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日本国産の名車パトカーシリーズ。中でも有名なのが、ホンダの初代NSXや日産GT-R R35/フェアレディZといったスポーツモデルのパトカーを所有する栃木県警です。今回、遂に陸運局にて高級ブランドの「レクサス」のフラッグシップクーペモデルとなる「LC500h」のナンバーを取得したとのことで、栃木県警に納車される予定となっています。全国の県警車両好き、パトカー大好きなキッズに夢のあるパトカーということで注目されそうです。そもそも「レクサス・LC500h」の概要やスペック、そして価格にも注目が集まりそうです。
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LEXUSが変革の象徴として生み出したフラッグシップクーペ「LC」。ラインアップは3.5L V型6気筒エンジンにマルチステージハイブリッドトランスミッションを組み合わせた「LC500h」、5L V型8気筒エンジンにDirect Shift‐10ATを組み合わせた「LC500」を設定。それぞれに「Sパッケージ」、「Lパッケージ」を用意。安全面では、先進予防安全パッケージLexus Safety System+を全車標準装備。歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ「プリクラッシュセーフティ」、車線逸脱による事故の予防に貢献する「レーンキーピングアシスト」(LKA)、夜間歩行者の早期発見に寄与しロー・ハイビームを自動で切り替える「オートマチックハイビーム」(AHB)、設定車速内で先行車の車速に合わせて速度を調節し一定の車間距離を保ちながら追従走行できる「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」をパッケージ化した。今回、一部改良を行い、クルマや路面との対話を感じられる「一体感のある走り」を実現するため、基本性能の向上を図った。フロントのサスペンションロアアームのアルミ化、リヤスタビライザーバーの中空化、コイルスプリングの高強度材採用、ディスクホイールの軽量化など、ばね下質量を約3.7kg軽量化。また、バウンドストッパーの特性変更やAVSによるショックアブソーバーの伸び側減衰力の独立制御により、路面変化に対する追従性の高い、しなやかなサスペンションの動きを実現。また、新たにアクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制するアクティブコーナリングアシスト(ACA)を採用するなど、さらなる進化を追求した。併せて、青の洞窟がモチーフのカラーコーディネートを採用した特別仕様車「LC500 コンバーチブル 特別仕様車 ストラクチュラルブルー」(限定60台)を設定。「インテリアはエクステリアの一部である」という「LC500 コンバーチブル」のデザイン思想を象徴する一台となった。専用内装色に「ライムストーン」、専用ボディカラーに「ストラクチュラルブルー」を採用した。
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今回、導入される予定の「レクサス・LC500h」ですが、ナンバーは定番の「110」。ドアサイドパネルにはカモフラージュテープされているものの栃木県警・POLICEと表記され、更にリヤにもPOLILCEと表記されていますが、「LC500h」のセンターバッジは排除しているのが確認できます。
そのエクステリアデザインは最も美しく・最もスポーティで優雅な2ドアクーペで過去の国産パトカーでは類例のないデザイン。活躍の場として有力なのは、「日産・GT-R R35」のポリスカー同様に高速道路での走行がメインとなるのではないかと思います。
もちろん美しいデザインだけでなく「レクサス・LC500h」のパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力359psを発揮しますので、高速道路での活躍も期待出来ます。グレードについては、アルミホイールのデザインがダークプレミアムメタリック塗装の20インチ鍛造アルミホイールを装着し、トップルーフもカーボンやガラスルーフではないことからエントリグレードだと思われます。そして、警察車両用に独自のチューニングを施している可能性は大です。
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毎回、高級スポーツモデルをパトカーとして採用する栃木県警。この実情について国民の声からは、「こんな厳しい状況で、税金無駄遣い」と言われるようなことですが、一つは「夢」。もう一つは「防犯」。こうした夢のあるスポーツモデルを所有することで、「自分もいつか栃木県警に入ってスポーツモデルでパトロールしたい」と子供に夢を与えること。「スポーツカーがパトロールなんかしたら絶対に逃げられない」といった防犯。こうした理由かもしれません。