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限定モデルというのは、ベースモデルをパワーアップさせたモデルもあれば、エアロキットを装着したり、内装やボディのカラーリングが変更されているといった小規模な変更のものまで多岐にわたります。そのような中、限定生産数の希少モデルとして特異なモデルをご紹介いたします。
「ホンダ・NSX-R GT」は、「GT選手権(当時)」での戦闘力向上のために必要なリアハッチ(シュノーケル部分)とリヤフェンダーのエアインテークに代表される外装パーツを装着したホモロゲーション取得モデル(価格:5000万円)です。
現在では、売れきれ必死のモデルでしょうが、当時においては生産台数5台に対し、売れたのは1台だったということです。
「三菱」の「スタリオン」の「ガルウイング」モデルというのは、当時放送されていた石原プロ制作のドラマ「警視庁第8班ゴリラ」の劇中車を市販化したものでした。ガルウイング化は外部の架装メーカーが担当し、ガルウイング化に伴い乗車定員は2名となっていました。
「日産・R34型:スカイライン GT-R」の生産終了後に「NISMO(ニスモ)」からリリースされたのが「ニスモ・R34型:GT-R Z tune」です。このモデルは、良質な中古車をベースに排気量:2.8リッター化された「RB26」型エンジンに加えクルマ全体をトータルチューニングした「究極の第2世代GT-R」といえる存在でした。
先代モデルの「ロードスター RS RHT」をベースにソウルレッドプレミアムメタリックの外装色、オフホワイトのインテリアに加え、バランス取りされたエンジンを搭載していたモデルです。325万円の価格でした。
「NISMO(ニスモ)・270R」は、ニスモの創立10周年を記念した「S14型:シルビアK’s」をベースモデルにしたコンプリートカーでした。最高出力:270psにパワーアップされたエンジン、強化された足まわり、エアロパーツなどを装着していたモデルです。限定30台としながら32台が生産されたという説もあるようです。