あわせて読みたい記事:【ポルシェ911】世界の名車としてのモデルヒストリーを振り返る
あわせて読みたい記事:【R30 スカイライン】奇跡の極上車:L6のGTグレードの価格
あわせて読みたい記事:【トヨタ・カローラレビン】TE27初代レビトレWRC勝利の軌跡
「ポルシェ」の「911」シリーズは、1963年のモーターショーで披露されて以来、世界中のファンを虜にしてきた名車です。その「ポルシェ」ですが、実は2014年まで、名車「911」のオリジナルとなった「901」モデルを見つけ出すことができずにいたというのです。しかし、1本の電話をきっかけに、50年以上の歳月を経て名車ポルシェ「901」はポルシェの博物館のあるツフェンハウゼンへと戻ってきたのでした。時代を振り返ると1963年の9月に開催された、ドイツのフランクフルトモーターショーで「ポルシェ」は、「356」モデルの後継モデルということで「901」を発表したのでした。そして、その後は誰もが「ポルシェ」といえば「911」をイメージするほど、「ポルシェ」の中の軸となるモデルとなっていくのでした。実際、「ポルシェ」はフランクフルトモーターショーの翌年となる1964年9月から「901」の量産を開始することになりました。さらに同年10月に開催されたパリモーターショーでも、この「901」を披露しました。すると、この「901」という型式に対して問題が発生することになりました。なんとフランスの自動車メーカーの「プジョー」から、「901」というモデル名に対して異議を申し立てが行われたのです。