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旧車イベントの中でも毎年注目される、クラシックカー(旧車)の雑誌「NostalgicHero」 「ハチマルヒーロー」 「NostalgicSPEED」が合同で主催する日本最大級のクラシックモーターショーの「Nostalgic2days(ノスタルジック2デイズ)。このイベントでは、国産クラシックカーを中心にあらゆる旧車ショップ、パーツメーカー、レストアショップが集結し、貴重な車両展示に限定グッズまで楽しめる内容となっています。そして、今回は10周年特別企画として「ジャパンプレミアムゾーン」と題して選ばれた9台の旧車たちが展示されると同時に購入可能となっています。そこで、注目できる1台をご紹介いたします。
注目の1台は、旧車・名車の専門店の「Rocky Auto(ロッキーオート)」社の「日産・スカイライン GT-R(KPGC110)」、通称:「ケンメリGT-R」です。
「ケンメリGT-R」は、先代モデルの「ハコスカGT-R(KPGC10 / PGC10)」同様に「S20」型エンジン(排気量:1,989cc 160ps / 7,000rpm、18.0kgm / 5,600rpm)を搭載し、専用ラジエータグリル、前後オーバーフェンダー、リアスポイラー等を装備する他、「ハコスカGT-R(KPGC10 / PGC10)」では標準でなかったラジオが標準装備とされています。
排出ガス規制の影響もあり、わずか197台が生産され、うち195台が市販されたのみで終了しているという希少モデルでも知られています。
なお197台のうち市販された195台、残りの2台はレースカーの試作車とされています。1972年10月の第19回東京モーターショーに「ハードトップ2000GT-Rレーシング仕様」を出品されていましたが、レースに出場することはありませんでした。
製造台数が197台となった理由には、三国工業から購入した「S20」型エンジン用のソレックスキャブレターが、197台分だけ残っていたためという説が有力です。
ただでさえ生産台数が197台という希少モデルだりながら、さらに日産の資料によればボディカラーが「赤」の「ケンメリGT-R」というのは生産台数7台という超希少なモデルなのです。
車体番号は、KPGC110-000185となっています。走行距離は、15,100kmと45年の歳月を経た個体としては、走行距離も少なくコンディションも抜群な状態です。
フルノーマルの状態を保っている個体で、欠品パーツもありません。
気になる車両価格は、ASK(価格応談)です。ちなみに最低7,000万円オーバーの価格設定ということです。