【SCG 004S】日産GT-Rのエンジン搭載のスペック・価格
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「スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウス(以下、SCG)」を率いる「ジム・グリッケンハウス」が、新型ハイパーカーモデルとなる「SCG 004S」を発表しましたが、このモデルは3シーターであり、最高出力:659psを採用すると発表していました。しかも、「ル・マン24時間耐久レース」への参戦を目指していました。そして、レッドラインがエンジン回転数:8,200rpmに設定されたこのユニットは、6速MTを介して後輪を駆動であり、パドルシフト付きATもオプションで選択することができるといわれていました。
またシャシーは、カーボンファイバー製、車両重量:1,179kgの設定でしたが、この度、「SCG」は、新型車の「SCG004S」に、「日産・GT-R(R35型)」のV型6気筒ツインターボエンジンを搭載する意向を認めたのです。当初は上述の排気量:5.0リッターV型8気筒エンジンで最高出力:659psを採用すると伝えられていましたが、今回の発表により排気量:3.8リッターV型6気筒ツインターボエンジンへ変更される形になりました。エントリーモデルでも最高出力:700psに達する見込みで、さらに高出力を発揮するハイパフォーマンス・パッケージも登場すると考えられるため、この後の発表に期待がかかります。
開発中の「SCG004S」は、センタードライビング・ポジションの3座ハイパーカーであることに変更はなく、トランスミッションは6速マニュアル、およびパドルシフト付きオートマティック、後輪駆動というレイアウトに変更はないようです。ちなみにパワーユニットとなるエンジンを日産のV型6気筒ツインターボエンジンに変更した理由について「軽量」、「実用面の信頼性」としているようです。
また「SCG」の製造はこれまでイタリアで実施されていたが、この度アメリカにおいて、小規模自動車メーカーとして生産を行うための認可を得たとのことです。そして、2020年以降に「SCG 004S」は、年産250台というペースで製造される見込みということです。これにより、ル・マン24時間レースのGTEクラスへのエントリーが可能になるという計画のようです。さらに「SCG 004S」のプロトタイプによる公道テストは、2018年中盤に開始され、その年の終わりにはファーストデリバリーも行われるということですから楽しみに待ちたいものです。気になる価格は、「$400,000(約4,480万円)」と考えられています。
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