【ローバー・ミニ改】007ユア・アイズ・オンリー仕様のスペック

【ローバー・ミニ改】007ユア・アイズ・オンリー仕様のスペック

あわせて読みたい記事:【湾岸ミッドナイト】ブラックバードのモデルの本物ポルシェターボ

あわせて読みたい記事:【007 ゴールドフィンガー】ボンドカーDB5のスペック・価格

あわせて読みたい記事:【ワイルド・スピード シリーズ】 劇中車両のスペック・車両価格

「DBA(デビッド・ブラウン・オートモーティブ)」社というコーチビルダーは、クラシックミニをいったん全て分解し、ホワイトボディの状態から新たに組み上げるというプロジェクト、”ミニ・リマスタード”を発表し大きな注目を集めています。


「DBA(デビッド・ブラウン・オートモーティブ)」:概要

あわせて読みたい記事:【ルーフ(RUF)】CTRの軌跡は最高速トライアルから始まった

この「DBA(デビッド・ブラウン・オートモーティブ)」は、2014年1月にデビッド・ブラウン氏によって英国で設立されたコーチビルダーです。
自動車愛好家である代表のデビッド・ブラウン氏は、「英国に新たなスポーツカーブランドを立ち上げる」というビジョンを掲げています。そしてコーチビルダーとは「車体のみを製造するメーカー」のこと。一般的にエンジンやシャシーなど、内外装のデザイン的な部分以外は社外からの供給を受けて製造します。60年代の車をカスタマイズすることについて、「古い車は大好きだけど、やはり古い。エンジンや装備の面では最新モデルのほうが魅力的だ。それなら『クラッシクカーのルックスを持った最新の車を作ろう』と考えた」とコメントしています。そして、価格は1台あたり1500万円ほどのプライスタグを提げると言われます。


「DBAローバーミニ・007ユア・アイズ・オンリー」:仕様

あわせて読みたい記事:007【007 ゴールドフィンガー】ボンドカーDB5のスペック・価格

今回、「DBA(デビッド・ブラウン・オートモーティブ)」よりニューモデルが完成し公開されることになりましたが、この個体は映画「007 ユア・アイズ・オンリー」に登場した1981年製「ロータス・エスプリ・ターボ」をイメージしたもので、劇中で走ったエスプリと同様のカラーリングを持っているのが特徴です。

「ロータス・エスプリ」は「007 私を愛したスパイ」にも登場していますが、こちらは潜水艇に変形するという有名なボンドカーです。また続く 「007 ユア・アイズ・オンリー」 に登場したエスプリはカラーリングを変更し、スキー板を積むというリゾート仕様を。しかし爆破という憂き目に遭ったために実際に活躍することはなかったという一台です。「DBA(デビッド・ブラウン・オートモーティブ)」は、これまでにも様々な仕様のミニ・リマスタードを発表していますが、今回のミニもスペシャルにカスタマイズされた一台。

ボディカラーはロータス純正色「カッパーグロウ」にペイントされ、13インチホイールもエスプリ同様のメッシュホイール(ディスクはゴールド)。ブレーキキャリパーはブラックにペイントされているようです。ちなみにヘッドライトはLED、そしてバンパー上には3連ドライビングランプが装着されています。

そしてボディサイドにはサハラゴールドのダブルストライプ、リアフェンダーには「turbo」の文字。また前後フェンダーそしてルーフはコントラストカラーとなるグロスブラックにペイントされています。テールランプにもLEDを採用しているようです。

実際に搭載されるエンジンは「ターボ」ではなく自然吸気の1,330cc。出力は94馬力、トランスミッションは4速マニュアル、駆動輪は前輪のみ。インテリアについてはボンドカーと異なる仕上げを持っていて、「明るいトーンのレザー」というところは同じではあるものの、「ミニ・リマスタード」ではさらに明るいアークティックホワイトレザーを採用。ルーフ内張りにはアルカンターラ、そしてトリムはウォールナット製。メーターはおなじみスミス製ですが、照明はLED化されるなど近代化も図られています。加えて快適性にも注意が払われており、7インチサイズのタッチスクリーンを持つインフォテイメントシステム(アップル・カープレイとアンドロイドオート対応)、6スピーカーも装備している、と紹介されています。

cimashimashimanchu