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1990年代において「少年マガジン」で人気だった漫画の代表作として「湘南純愛組!」を挙げる方も多いかもしれません。この「湘南純愛組!」や「特攻の拓」、「カメレオン」の影響でバイクやクルマに興味を持って旧車や名車を知り、改造やテクニックを知ったという方も多いのではないでしょうか。今回は、「金子大地」さんが出演されているドラマ「湘南純愛組!」に登場する「弾間龍二(だんま りゅうじ)」の愛車「ホンダCBX400F」に注目です。
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不良の巣窟極東高校を締めていた鬼爆コンビは学校から退学通告を受けるものの、それは自らによる偽装工作であり、今やおたく以下とされるヤンキーから足を洗い、パンピー(一般人)になる為の自主退学。2人は童貞を捨てる事を目標に、与論島でリゾートバイトを始める。その後、辻堂高校に転入した鬼爆コンビはさまざまな不良たちから喧嘩を売られ始め、毎日を喧嘩で過ごし….という流れ。
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「弾間龍二(だんま りゅうじ)」:声 – 堀秀行 / 演 – 山口祥行 / 金子大地
「弾間龍二」の愛車は「ホンダCBX400F(後にプロアーム仕様)」。英吉同様、女性に縁がなかったが、次第に女性との恋愛シーン(鮎美、渚)が多く見られ結果的に童貞を捨てることに。作者曰くポイントは『目』との事。イチモツの大きさは英吉より大きいスッポンモドキ。通称『爆弾龍二』。神堂寺との一件以来、鮎美と付き合うようになるが、生徒と教師という立場の違いや様々な展開を経て失恋に終わる。後に長瀬渚と出会い、付き合うようになり、やがて童貞を捨てることに成功した。だが、それが童貞から卒業出来ずにいた英吉を激怒させるに至り、鬼爆解散の危機を招くことになった事もある。家は金持ちだが、父親を始め厄介者扱いされていて(心を許せるのは姉のみ)、阿久津の事件を終えた後に追い出されることに。同じく家庭環境に疲れ、家出した渚と公園の廃バスの中で同棲し始めるが、渚の両親の通報によって廃バスは撤去されてしまう事になった。
また、渚という彼女がいながら、英吉と共に住んでいるボロアパートの隣にいる女のオナニーをロシア製ナイトスコープで覗き見しようとしたこともあったが、その女の正体はオカマであり、自らの陰茎を壁の穴に「フェードイン」してしまった結果、それに涎を垂らしたオカマにフェラチオされてしまった経験を持つ。さらにその光景を英吉達だけでなく、渚にも見られてしまい、学校でも噂になり、しばらくの間彼女に避けられている。英吉と共に数々の死闘をくぐり抜けてきたが、過大評価されるようになってしまった自分達の伝説に疑問を感じた彼は英吉と共にその伝説に幕を降ろし、湘南から去った。
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1981年登場の「ホンダ・CBX400F」は、今や伝説的な存在。販売期間も非常に珍しい経緯を持っており1981年 – 1983年の短い期間の前期型(1型)に加えて、後継モデルの「ホンダ・CBR400F」が登場したのちも多くのファンの要望により1984年に再発売、いわゆる後期モデル(2型)が販売されたモデルです。エクステリアデザインもカラーリングもテールランプ、Xエキゾーストなど多くのファンを魅了しました。また「ホンダ・CBX」のポイントは、サスペンションもプロリンク、アルミ製スイングアーム、セパレートハンドル、インボードディスクなども大きな特徴。こうした惹きつけるモデルは、その後もCBXカラーとかCBXテール、CBXホイールなど様々な社外パーツが誕生しヒットしました。しかし、中でも注目は、空冷DOHC4ストローク4気筒エンジンです。本田技研工業の400ccクラスとしては1977年に生産中止となったドリームCB400FOUR以来の4気筒エンジン搭載しています。「ホンダ・CBX400F」は逆回転クランクになっています。
これは逆回転にする事が狙いだったわけではなくエンジンをコンパクトにするためギアではなくチェーン(でミッションを回す形)にしたということ。そしてそのプライマリーチェーンもこれまたピッチを少しでも縮める為にカムチェーンの横ではなく3番と4番の間に配置されてる。つまり「ホンダ・CBX400F」のエンジンはXマフラーだけでなく中身も左右非対称のバラバラなエンジンという非常に珍しいメカニズムなのです。そしてコンパクト化に注力しつつもトップパフォーマンスを発揮し、ジャイロを打ち消す逆回転クランクでコーナリングもスムーズという本当に凄いエンジンなのです。またシート高も抑えるためにオイルパンも削ったのですが、容量が足りないという事からサブタンクをエンジン前方に増設。オイルクーラーにしか見えず実際に冷却効果もあるものの「ホンダ」は、あくまでもリザーブタンクろ豪語したそうです。何故なら当時はオイルクーラーが認可されなかったからっていうことです。
1982年には日本で初めてフェアリング(カウル)を装備したインテグラも発売されました。そして、「ホンダ・CBX400F」の登場で400クラス熱は更に高まり『鈴鹿四耐』と言われる鈴鹿8耐の400cc版レースが開催される事になりました。このレースが起点となりレーサーレプリカブームが巻き起こったのでした。
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1型(前期型):1981年10月27日発表、同年11月17日発売。車体番号NC07-100**** – 105****ならびにモデルイヤーコードFC。カラーバリエーションは、レッド単色・レッド&ホワイト ツートン・ブルー&ホワイト ツートンの3種類で、価格はレッド単色が470,000円、ツートン2車種が485,000円。1983年生産終了。
2型(後期型):「ホンダ・CBX400F 」は、1983年10月に後継のNC17型CBR400Fへモデルチェンジにより生産終了しました。1983年12月で販売終了となったものの、市場からの要望により1984年10月に車体番号NC07-106****ならびにモデルイヤーコードFFへ分類されるモデルの再生産が行われました。
1型と2型の違い:搭載されるエンジン型式こそNC07E型であるものの「ホンダ・CBR400F」用をベースエンジンとした2型(後期型)は、エンジン本体には8,500rpmを境に2バルブから4バルブに切り替える回転数応答型バルブ休止機構である「REV(Revolution- modulated Valve control)」を搭載するため設計変更なされています。実際にパーツの互換性は少ないのです。カラーバリエーションはレッド&ブラックとレッド&ホワイトとの2種類となり、グラフィックパターンもラインの配置の違いがあります。ほかにもホイールのブーメラン型コムスターが黒色という相違点がありました。
違い大きなポイント:エンジン本体、カラーバリエーション、前後のホイールなど。
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「弾間龍二」の愛車は、「ホンダCBX400F」ですが、リアがスイングアームからプロアームに大幅なカスタムが施されています。
漫画の原作では、フロントフォーク、ホイール、ブレーキは「ホンダCB400SF」から流用、リアサス、片持ち式プロアーム、リアブレーキは「NC30型:ホンダVFR400R」流用。ドラマ版では、ナポレオンミラー、アンコ抜きシート、ポイントカバー、MISTY製集合管マフラー…。