内仕様にVブーストシステムが搭載できるカスタムキットや、本来バルブで開閉するバイパス部分を常時開いたままにさせるフルタイムVブーストシステムなどがリリースされ、日本仕様を日本国外仕様以上に仕上げることも可能となった。

「ヤマハ・V-MAX」:スペック/価格

  • モデル名:VMAX1200
  • 原動機型式:3UF
  • エンジン形式:水冷V型4ストロークDOHC4気筒
  • 排気量 (cc):1198
  • 内径(シリンダーボア)(mm):76
  • 行程(ピストンストローク)(mm):66
  • 最高出力(PS):145
  • 最高出力回転数(rpm):9000
  • 燃料供給方式:キャブレター
  • 燃料タンク容量 (L):15
  • エンジン始動方式:セルフスターター式
  • クラッチ形式:湿式・多板
  • 変速機形式:リターン式・5段変速
  • 動力伝達方式:シャフト
  • ブレーキ形式(前):油圧式ダブルディスク
  • ブレーキ形式(後):油圧式ディスク
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク
  • フロントフォークタイプ:正立フォーク
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • ショックアブソーバ本数(後):2
  • 中古車価格帯:27万円〜231万円

「神堂寺郁也の愛車ヤマハV-MAX」

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「湘南純愛組」に登場する「神堂寺 郁也(しんどうじ ふみや)」の愛車は、ヤマハの名車「V-MAX」。デビュー当時からゼロヨンレースにおいては、加速に優れているためにカスタムベースとして人気でした。ボディカラーは、ブラック。カスタム内容は、スラッシュタイプのマフラー…etc。

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