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お笑い芸人の「レイザーラモンRG」さん。モノマネでも大人気ですが、バイク芸人としても有名です。そのためにYouTubeで大人気となっている「バッドボーイズ/佐田正樹」さんの「佐田ビルダーズ」でもツーリングでバイクコラボしておられます。今回、「レイザーラモンRG」の愛車「ホンダ・CB1100R」に注目です。
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お笑い芸人の「レイザーラモンRG」さん。バイク好き芸人としても有名ですが、3月21日にインスタグラムを更新して、愛車のバイク「ホンダ・CB1100R」のショットを掲載されています。
「昨日の夜は仲間と“横浜(ハマ)”を“暴走(はし)”って『じゃ“流れ解散”で…』って感じで」とコメントしています。インスタグラムには、「#CB1100R」「#CB1100typeR」「#特攻の拓」と添えています。コメント欄には「いよっ!男前!」「スピードの向こう側へ」「横浜流しお疲れ様です CBサイコー、サイコーです」といった声が上がっています。実は、この「レイザーラモンRG」さんの「ホンダ・CB1100R」は、当時モノのオリジナルモデルではなくレプリカで、「ホンダ・CB1100R仕様」なのです。外装レプリカでエンジンや足回りなどは、現行モデルです。つまり現行の空冷CBである「ホンダ・CB1100(SC65)」シリーズを「ホンダ・CB1100R」に近づけたカスタム車。この仕様は、「ドレミコレクション」社による「CB1100 type-R」のコンプリートモデル。17インチ車だとアッパーカウル/ヘッドライトガーニッシュ(ライト外周部)/テールカウル/シングルシートカバー/アルミタンクがセットになってペイントベースで49万3000円(税別)。塗装済みで69万8000円(税別)。18インチ車だとアンダーカウルも加わって49万8000(税別)/74万8000円(税別)。「SC65型ホンダ・CB1100」の18インチ版だと2010年から展開しているから初期モデルなら既に10年近くが経ち、ベースとして使える車両が50~60万円といった状況。
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「ホンダ・CB1100R」は1981年、プロダクションレース用のベースバイクとして発売されました。「ホンダ・CB900F」をベースにエンジン排気量を1,062㏄にボアアップ。そしてエンジンを、ホンダのワークスレーサーRCB1000からフィードバックされた強化コンロッドを採用するなどで強化、またアルミタンクやFRPシートカウルの採用など、レース使用を前提にした各種専用装備を有しています。
開発順としては、「ホンダ・CB750FOUR」→「ホンダ・RCB(FOURのファクトリーチューン)」→「ホンダ・CB750/900F(RCBレプリカ)」→「ホンダ・RS1000(Fのファクトリーチューン)」→「ホンダ・CB1100R(RS1000レプリカ)」となります。
ちなみにモデル名のRはレーシングバージョンを意味しており、実際に装備されるパーツもART製鍛造ピストン・強化プライマリーチェーン・簡単に脱着でき極限まで小型化されたジェネレータ・当時では珍しいクリップオンハンドルのほか、車体も「ホンダ・CB900F」ではエンジンの脱着を容易にするためにダウンチューブが一部ボルトオン構造となっていたフレームを強度を優先するために一体化し、軽量化の観点からFRP製カウリングや容量26の燃料タンクはアルミ製。生産作業も職人による手組みで仕上げられました。
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RB-II(ノンカウル仕様)
RB-II:フロントカウル(ハーフカウル)は「ホンダ・CBX1000」用を流用、シングルシート仕様。
RC:エンジン出力120psへ向上、カーボンカウル、フルカウル・アルミ製燃料タンク・後部シートが装着。足回りは、インナーチューブを37㎜から39㎜に、ホイールも19インチから18インチの新型コムスターホイールに変更。
RD:塗装がキャンディーカラーとして後期型塗装が白の部分をパールホワイトに、赤と青の部分をメタリックに変更。アッパーカウルをレースレギュレーションに合わせ前後長を短縮・スイングアーム(ボックスタイプ)、フロントフォーク、サスペンションも可変ダンパーとアルミリザーブタンクを装備した仕様に変更。
◉1983年にはCB900FとCB1100Rが統合したCB1100Fを発売。