あわせて読みたい記事:【東京リベンジャーズ】キャラクター愛車バイク一覧と仕様スペック
あわせて読みたい記事:【特攻の拓のバイク】音速の四天王の人物と愛車スペックと中古車価格
あわせて読みたい記事:【佐田正樹】愛車XJ400佐田ビルダーズ/福岡連合デメキン仕様
現在でもファンの多い暴走族マンガ「湘南爆走族」。というものの抗争シーンよりも友情メインとしたギャグマンガ。しかし、このマンガでバイクに興味をもったファンも多い。それぞれ登場するバイクは名車ばかりで改造も個性豊か。現在では、登場仕様や「湘南爆走族」のレプリカ仕様も多く存在。そんな「湘南爆走族」に登場するバイクに注目です。
あわせて読みたい記事:【寛一郎】 湘南純愛組!の愛車カワサキ・ゼファー400鬼爆仕様
神奈川県の湘南海岸を舞台とし、2代目リーダーの「江口洋助」をはじめとする暴走族「湘南爆走族」メンバー5人と、地獄の軍団など他の暴走族などの登場人物やグループを中心に友情や恋愛などを描いた漫画です。ギャグの割合が多いものの、喧嘩やバイクバトルなどの描写、グループ間の抗争などシリアスなストーリーもあります。連載ではギャグメインで一話毎に単発で完結するのが基本ですが、江口と権田のタイマン勝負、ボクシングに打ち込む権田のエピソード、族同士の抗争編など、シリアスな展開の数話に渡る長編もある。
1982年3月、『少年KING』3号で読み切りとして登場。その後、同年12月、正式に連載が開始。単行本は全16巻、別巻全1巻。1987年に江口洋介主演で、実写映画化され、それに平行してOVAも12作製作されており、主題歌は元横浜銀蝿の翔、HOUND DOG、LOUDNESS、Mr.Children、杉山清貴、実写で主演した「江口洋介」などが歌っている。エンディング曲は「田中律子」も参加。
あわせて読みたい記事:【ホットロード】バイク車種と春山(登坂広臣)のヨンフォアとCBR
神奈川県茅ケ崎にある波打際高校。放課後の手芸部部室に、女生徒たちとフランス刺繍に励む紫色のリーゼント頭の江口洋助の姿があった。彼は手芸部部長としてのやさしい顔と湘南暴走族のリーダーとしての超つよい顔の二つの面も持っていた。間もなく仲間の呼び出しに単車の待つ校庭へ出向く江口。数分後、湘南の潮風の中、江口、親衛隊長の晃、丸川、桜井、旗持ち原沢の略して“湘爆”こと、湘南爆走族はマシンをぶっ飛ばしていた。途中、路上で隊員勧誘のためのプロモーションビデオの撮影に大忙しの宿命のライバル“地獄の軍団”にガンくれて、彼らはラーメンショップじぇんとる麺をめざす。そこのマスター茂岡は、湘爆の初代親衛隊長である。金欠で一杯のラーメンをとりあう湘爆のメンバーたち。その頃、横浜をおさえた荒くれ集団“横浜御伽”は湘南進出をもくらみ、他グループの席巻を開始した。まずは湘南を爆走中遭遇した地獄の軍団を叩きのめし、リーダーの権田を病院送りに。また、晃は恋人民子とデート中、民子にチョッカイを出した彼女の中学の先輩だという横浜御伽の神林と乱闘になる。一方、横浜へ銀色の刺繍糸を買いに出た江口と副部長津山の前にも御伽の面々が現われ、喧嘩を売って来た。とうとう御伽から挑戦状が叩きつけられた。それを受けた晃はひとりで決着をつけると長者ヶ崎へ向かう。御伽のリーダー城崎の妹・奈美は前々から江口に憧れていて決闘をやめさせようと波打際高校を訪れた。長老ヶ崎へと単車を走らせる湘爆たち。それを病院の窓から見つけた権田も抜け出し、地獄の軍団も向かった。闘いの結果、江口と城崎のきもだめしで結着をつけることになり、江口の勇気に城崎は負けた。
あわせて読みたい記事:【竹内力】湘南爆走族に登場する愛車のカワサキZ400FXの仕様
映画「湘南爆走族」でライバルチームの族「横浜御伽(おとぎ)」のリーダー、「城崎挺士」役で出演している「竹内力」さんの妹役として出演しているのが、「城崎奈美」役の「加藤麻里」さん。横浜を潰して、湘南を潰すため「湘南爆走族」に喧嘩を売って、ラストは「江口洋介」さんが演じる「江口洋助」とタイマンレースでバトルする兄「城崎挺士」を見守り助けるために「湘南爆走族」に頼ります。愛車は「ホンダ・VF400F」の赤/白ボディカラー。カスタム内容はフルノーマル。
あわせて読みたい記事:【特攻の拓のバイク】内海雄太の愛車ホンダVFR400R夜叉神仕様
1982年にデビューした「ホンダ・VF400F」。型式名は、「NC13」となっていますが開発コンセプトは1979年のロードレース世界選手権用に開発された競技専用車「ホンダ・NR500」をモチーフとして開発して「ストリームライン」というフロントからリアまでの流麗なシルエットがポイント。
全長x全幅x全高は2,060x750x1,160(mm)、ホイールベースは1,415mm、キャスター角26.5°・トレール91mm・シート高780mmに設定され、フレームはダブルクレドール型を採用して、このボディシルエットを再現。エンジンは、NC13E型の水冷4ストローク4バルブDOHC90°V型4気筒エンジンを搭載する。エンジンの特徴は内径x行程が55.0×42.0(mm)のショートストローク設計。フルトランジスタ点火装置を採用し、圧縮比は11.0に設定。排気量399ccから最高出力53ps/11,500rpm・最大トルク3.5kgf・m/9,500rpmのスペックをマーク。変速機は6速トランスミッションというポテンシャル。また制動力のポイントとしてブレーキは、前後ともインボードタイプのデュアルピストンキャリパー式ベンチレーテッドディスクブレーキでブレーキローター素材は鋳鉄を使用。これは一般的にオートバイに採用されるステンレス製よりも摩擦係数が大きいので軽いタッチで良好な制動力が得られるメリットから採用。しかし、その反面錆びやすいというデメリットがあるためインボード化しホイールをブーメラン型コムスターホイールとしています。1984年にはフルカウルバージョンの「ホンダ・VF400Fインテグラ」を追加。
そしてポテンシャルは非常に素晴らしく、1984年及び1985年には鈴鹿4時間耐久レースにてプライベートチームが2年連続優勝をはじめ市販車ベースのレースで数々の優勝を記録するなど基本性能の高さを証明しました。さらにNC13E型エンジンは後継のVFR400シリーズに型式名はそのままで改良を実施しキャリーオーバーされた。