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2020年12月7日からオンライン上で開催されたRMサザビーズオークションにおいて9月に開催されたトスカーナGPにおいてスクーデリアフェラーリがF1グランプリレースに参戦1000回目を記念した特別カラーの「SF1000」に「セバスチャン・ベッテル」と「シャルル・ルクレール」のサインが入ったレプリカが出品されていました。
*スクーデリアフェラーリはRMサザビーズオークションにおいてF1参戦1000回目を記念した特別カラーのヘルメットやレーシングスーツなど合計16点が出品していました。
そして、出品されていた16点の中でも展示用のショーカーとして世界に2台だけしか作られていない「SF1000」が注目のオークションでしたが、予想価格の1800万円~2500万円から大きく上回り1億3000万円で落札されました。
2020年は、F1GPシーズン中において上位軍団に居たフェラーリもずるずると順位を下げいつの間にかマクラーレン以下の成績で今年のF1グランプリを終えましたが、来年は新ドライバーの元再び上位に帰ってきてほしいものです。
オークションで落札された「SF1000」ですが、1950年のモナコGPに参加した125 Sと同じ色のバーガンディレッドカラーで残り1台はフェラーリ博物館にあります。
またオークションに出品された「SF1000」には、「セバスチャン・ベッテル」と「チャールズ・レクレール」のサインが入っており、特別なショーカー(レプリカ)となっています。このF1マシンはエンジン、ギアボックス、ブレーキ、電子システムなど一切入っていないので走らないオブジェですが、1億3000万円で落札されました。
そしてフェラーリを去る「セバスチャン・ベッテル」が「シャルル・ルクレール」と最後にヘルメット交換。
そして、「セバスチャン・ベッテル」はヘルメットにメッセージとして「Toシャルル、あなたは私がF1で15年間出会った中で最も才能のあるドライバーです。無駄にしないでください。しかし、あなたがあなたを幸せにし、笑顔にすることをするようにしてください。すべてに感謝します!」と書いてあります。
今後、世界でガソリン車の生産、販売が禁止されてEV化が自動車業界で急速に進んでいくことでしょう。これは、環境面のことが関係していると言われるものの、経済的な問題や政治的な要素も多く関わっていると言われている分野です。
そうしたことを考えると、フォーミュラ1(F1)の存在意義にも疑問が挟まれてくることになり、内燃機関のエンジンを搭載しハイブリッドマシンが開発されることは意味がないものとなります。結果、F1GPは存在しなくなることでしょう。そうなると、ガソリンエンジンを搭載したマシンは生産されることがなくなり、希少性が高くなります。
そうしたことから、将来への投資という観念から今回の展示用のショーカーとして世界に2台だけしか作られていない「SF1000」がオークションで予想価格の1800万円~2500万円から大きく上回り1億3000万円で落札されたことは不思議ではないのかもしれません。もしかすると、将来的に10倍近くの価値へと価格が高騰することも予想できます。